おもてなしでハナタカ!「ローストビーフ」や「コンフィ」も上手に作れる

最高温度70℃! ビタントニオ「ヨーグルトメーカー」は肉の低温調理もお得意

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今やヨーグルトメーカーは、甘酒や塩麹、フルーツビネガーなどの発酵食品作りにも活用するのが当たり前。なかには、ローストビーフなど肉の低温調理に使用している人もいるようです。ビタントニオ「VYG-11」は、最高設定温度が70℃で、肉の低温調理がしやすいヨーグルトメーカー。今回は「VYG-11」を使って、これまで作ったことがないようなごちそう肉料理に挑戦したいと思います!

ヨーグルトは、牛乳パックのまま作れます

「VYG-11」は、1L、または500mlの牛乳パックごと調理ができるヨーグルトメーカー。使用する容器を消毒する手間がなく、気軽かつ衛生的にヨーグルトを作ることができます。保温温度は25〜70℃の間を1℃刻みで、保温時間は0.5時間と1〜99時間を1時間刻みで細かく設定できるので、甘酒も塩麹もフルーツビネガーもお手のもの。また、保温時間は最長99時間(約4日間)と長いので、酵素シロップなどの超長時間の保温が必要な調理も可能です。

本体のサイズは約122(幅)×138(奥行) ×280(高さ)mm、重さは800gで、コードの長さは1.4m。容器(500ml)と柄の長いスプーン、牛乳パック用カバーが付属します

容器は小さめのMサイズの卵4個がぎりぎり収まるサイズ(温泉卵も作れます)。口が狭いので、材料の出し入れがややしづらいかも

操作パネルは、スタート/ストップボタンのほか、温度やタイマーを設定する▲/▼ボタンで操作。調理中はランプが点灯します

牛乳や豆乳など、パックにそのまま種菌となるヨーグルトを入れ、かき混ぜて「VYG-11」にセットするだけでヨーグルトが完成します。もちろん、容器に中身を移し替えてもOK。

今回は無調整豆乳を使って、豆乳ヨーグルトを作ります。口を開けて種菌となるヨーグルトを入れてよく混ぜます

40℃で7時間にセット

40℃で7時間にセット

7時間後、大豆の香り豊かな(慣れない人にとってはあまりおいしくないかも)無調整豆乳ヨーグルトができました!

最高温度が70℃だから、低温調理が上手にできる

「VYG-11」の最高設定温度は70℃ですが、他メーカーのヨーグルトメーカーでは、最高温度は高くても65℃のものがほとんど(他メーカーでは、タニカ電器「ヨーグルティアS」なども最高温度が70℃です)。メーカーによると、「VYG-11」の最高温度を70℃としたのは、肉の低温調理をおいしく仕上げるためとのこと。肉の低温調理は58〜68℃が適温だそうですが、冬場など外気温(室温)が低い場合、その影響を受けてセット温度に対して1〜2℃は下がることもあるため、その幅をみて70℃としているとのことです。せっかくなので、今回は筆者が1度も作ったことのないごちそう肉料理にチャレンジ!

レシピブックには、9つの肉料理のレシピが掲載されています

レシピブックには、9つの肉料理のレシピが掲載されています

初めてでも失敗しない「ローストビーフ」

一般的なローストビーフの作り方は、下味を付けた肉にフライパンで焼き色を付けたあと、トースターなどでさらに焼き、アルミホイルで包んで30分程度置く、というもの(ほかの方法もあります)。一見簡単そうではありますが、火加減や焼く時間の調整が初心者にはちょっと難しそう。でも、「VYG-11」を使えば、下ごしらえが済んだ肉をジッパー付きの袋に入れて保温するだけなので、初めてでも失敗なく作れそうです。付属のレシピブックに載っているレシピにならって作ってみましょう。

