もうすぐ今年も終わりますね。年末の風物詩のひとつといえば「年越しそば」。広辞苑によれば、年越しそばとは、大晦日や節分のときに食べるおそばのことだそうですが、いまでは大晦日に食べるそばだけのことをいうのが一般的ですね。「ざるそば」でも「かけそば」でもどちらでもよいそうで、筆者宅ではさっぱりと「ざるそば」をいただくのが通例です。
だしはお店などで売られているものを使いますが、薬味についてはネギとわさび、そして、筆者的になくてはならないのがうずらの卵。しかし、うずらの卵をキレイに割って中身を取り出すには結構な手間がかかります。そこで、今年の年末は家族揃って気持ちよくざるそばが食べられるようにと、こんなものを購入してみました。
これは「うずら卵割り器」といって、うずらの卵をきれいにカットするための専用グッズだとか。世の中、いろいろな商品があるものですね。各社から類似の商品が販売されているようですが、筆者が購入したのは株式会社北正の「プッチ」という商品。株式会社北正は刃物で有名な岐阜県関市にあり、「プッチ」のパッケージには地域ブランドである「関の刃物」のロゴマーク付きということで、切れ味に期待できそう。それでは実際に使ってみましょう。
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こちらが「プッチ」。はさみの先が変形したようになっていますね。カラーリングは筆者が購入したオレンジ以外にもイエローとグリーンがあります |
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うずらの卵は、先の太いほうをカットします |
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太いほうにはさみのリングをかぶせます |
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こんな感じで一気にカットします。あとはカットしたカラをはずして中身をとりだすだけ |
まるでフタが外れるかのように、きれいにカラが割れました。旅館やお店ででてくるような姿になりましたね!
カットしている場面をムービーでご覧ください
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今回は、豪勢にエビの天ぷらも用意しました。さらにおいなりさんもセットでいただきます♪ |
うずらの卵はざるそばだけでなく、納豆や山芋の短冊をいただくときにも使いますよね。これからは、卵のカラがぼろぼろになったり、つまようじで多数の穴をあけてカラを割ったりということはありません。また、「プッチ」はステンレス製なので、さびる心配もなく使ったあとのお手入れも簡単です。なおムービーでは、緊張して手元がゆるんだためかカラの一部が残ってしまいましたが、まあ誤差の範囲ということでご容赦ください。
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ステンレス製なので水洗いも問題なし |
最後に筆者からのお願いです。お店でそばを食べると、うずらの卵が付いているお店とないお店がありますが、筆者はうずらの卵を入れないとそばを食べた気がしません。まあ、それぞれに意見があると思いますが、ぜひうずらの卵は薬味とともにご提供いただき、さらに「プッチ」も合わせてご用意いただけると幸いです。