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美しいデザインにも惹かれる「火加減マイスター」の新モデルを見てきた!

スマホとも連携! オート調理やサポート機能が充実した日立の新型IHクッキングヒーター


デザインを一新し、スマートフォンと連携した日立のビルトインIHクッキングヒーター「火加減マイスター HT-M350T/HT-M150T」シリーズが、2019年10月1日に発売されました。発売前に開催されたメディア向けセミナーで見てきた新モデルの特徴を紹介します。

【ポイント1】キッチンカウンターに映える美しいデザインに一新

日立は、2019年度モデルから調理家電のデザイン改革を進めており、今回発売された「火加減マイスター HT-M350T/HT-M150T」シリーズは、過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ MRO-W10X」、IH炊飯器「ふっくら御膳 RZ-W100CM」に次ぐ、第3弾のプロジェクトです。キッチンカウンターに1枚のガラスが載ったようなデザインにするため、後ろフレームをなくして排気口をコンパクトにするとともに、トッププレートを囲むフレームを薄形化。さらに、フレームとトッププレートのカラーを同色にすることで、ガラスが主体のシンプルで美しいデザインを実現しました。

同色でまとめられており、凹凸もないので、本当にガラスが1枚載っているように見えます

同色でまとめられており、凹凸もないので、本当にガラスが1枚載っているように見えます

カラーは違いますが、従来モデルと比べるとトッププレートの外周にあるフレームが圧倒的に目立たなくなりました

「HT-M350T/HT-M150T」シリーズのフレームは薄いアルマイト仕上げとされ、トッププレートと同じ黒色に統一

「HT-M350T/HT-M150T」シリーズのフレームは薄いアルマイト仕上げとされ、トッププレートと同じ黒色に統一

トッププレートの奥にあったフレームが廃され、排気口もミニマムサイズに。これらの改良により、段差の少ないすっきりとしたデザインを実現しました

よりシンプルなデザインとなったことで、見た目が洗練されただけでなく、清掃性も向上。凸凹がないのでフレームの境目にゴミが溜まりにくく、拭き掃除もしやすいそうです。

なお、「HT-M350T/HT-M150T」シリーズのラインアップは、ダブルオールメタル対応の「HT-M350KTWF」(トッププレート幅75cm)、「HT-M350KTF」(トッププレート幅60cm)と、鉄・ステンレス対応の「HT-M150KTWF」(トッププレート幅75cm)、「HT-M150KTF」(トッププレート幅60cm)の4機種。

【ポイント2】グリル部のオート調理に新たなメニューが追加

日立のIHクッキングヒーターは、グリル部で調理する際に専用の調理皿「ラク旨グリル」(波皿)や「ラク旨オーブン」(平皿)を使うのも特徴のひとつ。手動で調理するだけでなく、焼き物調理やオーブン調理、ノンフライ調理、蒸し物調理、魚煮つけ調理、過熱水蒸気調理など多様な調理方法に対応したオート調理を搭載しており、手間をかけずにおいしく仕上げることができます。また、調理皿を使うと庫内が汚れにくいので、お手入れが圧倒的にラクになるのも大きなメリット。

焼き物や過熱水蒸気調理、ノンフライ調理、蒸し物調理などは「ラク旨グリル」(波皿)、煮物やオーブン調理、パン調理などは「ラク旨オーブン」(平皿)を使用します。上下から加熱されるため、焼き物調理などで両面を焼きたい時、途中でひっくり返す必要はありません

食材を入れた調理皿を、このようにグリル部にセットして調理します

食材を入れた調理皿を、このようにグリル部にセットして調理します

新モデルでは、「ラク旨グリル&オーブン」のオート調理が拡充。凍ったままの魚を焼けるようになったほか、無水調理もできるようになりました。

●魚焼き調理「冷凍のまま」メニュー

従来のオート調理では冷凍した魚は解凍しなければなりませんでしたが、新モデルは解凍から焼き上げまでおまかせ! 市販のものだけでなく、自宅で冷凍した魚もオート調理でき、切り身、干し物、つけ焼きにも対応します。新モデルに追加された魚焼き調理「冷凍のまま」メニューは、解凍約5分、焼き上げ約16分の工程を経るもの。レンジや自然解凍してから焼くより、解凍時間が短く、調理皿に移し変える手間もないため、時短につながります。

ラップに包んで冷凍しておいた切り身魚も、オート調理(魚焼き調理「冷凍のまま」メニュー)を使えば簡単においしく焼き上がります(もちろん、ラップは外して調理)

約21分で焼き上がった冷凍の塩さば。試食したところ、皮はカリカリで身はふっくらとしており、理想的な焼き上がりです

使用した「ラク旨グリル」はこのように汚れますが、焦げ付いて取れないほどの汚れはないので、普通に洗うだけでキレイになります

調理皿は深さが約4.1cmあるので、油の飛び跳ねをガードしてくれるのだそう。油まみれになったグリル部を掃除するより、調理皿を洗うほうが断然ラクなのは間違いありません

●「水なし調理」メニュー

水を一切使わず、食材の持つ水分と調味料だけで調理する無水調理もオートでできるようになりました。普通の鍋で作る場合、焦がさないように途中でかき混ぜたり、火加減を気にする必要がありますが、「水なし調理」メニューならコンロから離れていても問題ありません。用意されているのは、「肉じゃが」「豚バラ大根」「マーボーなす」「八宝菜」「筑前煮」「豚肉と白菜のミルフィーユ」の6メニュー。今回は、無水で作る肉じゃがの調理直後の様子から見せてもらうことができたのですが、完全におまかせではなく、少し手作業も必要でした。

