いいモノ調査隊
カウンタックがフェラーリが!

スーパーカー世代必見! “大人向けトミカ”であの熱狂的ブームを振り返る

時は1970年代後半、男子がこぞって夢中になったブームがありました。そう、スーパーカーブームです。高出力、高性能、高価格で日本車にはない魅力的なデザインの外国車が爆発的なブームとなりました。今回はそんなスーパーカーブームをトミカで振り返る企画でございます。あの頃、瓶コーラの王冠の裏側に描かれたスーパーカーイラストを集めていた皆さまやスーパーカー消しゴムを集めていた皆さまも、当時を振り返って古きよき昭和50年代を懐かしみましょう。

当時のスーパーカーブームを彩った車を集めてみました

当時のスーパーカーブームを彩った車を集めてみました

覚えていますか? 熱狂的なスーパーカーブームを!

平成の終わる今でこそ、やれヤラセだステマだとブームを疑う傾向が多いですが、昭和50年代に起こったブームは間違いなく、爆発的に全国へと広がったムーブメントだったと記憶しています。スーパーカーブームはまさにその象徴といえるもので、コミック「サーキットの狼」をはじめ、テレビ番組の「対決!スーパーカークイズ」などをきっかけに、日本車では見たことのなかった先進的なデザインの外国車に皆、夢中になっておりました。

もちろん高価格のスーパーカーを所有して楽しむなんてのは夢のまた夢で、スーパーカーの描かれたイラストカードや、写真カードなどを集めたり、スーパーカー消しゴムを集めて、机の上でボールペンレースをしたりして楽しむなんてのが子供たちの間で流行した遊びでしたよね。

さてそんな1970年代のスーパーカーですが、現在、最新の技術で作られたトミカでコレクションすることができるのですよ。しかもトミカの中でもハイディテールモデルという位置づけの「トミカプレミアム」という大人向けシリーズで集めることができます。通常トミカの450円(税抜)より少し高めの800円(税抜)というお値段ですが、この価格ならではのこだわりもあるのでじっくり見ていくことにしましょう。

元祖スーパーカー!
ランボルギーニ カウンタック


我々の世代ですと、やはりスーパーカーの筆頭といえばこの「ランボルギーニ カウンタック」を挙げないわけにはいきません。高出力のV12エンジンに大胆なデザインとドアが跳ね上がるシザードア、格納式のリトラクタブル・ヘッドライトなど、スーパーカーたる要素を盛り込んだ名車です。当時の子供たちはこの姿に熱狂し、実車を見たことのある子供は英雄扱いされていました。まさにキングオブスーパーカーです。

トミカプレミアムでは、通常版としてブルーのLP500Sがラインアップされています。当時はリアウィングがないとLP400、あるとLP500Sなんて見分け方していませんでしたか?

通常販売版はブルーのLP500S

通常販売版はブルーのLP500S


1/61スケールのカウンタック。バックライトの特徴的なデザインも、車高の低さも忠実に再現されています。筆者はカウンタックといえば黄色というイメージがあるのですが、皆さまはいかがでしょう?

BBの正式名称は今でもそらでいえませんか?
フェラーリ 512BB


あれから40年がたとうというのに、いまだにBBの正式名称はベルリネッタ・ボクサーといえるくらい好きな車でした。名門フェラーリが1976年に発売したフラグシップ車で、当時の子供たちの中ではカウンタックと人気を二分する存在でしたね。1984年にテスタロッサにフラグシップ車を譲るまで生産されていました。

トミカプレミアムは1/61のスケールでありながら、リトラクタブル・ヘッドライトのギミックを搭載、さらにリアカウルの展開もできるなど、トミカでフェラーリを発売するぞという力の入れようがうかがえます。

フェラーリといえばもちろん赤

フェラーリといえばもちろん赤


車体底面のスイッチでライトが展開。カウルは後方に開きます。カウンタックよりも車高が高く、ボリュームのある車をよく再現していますね。コミック「サーキットの狼」では極悪コンビとして登場した思い出が……。

世界に1台!? 幻の名車が今あなたの手元に!
ランボルギーニ イオタSVR

ランボルギーニにはミウラという名車もあるのですが、希少価値という点で、このイオタを推すファンも多いと思います。1969年にミウラを改良して製造された「J」という車があるのですが、そのレプリカとして数台作られた幻の名車が「イオタ」です。当時我々の世代では世界に4台しかない! なんていわれていたのですが、皆さまの地域ではどんなだったでしょう? そんなイオタの中で、最もベースの「J」に近いとされている1台が「イオタ SVR」です(そのほかのイオタは「SVJ」と呼ばれています)。

トミカプレミアムはそんな「イオタ SVR」を1/61で再現。赤いボディとカウル展開のギミックを搭載しています。

ランボルギーニ2台目は幻の名車イオタ

ランボルギーニ2台目は幻の名車イオタ


リアカウルを大きく展開可能。カウンタックとは異なる流線型のデザインも再現。

ポルシェといえば加速!
ポルシェ911 カレラ RS 2.7

ドイツ生まれのスーパーカーといえばポルシェ。スーパーカーブーム時代のポルシェといえば、このカレラを挙げる人も多いでしょう。通称73(ナナサン)カレラといえば思い出す人も多いはず。トミカプレミアムでは白いボディのカレラを再現。滑らかな曲線が美しいフロントライト周りも1/61スケールで再現しています。

