ラーメンは日本が世界に誇る食文化。ラーメン専門店を食べ歩いている人も多いはずです。ラーメン好きが高じると、お店で食べたり、市販品を買って家でつくったりするだけでは物足りなくなるもの。そんな人にオススメしたいグッズを見つけました。それが、メガハウスの「〜おうちでラーメン屋〜極麺(きわめん)づくり」です。これは、家で本格的なラーメンの麺がつくれるというもの。元々は、主に子供を対象としたクッキングトイとのことですが、子供のオモチャどころか、大人も十分に楽しめます。
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セット内容は、本体、麺カッター(太麺、細麺)、トレイ |
作り方については説明書がついているので、そのとおりにすれば大丈夫。麺の材料や分量についても細かく書いてあります。材料は薄力粉、強力粉、卵、塩だけ。レシピつきなので、強力粉さえスーパーで買えば、すぐに作り始めることができます。
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各材料を計量し、混ぜ合わせます |
@全卵2個に水を足して190gにし、そこへ塩を8g足してよく混ぜ、卵液を作成します
A別のボウルに強力粉を300g
B薄力粉を100gくわえ、強力粉とあわせて計400gにします
Cそこへ卵液をくわえて、ポロポロになるまで箸で混ぜます
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ひとかたまりにして、ビニール袋へいれます。20分ほど寝かせ、生地を8等分にします |
ビニール袋の上から包丁で切ると簡単。この8等分にした1切れが1回に製麺できる量になります。麺の生地ができたら、いよいよ本品を使って製麺します。基本的なステップは3つ。
@生地を伸ばす
麺カッターは外して、ローラーで生地を伸ばします。麺棒を使って自力で生地を伸ばそうとすると、均等に伸ばすのが難しいですが、これならハンドルをクルクル回すだけ。生地の厚さは3段階に調整できます。
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A麺カッターを選ぶ
麺カッターをセットします。
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麺カッターは太麺用と細麺用があり、選ぶことができます。生地の厚さ3種類 × 麺の太さ2種類 = 6種類の麺がつくれるというわけです。
B切る
麺カッターをセットします。生地を伸ばす時と同じように、ハンドルをクルクル回すだけ。元々子供用に開発されたものですから、子供でもできる簡単な作業です。
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今回は極太麺をチョイスしてみました |
これで麺は完成。
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400gの粉からできた麺。結構ボリュームがあります |
あとは熱湯で3〜5分茹でればよし。自分だけのこだわりの麺がつくれます。最初はレシピどおりに材料を配合して、慣れてきたら、自分好みのオリジナル麺がつくれます。ラーメン専門店でも、麺にこだわるお店は製麺会社から麺を購入するのではなく、自分で麺を打った自家製麺を使っているお店が少なくありません。
スープについては、オリジナルスープレシピがついていますが、うれしいことに初回限定特典として「東池袋大勝軒 二代目 飯野敏彦氏 作成」の限定スープレシピがついています。「東池袋大勝軒」とは池袋にある半世紀以上に渡って行列の絶えない繁盛店。創業者の山岸一雄氏はつけ麺の元祖として知られています。現在、飯野敏彦氏が二代目として継承している有名店です(実店舗のスープの味とは異なります)。特典レシピは初回生産特典なので、初回生産分がなくなり次第、特典レシピは終了とか。それ以外のスープの作り方も入っていますし、市販のラーメンスープの素を使えば、もっと簡単にスープがつくれます。
今回は通常レシピに掲載されていた手羽と豚バラで取ったスープを作成してみました。
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手羽がこれくらいこんがりとなったら、水を入れます。沸騰したら、豚バラを投入 |
アクをすくいながら、2時間煮込めば超絶コクのあるスープが完成! そう、本格濃厚スープを作るには時間が必要。なので、実は麺を作り始める前にスープを仕込んでいました!
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完成! もっちもちの極太麺にコクのあるスープが旨い! |
ぜひ、麺づくりに挑戦してみてください。