「たくましく美しい身体を手に入れたい」「確かな健康をいつまでも維持したい」――そんな願いをかなえるうえで筋トレは欠かせません。人知れず身体作りに励む筆者は、腕立て、腹筋、ダンベル、アームバーなどを取り入れた筋トレで、日々、身体を鍛えています。
しかし、ただ筋トレをするだけでは身体は応えてくれません。筋肉の材料となるたんぱく質(プロテイン)を摂取することも、理想の身体に仕上げるカギとなります。本気(ガチ)の身体作りを目指すなら、タンパク質の分量や味が調整しやすく、ランニングコストにすぐれた粉末プロテインを取り入れたいところです。ただし、粉末プロテインは水に溶けにくく、シェイカーを手で振っても限界があるのが難点です。
そこで注目したのが、ミキサー。タンブラー型のモデルなら、ミックスしたドリンクを直接飲めるうえ、準備やお手入れも簡単なはずです。価格.comの「ミキサー・フードプロセッサー」カテゴリー人気売れ筋ランキング第1位にランクイン(2026年8月28日時点)する「Ninja Blast Max BC251JNV」(以下「Ninja Blast Max」)を試してみることにしました。
今回チェックする「Ninja Blast Max」(ダークネイビー)。容器がストラップ付きのタンブラーになっており、容量は最大530ml。ミックスしたドリンクをコップなどに移すことなく飲めます
まずは、箱から取り出した「Ninja Blast Max」をチェックします。本機は、モーター部となる本体、容器、フタの3つのパーツで構成されています。それぞれのパーツをはめ合わせて固定すれば使い始めることができます。
パーツは、容器(左奥)、本体(右奥)、フタ(手前)の3つ。構造はシンプルなので、10秒もあれば組み立てられます
容器とフタを組み合わせれば、立派なタンブラーに。フタにはゴム製ストラップが付いているため、持ち運びにも便利です
フタには飲み口を保護するキャップがあり、ワンタッチでオープン。飲み口が突出していて、口にフィットしやすいのもポイントです
ここで注目したいのは、本体にバッテリーが内蔵されていること。コードレスで使えるから、コンセントのある場所に縛られることなく、都合のいい場所でドリンクが作れます。1回の充電で20回以上ミックスできるので、毎日使っても充電の頻度は少なくて済みそうです。
バッテリー内蔵のため、わずらわしいコードの取り回しは不要。選択できる攪拌モードは、プロテインなどの混ぜ合わせに適した「Blend」、果物や野菜のスムージーに適した「Smoothie」、氷や硬めの食べ物の粉砕に適した「Crush」の3つ
では、手でシェイカーを振って作ったいつものプロテインドリンクと、本機で混ぜ合わせたプロテインドリンクの出来を比べていきます。
まずはいつも通り、粉末プロテインと牛乳をシェイカーに入れて手で振って混ぜ合わせ。かなり力を込めて勢いよく振り続けてみたものの――結果はやはり、混ぜ合わせが不十分。底の部分に溶け残りが多く溜まり、ドリンク全体にドロドロとした半固形のダマが目立ちます。これではせっかくのプロテインの吸収が捗らなさそうで、ストレスを感じます。
検証に使用したのは、筆者愛用のソイプロテイン。専用のシェイカーでシェイクします
シェイカーにスプーン4杯分(約28g)の粉末プロテインを入れ、そこに牛乳250mlを加えます
鍛えた腕力を全開放し、30秒ほど本気のシェイク!
