牛乳やジュースの紙パック。開ける時に失敗して紙がボロボロになってしまったことはありませんか? そんな失敗を防いでくれる便利なグッズを見つけました。 市販の牛乳・ジュースの紙パックに注ぎ口を装着できるグッズです。装着方法は、先の尖った側にあるカバーを外して紙パックの真ん中に根元まで差し込んだ後、内側にあるパッキンが密着して回転しなくなるまで回すだけ。最後に、キャップを注ぎやすい向きに動かせば、キャップ付きの注ぎ口を付けることができます。
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屋根を押し開くタイプのジュースのパックに装着 |
実を言うと、現在、牛乳に使える容器は法律で紙パック、ガラス瓶、ペットボトル、缶の4種類に決められています。牛乳パックにキャップ付きの商品がないのは、現状、牛乳の容器に使える素材としてプラスチックが含まれていないため、この商品のような注ぎ口が採用されていないそうです。豆乳ではこの手のタイプの注ぎ口が付いているものが多いのに、牛乳にはないのはそうした事情があるようです。
我が家では、常温で長期保存ができる“ロングライフ牛乳”を常備しているのですが、この紙パックの注ぎ口に長年苦戦していました。というのも、通常の屋根型の紙パックのように押し開くのではなく、“ブリック型”と呼ばれる紙パックを採用しているためです。開け口、注ぎ口が上端をハサミで切るだけの仕組みなので、開封後、冷蔵庫の開け閉めの際にどうしても中身がこぼれてしまい、なんとかならないものかと勘案しておりました。
そこでこの問題を解決すべく、早速こちらのグッズをロングライフ牛乳の紙パックにセット。ロングライフパック用の紙パックは、内側にアルミ箔が貼られていますが、問題なく刺さり、しっかり閉めれば、注ぐ際にもすき間から液垂れすることはありません。もちろん、キャップでしっかり栓がされているので、液垂れの問題も解消しました。
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ブリック式の牛乳パック(右)にも装着。注ぎやすさを考えると、サイドに取り付けるほうがベターです |
ブリック型の紙パックはもちろん、屋根型紙パックにもこれを取り付けるで使い勝手がグッとアップ。小さな子供やお年寄りにもジュースや牛乳が注ぎやすくなり、こぼしてしまう心配が少なくなって安心です。