趣味でも仕事でも、ずっとビデオゲームばっかり遊んでいますけれども、電源を使わないアナログな遊びも好きなんですよ。ゴムやバネを使ったアナログなギミックも大好きで…当然NHK「ピタゴラスイッチ」のエンディングで毎回流れていた仕掛けも大好きでした。毎回、ゴールで「ピタゴラスイッチ」と書かれた旗が立ち上がったり、くるくる回ったりするのがいいんですよねぇ。というわけで、そのゴールを再現したアイテムがありますのでご紹介しますよ。
玉が赤いボックスの中に入ると、ギミックが作動して「ピタゴラスイッチ」の旗が立つ、というシンプルな作り。で、さらにうれしいのが、旗が立つとあの「♪ピタ、ゴラ、スイッチ〜」という歌が流れるんですよ!
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赤いボックスの裏面です |
写真のように、ボックスの裏面は透明になっていて、内蔵されているギミックの解説も書かれています。旗が持ち上がる仕掛けはいたって簡単。上の穴に入った玉が底面のスイッチを押し、旗を止めているストッパーが外れて、バネの力で旗が勢いよく持ち上がります。また、その旗が写真左上のスイッチを押すことで、音声が再生されるんです。音声を流すために必要な電池は単4電池2本。中に入れるにはプラスドライバーが必要です。
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上の穴に付属の玉が入ると… |
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ボックス側面から、ぴょこっと旗が立ちます。結構勢いは強め |
というわけで、簡単なからくりを作って撮影した動画も用意したので、実際に動くところも確認してくださいませ。ボックスについている小さなレールが、何気に重宝しました。
これを撮影するのにも、結構な時間がかかってしまいました。道はたった1本ですけど、玉の勢いが強すぎてレールからこぼれてしまうことが何度もあって…。高さの調節をしたり、レールとレールの角度を調整したり…。番組のような大がかりな仕組みを作るのは、やっぱりすごく大変なんだなぁ…と改めて実感した次第です。
本体付属の説明書には、お家にある日用品で簡単にできる仕組みの一例も紹介されているので、まずはそれから試してみるのがいいかと思います。それから発想を広げていくのもいいんじゃないですかね。「ピタゴラ装置DVDブック」のような本も出ていますので、これを再現するとか、アレンジしてみるとか、いろいろチャレンジしても楽しいかと思います。
ちなみに、このピタゴラゴール1号の大きさは、縦100mm × 横120mmほど。付属の玉は直径15mmほどです。コンパクトではあるんですけど、いざ仕掛けを組んでみると結構なスペースが必要になります。そのあたりも計画的に考えつつ、脳を刺激するピタゴラ装置作りに挑戦してみませんか?