レビュー
イラストや写真も、立体物も、なんでもなぞって紙に描ける!

新感描(しんかんかく!)スケッチ マジカルイラストレーターを使ってみました

バンダイは、立体物や平面を簡単にお絵かき(模写)できる、日本初のお絵かきおもちゃ「新感描スケッチ マジカルイラストレーター」(価格は5,724円、税込み)を2015年11月28日より発売しました。イラストを映し絵で描くおもちゃは以前からありますが、「新感描スケッチ マジカルイラストレーター」は、なんと平面だけじゃなく、立体物など、目に見えるものはなんでも映し絵にすることができるというおもちゃ。人物やぬいぐるみなどの立体物から、町並みなどの風景も、映し絵として紙になぞって描くことができるそうです。対象年齢は6歳以上で、主に6歳〜10歳の女の子をターゲットにしていますが、絵をうまく書きたい大人にも楽しめそうですよね。筆者でも、マジカルイラストレーターを使えば “カリスマイラストレーター” になれる……?! どんな仕組みになっているのかも、気になります! 実際にお借りして、いろいろと描いてみました。

パッケージはこんな感じです。「紙にうつる!」ってどんな感じなのでしょうか

パッケージはこんな感じです。「紙にうつる!」ってどんな感じなのでしょうか

接眼メガネをのぞいて、見えたものをなぞるだけで模写ができる

マジカルイラストレーターは、本体の接眼メガネをのぞくと、描きたい対象物やお手本の絵と、手元の白い紙が同時に重なって見えるようになっています。接眼メガネをのぞきながら、対象物やお手本の絵の輪郭線をなぞれば、手元の紙に簡単に映し絵が完成します。

本体に付属するお手本のイラストをセットし、接眼メガネからのぞいて見える絵をなぞります。まっすぐハムスターのお手本の絵だけを見ているようですが……

接眼メガネをのぞくとこんなふうに、ハムスターたちのお手本と、自分の手と鉛筆が重なって見えています……! ちょっと不思議な感じ

見えるイラストをなぞって、完成! お手本とぴったり同じに描けました! なんだか絵がうまくなったような気がする!!

絵や写真などの「平面」だけじゃなく、立体物もなぞれる!

平面のほかにも、立体物でも映し絵ができます。ためしに、パンダのぬいぐるみをモデルにして絵を描いてみます

メガネからは、こんな風に見えています。パンダの輪郭をなぞってみます

メガネからは、こんな風に見えています。パンダの輪郭をなぞってみます

描けた絵はこんなかんじ。すごい! 立体感! 上の写真とほぼ同じ!

描けた絵はこんなかんじ。すごい! 立体感! 上の写真とほぼ同じ!

もうちょっと複雑な造形のものも描いてみます。お花屋さんで買ったブーケ

もうちょっと複雑な造形のものも描いてみます。お花屋さんで買ったブーケ

接眼メガネからはこのように見えています。ピンクやみどりはわかりやすそうだけど、みどりの重なる部分や、白い花びらと背景との境界線がむずかしそう

こんな感じに描けました。輪郭がなぞれたので、全体の形などは、本物に近いのではないでしょうか。細かい花びらの感じや、色や影の着け方などの細かいところは、他のテクニックが必要なようで、うまく描けませんでした。(ところで、なぜ人は花の絵を描くとき、そばに縦書きの日本語を書いてしまうのか?)

どんな仕組みで見えているのかな?

本体は下に紙をセットし、アームの向こう側にお手本となるイラストや写真、対象物を配置します。接眼メガネをのぞくと、灰色の半透明の反射板があり、接眼メガネがくっついている黄色い板は裏面が鏡になっています。先ほどのように、お絵かきをするときには、対象物を向こうに配置し、接眼メガネを覗き込み、灰色の半透明の反射板ごしに対象物を目視します。

接眼メガネをのぞき込んで見ると、お手本や対象物が紙の上に重なっているように見えて、不思議な感じがします。でも、接眼メガネからの視線はまっすぐ前で、紙のほう(下)は見ていなかったはず。どうやって2つを同時に見ているのか、考えてみましたところ、

1. 接眼メガネから灰色の反射板を通して対象物を見ている
2. 接眼メガネから灰色の反射板や、鏡の反射板に反射した紙を見ている

上のふたつの視覚が同時に目に入ることによって、「対象物が紙にうつる」ように見えているのではないかなと予想しました。紙の上にお手本が重なっているというよりも、どちらかと言えば、「お手本に手元の紙が重なっている」ような感覚かもしれないですね。

パーツをすべてひとまとめにして、持ち運べる!

製品は組み立て式ですが、部品はすべて本体に収納ができ、コンパクトにまとめることができます。パーツも多くないのですぐに組み立てることができ、外に持ち運んで楽しむこともできそうです。

付属のパーツはこのような感じ

付属のパーツはこのような感じ

説明書の絵のとおりにしまうと、すべてをコンパクトにまとめられます

説明書の絵のとおりにしまうと、すべてをコンパクトにまとめられます

ハンドルがついていて、持ち運びできるようになっています

ハンドルがついていて、持ち運びできるようになっています

組み立てに時間はかかりません。部品が大きいので、組み立てやすいです

組み立てに時間はかかりません。部品が大きいので、組み立てやすいです

お手本シートは、ハムスターと子猫の2種類が付属してあります

お手本シートは、ハムスターと子猫の2種類が付属してあります

まとめ

いままでにも、映し絵が楽しめるおもちゃは発売されていて、むかしから漫画家を目指す女の子たちの憧れのアイテムだったと思います。お気に入りの漫画の絵を一方に置いて、反対側の紙に反射板を通してなぞるというものでした。そのころから比べると、おもちゃの形も大幅に変わりましたし、立体物を描けるというのは画期的なアイデアのように感じます。(これを世界でいちばんに思いついた人は、どんなときに、「立体物をなぞりたい!」って考えて開発したのかな?!)
使ってみると、ぬいぐるみやお花などの動かない立体物はかんたんになぞれますが、人間の顔など、静止していることが難しいものや細かい造形をしているものは、筆者には描くのが難しかったです。立体物のほかにも、テレビの画面や風景など、というか、目で見えるものならなんでも映し絵にして書くことができます。好きなアニメや番組を一時停止させて、それをなぞってみるという使い方も楽しめそうです。
対象物を縮小・拡大して紙になぞれたらもっといいかも! というご意見が編集部からありました。対象物へ通るほうの半透明な反射板が、縮小拡大できたら実現できるかな? 好きな大きさに調整して描けるようになると、表現が増えそうですね。

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堤 智代(編集部)

堤 智代(編集部)

ホビーやおもちゃを中心にレビュー記事を担当しています。ラジコンやプラモデル、フィギュアを取り上げることが多いですが、それら以外でも楽しそうな製品を紹介していきたいと思います!

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