皆さん、グミはお好きですか? 私大好きなんですよね、グミ。新しい味とか見かけるとすぐ買っちゃいます。
そして皆さん、お魚はお好きですか? 私は大好きです。動物園より水族館派です。
さて、私のように「グミもお魚も好き」な方は、これに挑戦してみてはいかがでしょうか?
「さかなクンの深海魚研究所 ダイオウイカとなかまたち」
おもちゃメーカーの老舗「タカラトミーアーツ」さんが、豊富な魚類知識とギョギョッと個性的なキャラで有名な「さかなクン」とコラボして開発したグミ制作キットだそうです。できあがるグミはもちろん魚類型。ちなみに、今回私が買った「ダイオウイカとなかまたち」のほかに「メガマウスザメとなかまたち」も好評発売中とか。
開けてみました
「グミを作れるキット」ということで、よくあるクッキングトイ的なかわいらしさを期待していましたが…開けてみたらなんだかずいぶん物々しいですね。どちらかというとプラモデルの箱を開けたような気分です。
「ダイオウイカ」の型。23cm…こいつはデカいぞ…
型の時点ですでに漂う異様なリアルさ
ひとまわり小さい「ニュウドウカジカ」と「メンダコ」の型も、軽く5cm超えてます
むかしなつかし「おっとっと」のような、かわいらしい指先サイズのグミがたくさん作れるのかと思っていたら甘かったです。でかい。とにかくでかいぞ。一番大きなダイオウイカのグミはなんと全長23cmです。「全長23cmのグミ」…こいつはパワーワードですわ。
しかもすごいのは、なんとこれらのグミ、国立大学法人東京海洋大学名誉博士、そして客員准教授という肩書きを持つさかなクンの全面協力を得て「生物学的に完全に近い再現を行っている」そうなんです。そう、たとえばヒレの位置とか、吸盤の列数とかね。360度どこから見ても完璧なおさかな…でもグミ。というわけなんです。
キットにはさかなクン手書きの「深海魚ブック」が付属しています
グミを作りながらホンモノについても学べちゃう
すごいですね、細部に至るまで魚類への愛を感じます。
ではではさっそく。作ってみましょう、おさかなグミ。
キットに材料は付属していないので、「お好きなジュース」「ゼラチン」「砂糖」はご自分で用意しましょう。
できあがったグミが取り出しやすくなるよう、事前にトレーに油を塗ります
ダイオウイカさんのトレーには「コアパーツ」なるものをセット。こいつを包むようにグミができるわけです
台座を組み立てて下準備完成〜
一番大きなダイオウイカのグミトレーだけ、少し組み立てに手間がかかります。子供心がよみがえって楽しく組み立てられました〜。
できたら材料をお鍋に入れ、沸騰しない程度に温めます
できたグミ液は付属のポットに入れて…
グミ型にそっと流し込みましょう
全部同じ色で作るのも芸がないので、付属のブックを見つつなるべく似た色のジュースを探してみました。
左からブドウ味、グレープフルーツ味、オレンジ味となっております
ここまでできたら冷蔵庫へイン。約60分で完成だそうです。
型を開けたら、付属の「ハコフグナイフ」で余分なところをそいでいきます
できあがり
できました。なんかすごい光景です。皿からはみ出す巨大魚たち。なんかもう、リアルすぎて生臭さとか漂ってきそうな雰囲気ですが、あたりを包むのはジュースの甘い香りです。脳みそが混乱してきます。
世界最大の無脊椎動物ダイオウイカさん。本物は10mを超える個体もいるとか
ヒレが耳みたいに見える、萌え系な見た目のメンダコさん。タコさんウインナーをほうふつとさせる
ナマズかな? ニュウドウカジカさんです。2800mくらいの深みにいらっしゃるらしいので、たぶん実物には一生会えません
実食
食べてみました。普通においしいです。だって普通のグミですから。でも作る前のお勉強と、レクリエーション感満載の作業工程のおかげで、満足感はひとしおでした。あと食べごたえがすごい。
勉強させていただきありがとうございました、タカラトミーアーツさん、そしてさかなクン。ん? さかなクンさん? まあいいか。
というわけでこの「さかなクンの深海魚研究所」。楽しくおいしく、そして本当に勉強になるので、お子様へのプレゼントにもピッタリではないでしょうか〜(ただし対象年齢は15歳以上だそうです)。
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