インスタントラーメン、お好きですか? 私は大好きです。恥ずかしながら、貧乏だった学生時代は、3食全部インスタントラーメンということもありましたとも。でもインスタントラーメンって、なかなか微妙な立ち位置にあると思うのです。お店で食べるラーメンほど「本格的」ではないけれど、カップラーメンほど「お手軽」でもない。学生時代の私は、いかに「お手軽」に「本格的」なインスタントラーメンを食べるかを真剣に考えてきました。今にして思えば、そんなことを考えているヒマがあったら勉強しろという話なんでございますけれども。そんな私が、学生時代を思い出して思わずふらふらと購入してしまったのがコチラです。
この商品、「電気だけでラーメンが作れる」そうです。その正体は電熱でお湯を湧かす「電気ポット」の応用のような感じですね。コンセントをぶすっと差し、スイッチを入れることで使えます。使い方には「麺を茹でる」以外の用途は書いてありませんが、それだけではもったいない。今日はコチラを使って、学生時代に培った技を駆使しつつ、できるだけ「お手軽」かつ「本格っぽい」インスタントラーメンを作ってみたいと思います。
![]() |
さて調理開始だ |
◆材料
インスタントラーメン:1袋
タマゴ:1個
チャーシュー:適量
メンマ:適量
ネギ:適量
おひとりヌードルメーカー
![]() |
さっそく茹でます |
まず、「おひとりヌードルメーカー」に半分くらい水を入れてスイッチオン。お湯が沸騰したらタマゴをインします。6分ほど茹でたら氷水に移して3分置きましょう。これでトロットロの半熟になります。
![]() |
こっちは切るだけ |
湯煎している間にネギはサクッと用意。本当は、なるとも使いたかったのですが、近所のスーパーには見当たりませんでした。最近はラーメン屋さんでも見かけることが減りましたね。なんででしょう?
![]() |
いよいよ麺のご登場 |
ゆで卵を氷水に投入したら、「おひとりヌードルメーカー」を軽くすすいで、分量ぶんの水を入れます。あとはインスタントラーメンの作り方に従って麺を茹で、味付けしましょう。
![]() |
盛りつけしたらできあがり! |
説明書には「最後に器にうつしましょう」とあったのですが、どうせならパッケージの様子を再現したい(洗い物が面倒くさい)ので、そのまま「おひとりヌードルメーカー」に盛りつけてみました。余熱のおかげで最後までアツアツで食べられそうです。
というわけで、調理時間は正味15分、洗い物はおひとりヌードルメーカー・包丁・まな板のみでした。「お手軽」と「本格的」の間の、ちょうどいいところを行けたのではないでしょうか〜。ちなみに時間に余裕があれば、ゆで卵はめんつゆをしみ込ませたキッチンペーパーにくるんでおくと、半日くらいでおいしい味付きタマゴになりますのでお試しあれ。
正直なところ、鍋で同じことをしてもあまり手間は変わらないのですが、火を使わないということでお子さんでも安心して調理ができるのかなと思います。また、冬はキッチンが寒いので、こたつで調理したいなんていう人にもいいかも? あとは、ガスを止められた、なんて人にも…。
あ、最後に。説明書には禁止事項として「茹でる以外の煮込む・炒める・揚げるなどの用途には使わないでください」と書いてあったので、そこはご注意くださいね。以上、調査隊員Kのズボラクッキング劇場でしたー。