用意するのはかたまりの牛もも肉(レシピ通り300g)と、たまねぎ、にんにくなどタレの材料のみ

用意するのはかたまりの牛もも肉(レシピ通り300g)と、たまねぎ、にんにくなどタレの材料のみ

タレの材料をブレンダーにかけ、塩コショウで下味を付けた肉をつけてひと晩置きます

タレの材料をブレンダーにかけ、塩コショウで下味を付けた肉をつけてひと晩置きます

ひと晩寝かせた肉を「VYG-11」にセットします。レシピどおり300gの肉ですが、付属の容器には入りません……

ひと晩寝かせた肉を「VYG-11」にセットします。レシピどおり300gの肉ですが、付属の容器には入りません……

アイリスオーヤマのヨーグルトメーカー「IYM-012」の容器を使用したらピッタリでした。ちなみにガラス製の容器では代用不可なので、ほかのヨーグルトメーカーの付属パーツとして販売されている容器だと安心でしょう

肉の入った袋を熱湯に浸し、それを本体にセットして、62℃で3時間加熱するだけ

肉の入った袋を熱湯に浸し、それを本体にセットして、62℃で3時間加熱するだけ

3時間後、肉を取り出して切ってみます。ピンクが美しい……!

3時間後、肉を取り出して切ってみます。ピンクが美しい……! 大成功です

クレソンを添えて、付けダレを煮つめたソースをかけて立派なひと皿が完成。使用した肉は100g700円ほどのもの。最高級肉というわけではないですが、悪魔的うまさで300g一気にいけそうでした

実は家でも作れる! 「コンフィ」

せっかくなので、最高温度の70℃を使用して、鶏肉のコンフィを作ってみました。こちらはインターネットで調べたレシピです。コンフィとは、味付けした肉や魚介類を低温の油の中でじっくり加熱する料理。おしゃれなレストランでしか食べられない味だと思っていましたが、「VYG-11」があれば自宅で簡単に作れるようです。

塩と甘味料で味付けした鶏肉をオリーブオイルにつけ、ひと晩寝かせます。本当はコンフィ然とした骨付きのもも肉が欲しかったのですが、近所のスーパーでは見当たりませんでした

ローストビーフの時に言い忘れましたが、ジップ付き袋に入れた肉をそのままお湯に投入するだけではちょっと心配なので、上から薄いポリ袋をかぶせ、口の部分をお湯から出した状態にしておくと、最悪の事態は免れます。フタを閉めれば、ちゃんと肉全体がお湯につかります

温度を70℃、タイマーは3時間で保温します

温度を70℃、タイマーは3時間で保温します

3時間後、いったん冷ましてオイルから取り出した鶏肉はこんな状態。残念ながらコンフィはこれで完成ではありません。仕上げにフライパンでこんがり焼いたら完成です

「最終的に焼くなら、最初から焼けばいいのでは」と思っていたのですが、ひと口食べて反省。焼いただけの肉とコンフィはまったく違います。味が肉の中心までしっかりしみこんでいて、なにより肉の繊維がほろっほろでやわらかい。今回はもも肉を使いましたが、胸肉を使っても絶対においしいはず。加熱後、オイルにつけたままの状態で冷蔵庫に入れて1週間ほど保存できるので、多めに作っておいてもいいですね

まとめ  「VYG-11」なら、“夕飯”ではなく“ディナー”ができる

今回は「VYG-11」を使った肉の低温調理の仕上がりにフォーカスしましたが、ディナーのメインディッシュと呼びたくなるような難易度高めの肉料理も簡単においしく仕上がったのでよかったです。低温調理メニューは、焼いただけ、煮ただけの料理よりも“洒落たごちそう感”があるので、おもてなしにもピッタリですね。

少し残念に思ったのが、付属のレシピブックには、25〜65℃の温度を使用するレシピしかないため、「あれ? これ全部ほかのヨーグルトメーカーでもできちゃうんじゃない?」という気持ちが頭をかすめ、「66℃以上での保温が必要な調理でもドンと来い!」という優越感(?)を存分に味わえなかったこと。また、専用容器についても、もっと低温調理がしやすいものだとよかったです。付属の容器は口と容量が小さめのため、「VYG-11」を肉や魚の低温調理器として本格的に活用したい場合は、別の容器は必須。とはいえ、別の容器さえ用意できれば、設定温度の幅が広い分、用途が幅広いことは間違いありません。料理が好きな方であれば、「ほかにどんなおいしいものが作れるかな?」と、探究心をくすぐられる1台だと思います。

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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2017.9.22 更新
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