一見、きれいに混ざったように思えますが、底の部分を見ると、かなりの溶け残りが。液体部分も十分に滑らかとは言えず、シェイカーの限界を再認識
続いて「Ninja Blast Max」でプロテインドリンクを作ってみます。シェイカーと同様の分量で粉末プロテインと牛乳を入れ、「Blend」を実行してみました。
するとどうでしょう――出来上がったドリンクは、シェイカーで作ったものとはまったく別物! ドロドロとしたダマは皆無と言っていいほどで、全体的に驚くほど滑らか。飲んでみると、市販のドリンクかのようなクリーミーな口当たりです。これならタンパク質が吸収されやすそうで、気分があがります。この差を知ってしまうと、シェイカーには戻れそうにありません。
シェイカーのときと同様に、スプーン4杯分(約28g)の粉末プロテインを入れ、牛乳250mlを加えます。フタをしっかりと回して閉めたら、準備完了
「Blend」モードのボタンを押して、自動シェイク
力強い攪拌によってあっという間にダマが消えていき、約30秒でシェイク完了
容器を取り外してみると、ドリンクが滑らかに揺らぎ、この段階からクオリティの高さを感じます。シェイカーでは溶け残りが目立った底のほうにも、溶け残りは見られません。飲み口は非常に滑らかで、おいしさも格別です
ポテンシャルの高さを感じたところで、粉末プロテインと果物をミックスしたスムージーも作ってみました。当然ながら、シェイカーでは固形の果物までは混ぜられないため、スムージーが作れるのはミキサーならではのメリットと言えます。
ただ「Ninja Blast Max BC251JNV」は、最大容量530mlと一般的なミキサーに比べるとコンパクト。攪拌スペースが小さいため、どこまで本格的なスムージーが作れるか、気になるところです。
粉末プロテインのほか、牛乳、バナナ、パイナップル、ブルーベリーを使用。粘り気の強いバナナや、硬さのあるパイナップルまで滑らかに混ぜられるか、試してみましょう
もしかしたらより適切な混ぜ方があるのかもしれませんが、ここではシンプルに、粉末プロテイン、牛乳、ブルーベリー、カットしたバナナとパイナップルをそのまま容器に投入。「Smoothie」モードで攪拌してみました。
果物が結構なボリュームなので「大丈夫かな」と少し心配しましたが、攪拌力は実にパワフルで、みるみる材料が液体のようになっていきます。35秒ほどでトロっトロのスムージーが完成しました。
容器にスプーン4杯分(約28g)の粉末プロテインと牛乳を250ml入れたうえ、3cmほどの長さに切ったバナナ1本分を投入
続いてブルーベリーをひと掴み投入。さらに、ひと口大にカットしたパイナップルを4つ加えました
固形物がかなり多いため、混ぜられるかどうか、やや不安な見た目。しっかりとミックスできるでしょうか?
「Smoothie」モードで、いざ攪拌開始! 「Blend」モードよりひと回りパワフルな回転で、あっという間に固形物が消えていきました。目立つのはブルーベリーの細かな欠片のみ
フタを開けてみると入念にミックスされ、泡立っていました
口に含んでみると、舌で感じるような固形物はなく、均一感のあるしっとりした飲み口。たくさんの果物を混ぜ合わせたため、水のように滑らかとまでは言えませんが、お店で出てくるスムージーと遜色ないやわらかさです。粘り気のあるバナナや硬めのパイナップルをしっかりと粉砕して溶かし込めるなら、幅広い果物や野菜で滑らかなスムージーを作れそうです。
疲れたトレーニング後でもスムーズに飲めるやさしい仕上がりに大満足!
使用後のお手入れについてもレポートしましょう。先述したように、「Ninja Blast Max」の構成パーツは、わずか3つ。そのうち、使用後に洗浄が必要になるのは容器とフタのみです。ブレードやゴムパッキンなど、細かいパーツの取り外しは不要で、凹凸が少なく拭き上げやすいため、お手入れは本当に簡単です。これなら、毎日使うのも面倒になりません。
容器は口が広く、底が浅め。洗浄や拭き上げがしやすいと感じました。ただし、底にブレードが固定されているため、指が触れないよう注意する必要があります。ブレード周りの汚れがひどい場合は、洗剤と水を入れて攪拌するときれいになります
フタも汚れが溜まりやすい部分が少なく、ササっときれいに洗えました
美しく健やかな身体作りのために欠かせない筋トレ。その効果をサポートするプロテインをよりよく摂取したいなら、ぜひミキサーも試してみてください。
特に今回チェックした「Ninja Blast Max」は容器がタンブラーになっているのでそのまま飲めるうえ、プロテインドリンクの仕上がりは非常に滑らか。おいしさまでアップすることに驚きました。筋トレに励んでいる人は、導入する価値が高いと感じます。
それだけでなく、果物を使ったスムージーもハイクオリティな仕上がりなので、筋トレだけでなく、朝食のお供にもぴったりでしょう。シェイカーと比べると、組み立てやお手入れにはひと手間かかりますが、一般的なミキサーに比べると組み立てやお手入れはしやすく、デメリットに感じるほどではありません。
「Ninja Blast Max」は、筆者のプロテイン生活を大きく変えてくれるアイテムになりそうです。