みなさんは、肉派ですか? 魚派ですか? 筆者はどちらも大好きですが、お肉なら赤身で柔らかいヒレ肉が好みです。でも、ヒレ肉ってちょっとお高いですよね。低所得な筆者はあんまりひんぱんに買えるモノではありません。でも、あまり食べられないからこそ無性に食べたくなるのが人間のサガというもの…。
高いヒレステーキは買えないので、安いお肉を代用してどうにかおいしく食べるしかありません。でも、安いお肉は必然的に歯ごたえが…。なんとか、安いお肉を柔らかくして食べられないかと、ググってみたら…ありました! 硬いお肉を柔らかくしてくれる道具が!
いかにもお肉が柔らかくなりそうなネーミングですね。ネットの書き込みには、「安いオージービーフが驚くほど柔らかくなる」とか、「とんかつ用のロース肉がジューシーになった」など評価の高いレビューがたくさんありました。本当に柔らかくなるのか、使い方と一緒に検証してみます。
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ケガ防止のためのストッパーを外します |
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まな板の上に置いた素材に底を押し当てます |
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中に仕込んである“刃”がお肉の筋肉や筋を絶ちます |
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全体的に同じ動作を繰り返すだけ |
シンプルな使い方なので、ズボラな筆者でもアタフタすることなく作業ができました。あとはいつもどおり焼くだけです。
実際にミートソフターを当ててないものと食べ比べてみると、その差は歴然でした! ミートソフターを当ててないほうを食べると、やはり硬いです…。おいしいのですが、飲み込むまでに時間が…。でもミートソフターを当てたほうは、筋を切ったことで柔らかく、味もしっかりしています。同じ時間で焼いたのですが、火のとおりもミートソフターを当てたもののほうがよかったです。当てていないものは少し赤身が残りました。
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焼き具合に違いが出ました |
また、ミートソフターは牛肉、豚肉、鶏肉はもちろん、細切れやうす切れ肉にも使えるそうです。牛丼などのお肉は、煮詰めて筋が縮んでしまうので、少し高めのお肉でないと噛み切れませんが、コチラを使えば柔らかく味の染みこみもよくなります。国産じゃない安いお肉でもおいしくできました。
気になる衛生面ですが、安全ピンを外せば分解できるので、洗い方さえ気を付ければ清潔に保てます。食器洗い機などのご家庭なら、そのまま入れてしまえばOK。
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この安全ピンをスライドさせれば… |
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このように分解することが可能です |
ひと手間くわえるだけでお肉の食感・味が格段に変わるので、最近お肉を使う度に使用しています。皆さんも一度試してみてはいかがでしょう?