筆者が見ることができたのは、水なし調理「肉じゃが」メニューの加熱が終わった状態から。水なし調理は「ラク旨オーブン」とフタを使うようです

フタを取ると、アルミホイルの落としフタが! 水なし調理では、必ず、アルミホイルで落としフタをしなければならないそうです

落としフタを取ると、現れたのは種類ごとに並べられた食材! なんでも、火力がもっとも強い中央に火の通りにくい食材、手前側に調味料が染み込みにくく荷崩れしやすい食材、奥側に水分の多い食材と並べるとおいしく仕上がりやすいのだそう。また、庫内にセットすると若干手前にかけて下がる傾斜がつくので、奥側に水分が多い食材を置くとまんべんなく調味料と水分が合わさるという理由もあるのだとか

このあと、味をなじませる工程に移りますが、その前に食材を混ぜます。出汁に漬かっていない部分が浸るように、混ぜるのだそう。混ぜ終わったら、フタをして庫内に入れ、加熱はせずに10分放置

加熱約35分+保温約10分のトータル約45分で完成した肉じゃが。少々手作業は発生しますが、加熱中はほったらかしでいいので手間にはそれほど感じなそう。頻繁に混ぜる必要もないため、じゃがいもの角が崩れておらず、仕上がりはとてもキレイです

なお、新モデルはグリル部のドアの表面温度が上昇しにくい構造に改良されたのもポイント。遮熱板と前面のガラスの間に空気層を設け、その部分に冷却した空気を流すことで表面温度を下げるというもので、たとえば、さんま4尾を焼いた際、これまでは約117℃まで上昇していたドアの表面温度が、新モデルでは約48℃に抑えられたといいます。

実際に塩サバの調理中にドアを触ってみましたが、温かい程度。ヤケドの心配もないので、小さな子どものいる家庭にもよさそうです

【ポイント3】スマートフォンと連携

近年のトレンドであるIoT化に「T-M350T/HT-M150T」シリーズも対応しています。日立は、スマートフォンとBluetoothで接続する「HT-L350T」シリーズを2018年に受注生産でリリースしていますが、新モデルは規格もアプリもまったく別物。無線LAN機能を搭載し、Wi-Fiで接続する仕様となり、専用アプリ「日立IHクッキングヒーターアプリ」(無料)も新たに開発されました。アプリでレシピを検索し、必要な材料や作り方を確認できるのはもちろん、選択したレシピを送信すれば、火加減や加熱時間などの設定がIHクッキングヒーターにセットされる便利な機能も搭載されています。現在、「日立IHクッキングヒーターアプリ」にはクッキングガイド掲載レシピ300種類のほか、アプリ上にしかない「適温調理サポート」に対応するレシピ30種類を用意。「適温調理サポート」とは次の工程に進むタイミングを音声でお知らせしてくれる機能(トッププレートでのIH調理限定)で、プリインストールされているレシピならIHクッキングヒーターからの操作でも使えます。

フリーワードでレシピを検索できるほか、食材や調理方法からレシピを探すことも可能

テキストでの説明だけではわかりづらいので、アプリ上にしかないレシピをIHクッキングヒーターに送信し、「適温調理サポート」で調理する流れを写真と動画で紹介しておきましょう。今回作るのは、カルボナーラのソースです(紹介はしていませんが、同時進行で麺を茹でています)。

調理の設定を送信する前に、加熱する手前まで準備をしておきましょう。準備を終え、加熱する段階になったら「レシピ送信へ」をタップし、どのIHヒーターで調理するのかを選びます

カルボナーラの場合、「レシピ送信へ」をタップする前にオリーブ油を入れたフライパンを載せておきます。下の動画のように音声ガイドに従い「スタート」ボタンを押すと、フライパンが120℃になるまで予熱が始まります

動画にもありますが、予熱終了後、次に工程に移る際にアナウンス音とともに「工程〇」と表示されます。これは、作り方に記載されている「工程1」のにんにくとベーコンを炒める工程のこと。にんにくとベーコンを入れたあと「タイマー」ボタンを押すと、工程1に適した温度と時間に調節されます。

低温で約5分炒めるのが「工程1」。手動で行う時は焦げないように火加減を気にしたり、こまめに炒めなければなりませんが、「適温調理サポート」なら時々お箸で炒めるくらいでOK

次の工程に移る際は、「タイマー」ボタンを押します

次の工程に移る際は、「タイマー」ボタンを押します

カルボナーラで絶妙な火加減が求められるのが、麺と卵黄をからめる最終工程。温度が高すぎると卵黄が固まってしまいますが、「適温調理サポート」で作ったところ、下の動画のように加熱しながら卵黄をからめることができました。火加減などの難しい部分はIHクッキングヒーターにおまかせして、食材を入れたり、混ぜたりする作業に集中できるのも「適温調理サポート」の魅力です。

卵黄が固まらずにからめられたのもすごいですが、ベーコンがまったく焦げておらず、加熱し過ぎで縮んでいないので見た目がキレイ。火力調節などは一切せず、音声ガイドに沿って作ればお店で出てくるようなカルボナーラが簡単に作れるのは確かなようです

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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