肌寒くなり、お鍋が恋しい季節になってきました。寒くなってくると、無性に鍋料理が食べたくなります。鍋、特にみぞれ鍋をする時に用意するものって何でしょうか? 白菜、にんじん、ネギなどの食材から、ポン酢に……、なんといっても欠かせないのが「大根おろし」です。
大根おろしを作る時、最初はいいのですが、大根が小さくなってくるとすりおろしづらくなってきますよね。最後まですりおろそうと頑張って、指までおろしそうになり、思わずヒヤッとした経験はありませんか? 筆者は自分の指もおろしたことがあります。幸い、こすっただけで大きなケガにはならなかったのですが(汗)。
そんな恐怖からおさらばできるユニークな商品を発見しました。それがプリンス工業の「安全ホルダー 鎧(よろい)」です。名前は防御力高めですが、見た目はなんとも攻撃力の高そうな商品です。コレをどう使って指を守るのでしょうか。実際に試してみました。
まずトングと同じ要領で、鎧を手に持ち、装着します。
パッケージでは縦向きに持っていますが、筆者は横向きのほうがしっくりきました。その際、指をカバーするように、でこぼこした平面を下にします。
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こんな感じ |
そして、おろしたい食材を掴みます。このとき、掴む面についている突起物がスパイクの機能をはたして、食材をしっかり掴むことができます。
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こうすることで、心置きなく食材をおろすことができます |
手で掴む部分には、滑り止めもついているので、しっかり握ることができます。これさえあれば、ぬるぬると滑りやすい山芋も簡単におろせますし、小さくて持ちづらい生姜やかぶも安心。にんじんのスライスだって簡単です。大きいものから小さいものまで、しかも、小さくなって怖くておろせなくなることもないですから、食材もむだにしません。
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これがあれば安心。本当に最後の最後まですりおろせます |
また、鎧を縦向きにして先の方でつかめば、小さな食材もしっかり固定して、最後までおろすことができます。
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本体はプラスチック製なので、もちろん簡単に洗えますし、軽いのでお手入れも簡単です。筆者もこれがあれば指をおろさずに済んだのですが……。早く出会いたかったものです(笑)。今年の冬は、指をしっかり守って安全に、おいしくお鍋料理を食べることができそうです。