今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、モトローラの折りたたみ5Gスマートフォン「razr 40 ultra」や、シャープの5Gスマートフォン「AQUOS R8 pro」、パナソニックの4K有機ELテレビ「MZ2500」を紹介する。
2023年7月21日(金)発売→8月下旬以降の発売予定(2023年7月20日18時追記)
※発売日が延期になりました。正確な発売日は、8月中旬ごろに改めて発表されます(ニュースリリース)。
モトローラから、6.9型の折りたたみ5Gスマートフォン「razr 40 ultra」が登場する。
6.9型の有機ELディスプレイを搭載した、折りたたみ式の5Gスマートフォン。3.6型アウトディスプレイを搭載しており、閉じたままアプリの操作などが行えるのが特徴だ。
また、自由な角度で自立させることが可能で、動画の視聴や撮影など新しいスタイルで利用できる。
画面の仕様は、メインディスプレイが6.9型フルHD+(2640×1080ドット、リフレッシュレート165Hz、ピーク輝度400ニト)、アウトディスプレイが3.6型(1066×1056ドット、リフレッシュレート144Hz、ピーク輝度1100ニト)。
背面カメラは、1200万画素メインカメラと超広角1300万画素カメラで構成したデュアルカメラシステムを採用。前面カメラは3200万画素の高画質に加え、デュアルピクセルPDAFに対応し、明るく鮮明な写真撮影が行える。
主な仕様は、プロセッサーが「Snapdragon 8+ Gen 1」、メモリーが8GB、内蔵ストレージが256GB。OSは「Android 13」をプリインストール。無線通信は、Wi-Fi 6E準拠の無線LAN、Bluetooth 5.3に対応する。
バッテリー容量は3800mAh。急速充電「30W TurboPower」や、5Wのワイヤレス充電をサポートする。
このほか、USB Type-C端子を採用。SIMカードは、nanoSIMとeSIMのデュアルSIM。IP52相当の防水・防塵、指紋認証、顔認証に対応する。
本体サイズは、開いた状態が73.95(幅)×170.83(高さ)×6.99(奥行)mm、折りたたみ時が73.95(幅)×88.42(高さ)×15.1(奥行)mm。重量は約188g。ボディカラーはインフィニットブラック。
2023年7月20日(木)発売
シャープから、5Gスマートフォンのフラッグシップモデル「AQUOS R8 pro」が登場する。取り扱うキャリアは、NTTドコモ、ソフトバンク。
6.6型でWUXGA+(2730×1260ドット)解像度のPro IGZO OLED 有機ELを搭載したモデル。最大コントラスト2000万:1、ピーク輝度2000ニトに対応。また、HDR映像技術「Dolby Vision」および立体音響技術「Dolby Atmos」の両機能を装備する。
このほか主な仕様は、プロセッサーが「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform」、メモリーが12GB、内蔵ストレージが256GB。外部記録媒体は、microSDXCメモリーカード(最大1TB)に対応。OSは「Android 13」をプリインストールする。
アウトカメラは、有効約4720万画素メインカメラ(1型イメージセンサー、F1.9レンズ)+有効約190万画素測距用センサーで構成。撮影時の光の強さや色味を測定して補正する「14chスペクトルセンサー」を装備する。インカメラは有効約1260万画素だ。
バッテリー容量は5000mAh。IPX5/8相当の防水性能、IP6X相当の防塵性能を採用。セキュリティ機能は、顔認証、指紋認証(3D超音波指紋センサー「Qualcomm 3D Sonic Max」)に対応。おサイフケータイ、NFCの利用も可能だ。
本体サイズは77(幅)×161(高さ)×9.3(奥行)mm(突起部除く)、重量は約203g。ボディカラーはブラック。
2023年7月21日(金)発売
パナソニックから、4Kビエラのフラグシップモデルとして、4K有機ELを採用した「MZ2500」シリーズが登場。ラインアップとして、55V型/65V型モデルを用意する。
新世代有機ELパネル「マイクロレンズ有機ELパネル」を搭載した4Kビエラのフラグシップモデル。「マイクロレンズ有機ELパネル」は、非常に小さなレンズを細かく並べたマイクロレンズアレイを搭載しており、パネルの発光性能を最大限引き出す最適な形状に設計。従来の有機ELパネルに比べて、最大発光輝度約2倍の高輝度化と、高コントラスト化を実現している。
音質面では、ラインアレイスピーカー、イネーブルドスピーカー、ワイドスピーカー、ウーハーで構成した「360立体音響サウンドシステム+」を搭載。上下左右から音に包み込まれる迫力サウンドを再生できる。
チューナー数は、BS4K/CS4K×2、地上/BS/CS×3。別売りのUSB HDDへの録画にも対応しており、新4K衛星放を視聴しながら別の新4K衛星放送と従来放送を2番組同時に録画することも可能だ。
このほか、地震に強く、倒れにくい「転倒防止スタンド」や、スイーベル(首ふり)機能を採用する。