専用プレートでグリルやオーブン調理も手軽にできる!!

煮魚もハンバーグも失敗しない! 日立のIHクッキングヒーター「火加減マイスター」

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一見、どれも性能的には同じように見えるビルトインIHクッキングヒーターですが、実はメーカーによって加熱制御の方法や搭載されている機能に大きな差があります。今回紹介するのは、焼き魚やオーブン調理が簡単にでき、IH加熱の制御もおまかせできる便利な機能を装備した日立の3口IH「火加減マイスター」(2017年10月2日に発売)。説明会で見て、触って、試食して感じた「火加減マイスター」の魅力をお伝えします。

「火加減マイスター」には左右IHがオールメタルに対応した「L300T」シリーズ、右IHのみオールメタル対応の「L200T」シリーズ、鉄・ステンレス対応の「L100T」シリーズなど、12種類がラインアップ。今回使用したのは「L300T」シリーズとなりますが、以下で紹介する機能は「L300T/L200T/L100T」シリーズすべてに共通します

煮魚も作れるようになったオートメニュー

IHクッキングヒーターのグリル部にオーブン機能を搭載している製品はめずらしくありませんが、「火加減マイスター」は付属の「ラク旨グリル(波皿)」と「ラク旨オーブン(平皿)」を利用することで、食材を裏返すことなく両面こんがりと焼き上げたり、庫内への油飛びゼロでグリル調理やオーブン調理ができるのが特徴。加熱温度や時間を設定することなく調理できるオートメニューも用意されているので、オーブンレンジを使うような感覚で使用できます(手動で温度や時間を設定することもできます)。その「ラク旨グリル&ラク旨オーブン」調理が新モデルでは進化し、魚の煮物や冷凍食品の温めもできるようになりました。さらに、操作部の液晶画面を大きくして見やすくしたほか、操作をサポートする工夫も施されています。

オーブン(グリル部)に「ラク旨グリル」や「ラク旨オーブン」を入れて調理します。フタも付属しており、深さもあるので油飛びが防げ、庫内が汚れないのも魅力

庫内の上下に搭載されているシーズヒーターを、メニューにあわせて調整しながら加熱。シーズヒーターから発せられる直火(遠赤外線と近赤外線)で焼き上げるとともに、プレートの熱で裏面からも加熱します

左側の波皿が、焼き物や過熱水蒸気調理、ノンフライ調理、蒸し物調理をはじめとする調理ができる「ラク旨グリル」。いっぽう、右側の平皿「ラク旨オーブン」はパンを焼いたり、オーブン調理ができるほか、新搭載の魚の煮つけや冷凍食品の温めをする際に利用します

オーブンの操作部はフルドット液晶が採用され、見やすくなりました

オーブンの操作部はフルドット液晶が採用され、見やすくなりました

項目を順番に選んでいくだけなので、メニュー選択もカンタン! 使用する付属品の情報も表示されるので、クッキングガイドをいちいち見る手間がありません

操作部にある「調理のこつ」ボタンを押すと、食材の置き方や食材ごとの火力をチェックできます

操作部にある「調理のこつ」ボタンを押すと、食材の置き方や食材ごとの火力をチェックできます

なお、この操作部、初期表示を魚焼きモードに変更することもできます。オーブン(グリル部)を焼き魚メインで利用する人には便利

説明会では、この「ラク旨グリル」と「ラク旨オーブン」を使い、実際に作った料理がふるまわれました。そのいくつかを紹介しましょう。

ふるまわれたメニューの中で、料理の難易度を考えると一番すごいと思ったのは煮魚です。1匹丸々煮込む「姿煮」と切身を使った「煮つけ」の両方に対応し、どちらも煮汁と魚を入れて、該当するボタンを押して調理するだけ。メニューにより制御は異なるのですが、たとえば「さばのみそ煮」の場合、「ラク旨オーブン(平皿)」に入れた煮汁と魚を下ヒーターで加熱し、庫内温度の立ち上がり具合から食材の量を判定。その量をもとに、上下ヒーターを相互にオン/オフして煮汁があふれないように調整しながら調理するそうです。

全長約35cmの金目鯛も1匹丸ごと姿煮に! 姿煮の時は、アルミホイルで落としぶたをし、さらに付属のフタをして調理します。火加減や加熱時間を間違うと荷崩れしてしまいますが、「火加減マイスター」で作ったものはカタチをきちんと維持

切身の煮つけは、アルミホイルで落としぶたをして調理するだけでいいとのこと。身の中心部までしっかり煮汁が染み込んでいるのがわかります

姿煮と切身の煮つけを食べ比べてみましたが、同じ金目鯛なのに、搭載されているプログラムが違うためか、食感がまったく別物! 姿煮はふっくらとしており、上品な味わいで、切身はギュッと身がしまって味もしっかりついている印象です

新搭載の「冷凍食品温め」も上々の仕上がり。上ヒーターからの加熱と、下ヒーターで熱された「ラク旨オーブン(平皿)」からの熱で冷凍食品を焦がさず最適に温めて仕上げます。メニューによって、オーブンシートを敷いたり、「ラク旨オーブン(平皿)」にある凹みに少量の水を注ぐなど手順が若干異なりますが、液晶画面に表示されるので迷うことはなさそう。

冷凍のチャーハンは、オーブンシートを敷いた「ラク旨オーブン(平皿)」に入れるだけでOK

冷凍のチャーハンは、オーブンシートを敷いた「ラク旨オーブン(平皿)」に入れるだけでOK

でき上がったチャーハンは余分な水分が飛んで、パラッとしています。電子レンジで温めるより断然食感がいいですし、フライパンで炒めるよりも手間がないので、これはいい!

