懸命なる読者の皆さまには関係のないことですが、データが飛んだのでこの原稿を書くのは2回目です。なぜこんな致命的なミスを犯してしまったのか自分でもよくわからないのですが、暑さにかまけて腸が乱れるのもいとわず、コンビニアイスを制覇していたのが一因のように思えます。そこで今回取り出したるは、アイスが手軽に自作できるZOKU (ゾク)の「アイスポップモールド」。ジュースを注いで凍らせるだけという、落ちこぼれの代名詞のような自分にもやさしく簡単なアイテムになっています。
デザインも8種類あり、ふくろう、カエル、猫などバリエーション豊かなのですが、自分の干支にあわせてバニーを注文しました。ほらかわいい。パッケージからしてもう100点です。
外箱と説明書はすべて英語なので、単語や数字で推測するほかありませんが、ようはお好みのジュースをふちの部分まで注ぎ、キャラクターの下半身を模した棒を刺し、8時間冷凍庫で固めるだけのようです。…そう、8時間。この原稿はどうせ2、3分で読み終わるのに。
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イラストだけなのですが「ここまで液体をそそいで8時間凍らせろ」というようなことが書いてあることはなんとなくわかります |
そして8時間が経過した午前4時。うっすら明るい朝焼けが部屋を照らす中、ゴム製のパーツから思い切り引き抜くと、こんなにかわいいアイスが完成していました。
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ゴム製のパーツからぐいっと引き抜くと |
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ピンクグレープフルーツ色のうさぎが登場! |
ああかわいい。長い間待ったかいがあったというものです。
肝心のお味ですが、いかんせんジュースをそのまま凍らせただけですので、お察しのとおり素材そのままの味がします。また、硬さや歯ざわりもなかなかの強度ですので、パーティーなどで大勢とわいわいやりながら溶けるのを待って食べたほうがいいかもしれないと、かわいいうさぎの首をガリガリかみ砕きながら思いふけりました。