いいモノ調査隊

天然木を削って、世界で1つのオリジナルカトラリーを作ろう。

いいモノ調査隊の読者の中にも、天然素材を生活の中に積極的に取り入れている方は多いかと思います。筆者もなるべくなら天然由来の成分のものを購入するようにと気にかけております。で、最近、こんなものを買ってみました。「KINO つくる おやこさじ」。

 KINO つくる おやこさじ

シンプルおしゃれなパッケージで届きました

「KINO つくる おやこさじ」は、天然木を小刀やカッターなどを使って加工し、自分だけのカトラリー(食器類)を作れるキットです。木材にはスギとヒノキの2種類があり、筆者は、加工しやすいスギを選んでみました。ちなみにヒノキは削るのに力が必要ですが、仕上がりは滑らかとのことでした。

中には未加工の木材、紙やすり、ミツロウ、布、説明書などが入っております

中には未加工の木材、紙やすり、ミツロウ、布、説明書などが入っております

どのように仕上げるか形のイメージができたら、小刀やカッターで大まかな形を削りだし、続いて細かく削りながら形を整えていきます。紙やすりで磨き、布でミツロウ(ミツバチの巣の基となるロウを精製したもので、ワックスやロウソクなどの原料)をしっとりするくらいまで塗って乾燥させれば終了です。特に決まった完成形がある訳ではないので、自由な形や大きさに削っていきましょう。

まずはおおまかに削ってみました

まずはおおまかに削ってみました

紙やすりで磨いて形を整えていけばほぼ完成

紙やすりで磨いて形を整えていけばほぼ完成

ミツロウを塗って乾燥させれば作業は終了です

ミツロウを塗って乾燥させれば作業は終了です

自分で作ったさじを使ってコーヒーを飲んでいると、なんだかほっこりとした気分にひたれます。今回ご紹介した「おやこさじ」のほかにも、「はし」や「バターナイフ」もあるので、次回はこちらにもチャレンジしてみます。

なお、加工しやすいスギでも、削るのにそれなりの力が必要です。また、刃物を使うので、特にお子さんと一緒に作業をする場合はご注意ください。

わたる
Writer
わたる
主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。
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