日本人が大好きなお米。ふっくらおいしいご飯は、日本の食卓に欠かせないものです。「お肉が大好き」と豪語している筆者ですが、「ご飯がおいしく食べられるからお肉が好き」の間違いでした。訂正いたします。でもご飯ってついたくさん炊いちゃう時ってないですか? 筆者も、1人暮らしのくせにまとめて炊いて余らせてしまうことも…。余ったご飯は冷蔵庫や冷凍庫で保存し、後日レンジでチンすることでまた食べています。
でも、一度冷やしてしまったご飯って、チンしても炊きたての味には到底およびません。お米好きとして、なにかいいモノはないかと探してみたら…。ありましたよ! テレビなどでも話題になっていた商品が。
三重県で盛んな伊賀焼のおひつ。某テレビ番組に登場し、たちまち話題になったそう。なんでも、冷えたご飯をこのおひつに入れてチンするだけで、まるで炊きたてのようにふっくらおいしいご飯によみがえるのだとか。
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このおひつにどんな秘密があるのか… |
多孔質で吸水性が高い伊賀の土が余分なご飯の水分を吸い、レンジで加熱することで、適度な水分がご飯に戻るのだそう。その働きにより、炊きたてのご飯のようにふっくらと仕上がるんですね。確かに、保存容器やラップで包んだご飯をチンすると、ベチャベチャになっていたりします。あれは、逃げ場をなくした水分のせいだったんだ。これはいい! いつものように、炊きすぎたご飯をこのおひつで保存してみることにしました。
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次の日、レンジでチンしてみると… |
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ふっくら! 見た目ではわかりにくいかもしれませんが、食べてみると違いが歴然! |
なるほど! 保存容器やラップでチンするのとはワケが違いました。ふっくら艶やかで、まさに炊きたてのよう。ベチャベチャせずに、味も落ちていません。サイズも1.5合用と小ぶりなので、冷蔵庫に直接入れられて丁度いいサイズです。家族用には少し小さいかもしれませんが、1人暮らしや2人暮らしの家庭だと問題なく使える大きさ。もちろん、家族で使える大きいサイズもありますよ。
このあと、冷凍してラップに包んでおいたご飯をこのおひつに移して温め直してみましたが、コレもしっかりふっくらに仕上がりました。いつも多めに炊いちゃう方や、つい炊きすぎた時にピッタリの伊賀焼のおひつで、おいしいご飯生活を堪能しましょう!