いまや子供だけでなく、大人もハマるのがガシャポンです。スーパーに並んでいたらついやってしまったり、最近ではJR駅構内にガシャポンを数十台集めた物産展的なガシャポンイベントも行われていたり、人気を博しています。水族館などでは海洋堂のリアルな水棲生物のフィギュアのガシャポンはお土産の定番ですもんね。
古くはキンケシやスーパーカー消しゴム、最近ではコップのフチ子なんかがヒットしており、幅広い年齢層に受け、しかも長い間愛されているマシンです。
1/2サイズといってもかなり大物です。箱も結構な大きさとなっています
で、中身もいいんですが、ガシャポン自体が家にあったら最高に楽しそう…って思った子供時代を思い出してください。もしあのマシンが家にあったら楽しいと思いませんか?
そこでバンダイ公式ガシャポンマシンです。現在、多くのガシャポンマシンを供給しているバンダイから公式の1/2サイズのガシャポンマシンがリリースされています。見た目もそっくりというか同じなので、本物感が高く、いい感じです。
開封してみました。本体と蓋、土台、カプセルが入っています
組み立ててみました。本物そのものです
商品の台紙が入っています。この台紙サイズに紙を切って使えば、中身に合わせた台紙を作ることができます
価格表示も入れ替え可能です。1円、5円、10円、50円の札があります
本体には100円の表示があるので、全部で5種類の価格設定ができます。ただ、価格は設定するだけで違うコインでも回せたりします
このガシャポンマシン、ただのミニチュアではなく、ちゃんとガシャポンマシンとして使えます。しかも、実際のガシャポンマシンで使われているカプセル(50mm径)がそのまま使えてしまいます。付属品として6つのカプセルがついていますが、ケースには10個以上入りそうなので、実際のガシャポンを購入したあと、カプセルを捨てずに持ち帰れば、ストックを増やすことができます。
もちろん、ガシャポンを回すときには、硬貨が必要で、ちゃんとお金を入れないと回すことができません。まあ、コインセレクターがついていないので、1円から100円までのコインであればなんでも使えてしまうのですが。
でも、お金を入れて回す感覚はまさに本物そのものです。実際にガシャポンマシンのプライズを入れて遊ぶのもいいんですが、ほかにもいろいろ使えそうです。
本体上部の蓋を外して、カプセルを入れます
こんな感じでカプセルがたまります。付属のカプセルを全部入れていますが、まだ余裕があります
台紙を入れます。中身に合わせて台紙を作り分ければ、より本物っぽくなります
お金をコイン挿入口に入れます。コイン返却ボタンはシールで書いてあるとおりダミーです
お金を入れたあと、レバーを回すとカプセルが出てきます
カプセルは左下から出てきます
一連の流れを動画にしてみました
たとえば、パーティーでのビンゴ大会などで、カプセルの中に獲得商品のメモを入れることで、どれが当たるかわからないようにするとか、なにか罰ゲーム的なことを書いてゲームに負けた人が回さないといけないとか、アイデア次第でいろいろ楽しめます。とりあえず、パーティーグッズとしては受けがいいのは間違いありません。また2台3台と購入し、並べることも可能です。横に並列に並べることはもちろん、縦に積み上げることもできます。つなげたあとにハズレないようにジョイントもついているので安心です。
2台つなげるためのジョイント
ただし、入れたコインは誰でも簡単に取り出せてしまうので、無人販売機として使うのはやめといたほうがよさそうでした。
背面にはコインボックスがあり、ここにコインがたまります
コインボックスも本体の蓋も鍵がかかっているわけではないので、すぐに開けられてしまいます。普通に無人販売機として使うには無理がありそうです
ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランス・ライターに。現在は、デジタル機器を中心にWebや雑誌、Mookなどで活躍中。近著に『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)。