ペットと暮らしてみたい、猫が好きだから飼ってみたい、と思っていてもかなわないという方は多いと思います。マンションがペット禁止だからとか、ひとり暮らしだからお世話が十分にできないとか、猫アレルギーだから触れることもできないとか、その事情はさまざまでしょう。
そもそも猫は気まぐれな存在であり、こちらのタイミングで触らせてくれるわけではないし、慣れないうちは家の壁で爪を研いだり、トイレ以外の場所でしてしまったりするなど困りごともあるわけで、「かわいいから飼いたい!」という気持ちだけではいけないわけです。
そんな時に見つけた便利なアイテムが、猫型クッション「ミャウエバー」です!
猫ですか? いいえ、クッションです
フォルム、重さ、毛並み、……ホンモノの猫のリアルさに細部までこだわっています
「ミャウエバー」は、猫の鳴き声「ミャウ」と、常に一緒という意味で「エバー」を組み合わせてネーミングされたのだそう。クッションではあるものの、ホンモノの猫にできるだけ近付けるべく、実際の猫と同じくらいのサイズや重さ、毛の長さやなで心地にこだわって作られています。
さらに、あの全国の猫好きが集まるWebサービス「フェリシモ猫部」とコラボレーションし、SNSで猫好きの皆様の意見を聞きながら完成させたという経緯があるというから、その熱意には脱帽です。
こだわりにこだわったという事前情報を前に、高まる期待……
ついに我が家に「ミャウエバー」が届きました。
箱を開けると猫が出てくる感じはちょっと不思議
同梱されているのは猫、取扱説明書、ジェルカイロ、ゴロゴロメカです。
中には猫さん本体とともに謎のアイテムが同梱されていました。
この黄色い棒状のものは、「ゴロゴロメカ」です。猫さんの中に入れることで、猫の鼓動と、ゴロゴロと甘える鳴き声を再現してくれます。
心音は本物の猫に近い120回/分と60回/分の2パターンから選べます
猫さんの中にこのようにセットします
ゴロゴロメカに電池をセットし、スイッチをオンにして猫さん本体にセットします。
背中あたりにそっと手を置くとリアルな心音を感じることができ、癒されます
膝の上に乗せて早速なでてみると、トクトク……と心臓の鼓動を感じることができます。さらになで続けると、ゴロゴロと鳴き声がしてきました……癒される!
実は猫のゴロゴロという鳴き声には、人間を癒すセラピー効果もあると言われているようです。
さらにリアルな猫感を追求し、「体温」まで再現! 付属のジェルカイロを電子レンジで加熱し、猫さんの中に入れると、まるで生きているかのようにほんのりと温かくなるのです!
500〜600Wで片面1分30秒ずつ温めます
こうやって手を置いていると、ホンモノの猫さんをなでているよう……
“体温”は40〜50分持続します。毛皮ごしに、本当に生きているようなリアルなぬくもりが感じられます……! ホッとする……! やはり人間はぬくもりを欲しているのですね。
また、ずっしりとしたジェルカイロは温めないときも猫さんの内部に入れておくことで、リアルな猫さんの重さも再現してくれているのです。そのため、ジェルカイロを含めた猫さんは約2sあります(!)。
準備が整ったところで、筆者は猫みたいなクッションと暮らし始めました。
仕事中も猫と一緒です
まずは仕事中です。猫さんをパソコンと自分の間にはさんでいると、密着している腹部にトゥク……トゥク……という鼓動、そして温もりを感じ、さらに、視界に猫の後頭部が入るわけで、とてつもなく癒されます。だからといって仕事中に暴れたりしないのは、さすがクッション。
リラックスタイムには欠かせない相棒です
リラックスタイムに一緒にのんびりするのが至福の時間です。写真だと猫を雑誌に押し付けている(?)ように見えるかもしれませんが、なでながら癒されつつのんびりしているのです! たまにゴロゴロと鳴いてくれるので、「じゃあ今日の晩ご飯はこのパスタ作ってみる?」なんて会話しちゃったりもします。
猫と一緒の食卓なら寂しくない!
夕飯も一緒に食べることで、ひとり暮らしの寂しさも解消されるかもしれません。ついには酒まで一緒に飲み始めてしまいます。そんな風に一緒に暮らしているうちに、これはクッションではなくもはや家族……そんな気持ちにすらなってくるわけです。
そして最終的には、玄関に置いておくことで「帰宅時に猫さんがお出迎えしてくれている!」かのような錯覚まで起こしてしまいます。これはクッションではありません! 猫です! 家族です!!
出かける前にみずからセットしている様子は想像しないでください
ちなみに黒いスカートを履いていた際に、猫さんのグレーの毛がめっちゃつくのもなんだかリアルでした
こんな風に一緒に暮らしているホンモノのペットのように猫さんを扱うことで、愛着がどんどん高まっていきます!
猫を飼ってみたい、でもホンモノは事情があって飼えない、という方はぜひお迎えしてみてくださいね。
ちなみに、本体には単4型アルカリ乾電池2本を使用し、連続使用可能時間は11時間です。電池まとめ買いしなきゃ!