かつてのポルシェを代表する車ですね

かつてのポルシェを代表する車ですね


このヘッドライトが当時のポルシェの象徴でした。トミカプレミアムではヘッドライト周りのウインカーライトなどもていねいに再現されています。

ラリーカーと聞いて真っ先に思い出すのはストラトス
ランチア ストラトス HF ラリー

スーパーカーブームに異色とも思えるのですが、このラリーカーもまた人気の車種でしたよね。特徴的なヘッドライトとグリーンとレッドのカラーリング。ほかのスーパーカーに比べると小ぶりなスタイリング。なにしろストラトスという名前だけでもう格好イイ。トミカプレミアムではこのHFのラリー仕様を1/58で立体化。ヘッドライト周りやイエローのホイールなども細かく再現しています。

このカラーリングがまた人気なんですよね

このカラーリングがまた人気なんですよね


フロントもかなり特徴的ですが、リアもほかにはない独特のスタイルの車です。

国産だって負けられない
トヨタ2000GT


そうです、国産にもスーパーカーはあったのです。厳密には当時のスーパーカーの基準には満たないのですが、トヨタが誇る国産スポーツカーはそのスタイリッシュなデザインでスーパーカーブーム世代のキッズにも大人気でした。トミカプレミアムはホワイトボディの2000GTを1/59で再現。ドア開閉のギミックも搭載し、独特のデザインを手に取って楽しめます。

国産スポーツカーもまたスーパーカーブームに輝きました

国産スポーツカーもまたスーパーカーブームに輝きました


ドア開閉のギミックあり。ドアもまた独特のデザインですよね。国産のリトラクタブル・ヘッドライトも珍しいです。

ドリームトミカ代表としてこの車は外せない!
ロータスヨーロッパ スペシャル

唯一、この車だけトミカプレミアムではなく、ドリームトミカというブランドからの紹介となります。だって外せないでしょう。この車を! 「サーキットの狼」の主人公の愛車、ロータスヨーロッパですよ! しかも「サーキットの狼仕様」ということで、コミックさながらのデザインが施された特別仕様になっています。イギリスが誇る名門ロータスの車種の中でも、異彩を放つリアのデザインはロータスヨーロッパならでは。ドリームトミカもきっちりと再現していますよ。

ドリームトミカより参戦、ロータスヨーロッパです

ドリームトミカより参戦、ロータスヨーロッパです


ホワイトボディに赤いストライプと原作コミックに忠実なデザイン。コミックでの活躍でファンも多かった車ですよね。

トミカプレミアムに1/43スケールが登場
第1弾にランボルギーニ カウンタックLP500S

さて、最後にご紹介するのは再び「カウンタック」です。また? と思わずにぜひご覧ください。今回ご紹介してきたトミカプレミアムに、1/43スケールのひと回り大きなグレード「トミカプレミアムRS」が登場しました。その第1弾がランボルギーニ カウンタックLP500Sなのです。1/43と大きくなった分、お値段も3500円(税抜)と上がりましたが、リトラクタブル・ヘッドライトのギミックやドア開閉、リアのエンジンフード展開など大人の鑑賞にも堪えうるギミックが盛りだくさん。最初にご紹介したトミカプレミアムの同車種とも比べてみましょう。

1/43スケールになったトミカプレミアムRSシリーズ第1弾です

1/43スケールになったトミカプレミアムRSシリーズ第1弾です

トミカプレミアム版と比べるとこのくらいのサイズ差があります

トミカプレミアム版と比べるとこのくらいのサイズ差があります

カウンタックLP500Sのレッド仕様。トミカプレミアム版よりさらにハイディテールになりました

カウンタックLP500Sのレッド仕様。トミカプレミアム版よりさらにハイディテールになりました

ボディ底面のスイッチでリトラクタブル・ヘッドライトのギミックを再現

ボディ底面のスイッチでリトラクタブル・ヘッドライトのギミックを再現

リアライトやタイヤ周りもトミカプレミアムに比べてより実車に近い仕上がり

リアライトやタイヤ周りもトミカプレミアムに比べてより実車に近い仕上がり


シザードア開閉ギミックとエンジンフードの開閉ギミックがあります

シザードア開閉ギミックとエンジンフードの開閉ギミックがあります

まさに大人のトミカコレクションとして楽しめるシリーズ

まさに大人のトミカコレクションとして楽しめるシリーズ

トミカプレミアムRSシリーズの今後のラインアップは未定ですが、よりディテールを楽しみたい方にはたまらないシリーズになること間違いなしです。

懐かしのスーパーカーをあなたの手に

いかがでしたか。トミカプレミアムで当時のスーパーカーブームを振り返ってきましたが、やはり思い出補正もあるのか、今のスーパーカーよりも当時のスーパーカーに愛着を感じてしまう自分がいます。

当時の思い出補正とともにトミカでスーパーカーブームを懐かしみましょう

当時の思い出補正とともにトミカでスーパーカーブームを懐かしみましょう

トミカプレミアムでは現在30車種が発売されているのですが、その中でもこれだけの1970年代のスーパーカーがラインアップされているということは、開発側もユーザー側も期待している人が多いということではないでしょうか。これからも当時のスーパーカーを販売してくれるとうれしいですね。個人的にはランボルギーニ ミウラ、デ・トマソ・パンテーラなんて発売してほしい!

マッシー

マッシー

「月刊PCエンジン」誌で編集ライターデビュー。「64DREAM」誌デスクを経て前職はXbox 広報のゲーム漬け人生。猫とガンプラとaqoursが存在理由のホビー担当。

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