紙の書類を綴じる定番の文具といえば、ゼムクリップやホチキス、ガチャックなどが思いつきます。いずれもいまでは定番の“綴じる”ための文具ですね。実は先日、従来になかった新しい“綴じる”を提案する「プチとじ」という文具がリヒトラブから発売されていたことを知りました。新しい文具が大好きな筆者、さっそく購入し、使い勝手を調査してみました。
最近は穴を開けずに留められたり、針を使わなかったりといった綴じ具が流行していましたが、そういったタイプだと時々書類がハラリと抜け落ちることがあります。「プチとじ」は、“穴を開けてもいいから書類をしっかりと綴じたい”という方をターゲットにした商品。仕組みは、オリジナルのハンドルで書類に丸い穴(直径4mm)を開けて、樹脂製の専用クリップで書類を固定します。しっかりと固定されるので、書類がばらけたりクリップが外れたりしないのが特長。それではさっそく使ってみましょう。
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クリップで綴じたい位置まで書類を差し込み、ハンドルを握って穴を開けます |
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穴の部分にクリップの凸部を下から差し込みます |
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クリップを折り曲げてまずは軽く仮止め |
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仮止めしたクリップを、本体先端にあるクリップ装着部にセットしハンドルを握れば終了 |
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書類がしっかりと綴じられました |
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クリップを外す時は本体のうしろ側にあるリムーバーを使います |
コピー用紙で20枚程度は綴じられるので、実用上は十分です。また、専用クリップは、5種類のカラーリングが用意されているので、書類の内容や担当部署ごとに色を使い分けることもできますよ。新しい形の“綴じる”、みなさんも試してみてはいかがでしょう。
主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。