スマートフォンやテレビゲームなどがない筆者の子ども時代。遊び道具といえばアナログなものばかりでした。男の子に人気があったのは、「べったん(めんこ)」や「紙飛行機」、「竹とんぼ」など。なかでも竹とんぼは自分で作れるため、これがカッターやナイフなど、刃物の使い方を覚えるきっかけになったように思います。そんな懐かしさもあって、イマ風のかっこいい「竹とんぼ」を購入してみました。
筆者が購入したのは、「ビューン(Byuun)」という、デザイナーが「竹とんぼ」をリスペクトして作ったユニークな代物。すぐれたデザイン性と機能性、それにたっぷりの遊び心がつまったものを生み出すアッシュコンセプト社の製品です。正確には「竹とんぼ」ではなく、鉛筆にプロペラをつけて飛ばす「ペンシルコプター」ですが、遊び方は「竹とんぼ」とまったく同じです。
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軸用の鉛筆が1本とプロペラがセットになっています |
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軸にプロペラをセットして回転させるだけ |
実際に遊んでみると、軸となる鉛筆との重量バランスがよいこともあり、飛行は非常に安定しておりました。ただし、昔の「竹とんぼ」のように真上に何メートルも勢いよく飛び上がるという訳ではない模様。プロペラを2本にすると浮力がアップするとのことなので、さっそくもう1つ注文しておきました。軸に鉛筆以外の軽いものを使って試しても楽しそうです。
久々に童心にもどって楽しめましたが、普段使わない筋肉を使ったためか筋肉痛というおまけも…。歳をとったなあ〜、としみじみ感じた筆者でした。