仕事でも勉強でも家事でも、日常生活は何かと“期限”に追われるもの。かくいう筆者もまさにこの原稿の締め切りに追われているわけですが、まだ余裕があると思っているといつの間にか直前になっていること、ありませんか? そんな期限を管理してくれるアイテムを見つけました。
キングジムのクリップタイマー「リミッツ」です
タイマーといえば普通は、何分、何秒単位でカウントするものですよね。キッチンタイマーでラーメンのゆで時間を計ったり、制限時間を設けて問題を解いたり。しかしこの「リミッツ」は、時間や分だけでなくもっと長いスパンの、“日単位”でのカウントができるようになっています。
横幅約5cm、高さ約3.5cmのコンパクトなタイマーです
背面にはマグネット付きのクリップがあり、ここを外すと電池を交換できます
使い方はいたってシンプル。背面の設定ボタンで、カウントダウンしたい日数or時間or分を設定します。設定できる単位は、それぞれ1日単位(Dモード)、24時間単位(Hモード)、60分単位(Mモード)で、「あと6日と23時間と50分」のような細かい設定はできません。設定可能な最大時間は、Dモードで99日、Hモードで99時間、Mモードで99分です。
画面に表示されるのは、カウントダウンを意味する下向きの矢印と、残り時間、現在のモードを表す英字の3種類のみとシンプル
設定時間になるとブザー音が鳴る仕組みで、残り1分から秒単位のカウントダウンが表示されます。ブザー音は約1分ほど鳴り続けました。
背面のマグネット部にはクリップが付いており、「○○まであと〜日」と書いたメモを挟めば自分だけのカウントダウンタイマーが作れます。マグネットで金属部分に貼り付けられるので、目に入りやすい位置に「リミッツ」を置けますね。
ここにメモを挟むことができます
では実際の使用シーンをご紹介しましょう。使い方は人それぞれだと思いますが、「リミッツ」を見るたびに期限を意識して、自分を追い込むことができますよ。
マグネットを活用して貼り付けています。クリップは回転するので、メモは上部と下部のどちらにでも配置できます
このカウントダウンも緊張感が増すのではないでしょうか? 冷蔵庫に貼っておけば間食が減るかもしれません
自分にはこれが一番効きますね。やる気を鼓舞できます
先ほどまではカウントダウンでしたが、「リミッツ」ではカウントアップもできるようになっています。スタート時からの経過時間を表示してくれるもので、最初は秒単位で表示され、1分を越えると分単位、1時間を越えると時間単位、24時間を越えると日単位で表示されるようになります(最大99日)。
カウントアップ時は上向きの矢印が表示され、経過時間をカウントしていきます。
「最後に水やりをしてから〜時間たった」と、お花のそばにリミッツを置いて管理するなど、使い方を探すのもおもしろいですね
製品は屋内専用と書かれており、屋外での使用は想定されていないようですが、ベランダや出窓などに置いて使ってみても特に問題は起きませんでした。ただ防水ではないのと、明るい日差しの下では液晶が見づらいため、屋内で使うのがいいと思います。
明るい時間は問題ありませんが、バックライトがないため、部屋の中でも画面が見づらいことがありました
本体は軽くて小さいので持ち運びもラクラク。オフィスで書類の締め切りを忘れないように使ったり、机に置いてテストの日までのカウントダウンをしたりと、あらゆる期限を管理するのに使えると思います。ありそうでなかった“日単位”でのタイマーで、自分を追い込みましょう!
賞味期限もうっかりしがちなので、袋物に直接クリップで挟んで管理するのもアリですね
趣味も仕事もゲーム漬けだった人生から脱却を図り模索中。ホビーや生活雑貨記事などを書かせていただきます。