小学生のころ、「自分の持ち物にはちゃんと名前を書きなさい」とよく言われていました。教科書や文房具はもちろん、バッグや下着などの衣服にも名前を書いていたように思います。筆者が子供のころは、直接マジックで持ち物に名前を書いていましたが、今では名前シールという便利なものがあるようですね。これなら、簡単にペタペタといろんな物に貼りつけられて便利なのですが、下着やハンカチ、クッションなどの布類にはアイロンで貼りつけるものが一般的とのこと。しかし、今回ご紹介する名前シールは、アイロンでの加熱が不要なうえに布にも使えるというスグレモノですぞ。
今回ご紹介するのは、ビバリーの「ノンアイロンプリント」。文字どおりアイロンいらずで、コインなどで上からこするだけで、布にもしっかりくっつくとのこと。さっそく試してみましょう。
![]() |
まずは、シートから切り取ります |
![]() |
裏面のはくり紙を剥がします |
![]() |
貼りつけたい場所に配置します |
![]() |
シールがずれないように注意して、コインでまんべんなくこすります |
![]() |
保護フィルムをゆっくり剥がせば終了 |
![]() |
あとは油性ペンで名前を書くだけ |
![]() |
生地と一緒にシールも伸びるので、伸ばしても剥がれません。もちろん洗濯も大丈夫 |
ここからは思い出話になりますが、筆者宅は男ばかりの3人兄弟でした。そのため、シャツやパンツなどを洗濯した時に、誰の洗濯物かがわかるように母親がそれぞれにマジックで名前を書くんですね。筆者は名前が「わたる」なので、筆者のパンツやシャツには大きな文字で「わ」と書かれていました。で、小学校の体育の授業ではみんなで一斉に教室で着替えますよね。その時にシャツやパンツに書かれている「わ」がクラスのみんなに見つかってからというもの、筆者のあだ名は「わたるのわパン」に変わりました。そのことを母親に話すと、新しいシャツとパンツには「わ」と書くのをやめて、黒い糸を縫いつけて目印とするようになり、「わたるのわパン」と呼ばれることはなくなりました。
かれこれ40年以上前のことですが、今回の記事を書いていてふとそんな昔のことを思い出した筆者でした。