冷凍たこ焼きは「ラク旨オーブン(平皿)」の凹みに水を入れて調理する方法ですが、それほど手間ではありません。写真ではなかなか伝わりづらいのですが、表面がカリッとなり、焼きたてのように仕上がりました

そのほか、オーブン調理や過熱水蒸気調理のオートメニューも用意されているので、ローストビーフなどの特別なごちそう作りもバッチリ! また、80〜208℃まで13段階に設定できる手動調理を利用すれば、お菓子作りなども楽しめます。

説明会に来ていたメディア陣に大好評だったのが、鶏のグリル。皮のパリッとしたところが、特においしい!

説明会に来ていたメディア陣に大好評だったのが、鶏のグリル。皮のパリッとしたところが、特においしい!

120℃の低温で調理された鶏ハムは、しっとりと仕上がっていました

120℃の低温で調理された鶏ハムは、しっとりと仕上がっていました

パエリアは260℃の高温で調理したそうです。異なる食材が入っていますが、いずれも焦げておらず、ごはんにもしっかり旨みが染みていました

IH調理が苦手な人を助けてくれるサポート機能

独自のオーブン/グリル機能も魅力ですが、IHクッキングヒーターにおいてもっとも重要なのはトッププレートでの加熱です。「火加減マイスター」は最大3.2kWの大火力を備えるとともに、左右IHに火加減をおまかせできる「適温調理」が搭載されているのもポイント。適温調理とは、フライパンや鍋を設定した温度にキープしてくれるというもので、揚げ物や卵焼きなどの薄いものを焼く時にも役立ちます。その適温調理に、新モデルではサポート機能が追加。ハンバーグ、ギョウザ、鶏のソテー、魚のソテーと、メニューは限られますが、これらを焼く時には裏返すタイミングや焼き上がりのタイミングを音声でお知らせしてくれます。

火力は左右IHが100W相当〜3.2kW、中央IHが100W相当〜2.0kW。火力の強さで表示の色がグリーン(火力1)、イエロー(火力2〜5)、オレンジ(火力6〜8)、レッド(9〜12)と変わるのもわかりやすい! なお、白いトッププレートのラインアップがあるのは日立のみだそうです

火力調整の操作部に「とろ火」「弱火」「中火」「強火」と、ガスコンロをイメージできる表示がされているのも日立ならでは。初めてのIHクッキングヒーターとしても、最適です

「適温調理サポート」が受けられるのは、「サポート」ランプが点灯する4つのメニューのみ

「適温調理サポート」が受けられるのは、「サポート」ランプが点灯する4つのメニューのみ

たとえば、「適温調理サポート」でハンバーグを焼くと、予熱完了や次の操作案内、裏返すタイミングや焼き上がりのお知らせが音声で行われます(下の動画参照)。
※動画はデモモードなので短時間でサポートが切り替わるようになっていますが、実際は必要な調理時間に合わせて案内が行われます

実際に「適温調理サポート」で、ハンバーグを焼いてみました。なお、「適温調理サポート」を利用する場合は、付属のクッキングガイドに掲載されている分量で調理することが条件となります。

予熱が完了し、焼き始めたら、下の動画のように裏返しのお知らせがくるまで放置でOK

予熱が完了し、焼き始めたら、下の動画のように裏返しのお知らせがくるまで放置でOK

お知らせされたタイミングで裏返したら、おいしそうな焼き色がついていました!

お知らせされたタイミングで裏返したら、おいしそうな焼き色がついていました!

その後、フタをして蒸し焼きにし、再び「完成」のお知らせがくるまで放置

その後、フタをして蒸し焼きにし、再び「完成」のお知らせがくるまで放置

音声サポートに従っただけですが、大きくふくらんだハンバーグが完成。一度も裏面をチェックすることなく、作れてしまいました

ハンバーグをカットしてみると、火の通り具合もバッチリ! 音声でお知らせしてくれるので、ちょっと離れて別の作業をしていても問題ないのはありがたいですね

また、「適温調理」とは別に、麺茹で時の吹きこぼれを防ぐ「麺ゆでメニュー」が搭載されました。お湯を沸騰させるところまでは手動で行いますが、その後、「麺ゆでメニュー」を設定すると、火力を制御しながら茹で上げてくれます(下の動画参照)。

なお、「麺ゆでメニュー」はセンサーで検知しているのではなく、分量にあわせたプログラミングで制御しているので、クッキングガイドに記載されている分量を守らないと失敗する可能性もあるので注意しましょう。

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌の白物家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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2017.12.8 更新
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