業界初の「電気無水鍋」はどれだけ“使える調理家電”か?

この鍋スゴい! “無水調理なのにほったらかし”のシャープ「ホットクック」が便利すぎる

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お料理好きの方だけでなく、健康志向の高まりや内食派の増加から、近年特に注目を集めているのが「無水調理」だ。無水調理は、密閉性の高い鍋などを用い、水を使わずに食材の水分をだけを活用し煮炊きをする調理方法。水を使わないことで、ビタミン類などの水に溶けやすい栄養素を逃すことなく、また、甘みなど食材本来の美味しさをより引き出すことができるというのが人気の理由だ。

ただ、無水調理は火の番や火加減はもちろんだが、焦げないように頃合を見計らって混ぜたり、でも、炊ききれてないのにむやみにフタ開けて水分を飛ばすことがないよう注意しなければならないなど、慣れていないと失敗も多い少々敷居の高い調理法なのである。

その敷居を取っ払ってくれる画期的な調理家電がシャープから登場し、話題となっている。「電気無水鍋 ヘルシオ ホットクック KN-HT99A」(以下、ホットクック)だ。

本体サイズは、364(幅)×224(高さ)×280(奥行)mm。重量は約5.2kg。容量は1.6L。本体カラーは、ヘルシオシリーズでおなじみのレッド系のみ。消費電力は600Wとなる

無水調理で重要な火加減やまぜ、時間の調整をすべて自動でやってくれるというホットクック。「そんな画期的な鍋、本当にあるの?」という皆さん(筆者も)のために、その実力を“1週間リアル使い”してチェックしてみることにした。

ホットクックなら、具材と調味料を入れ、水を加えず“スイッチポン”。それだけで右のような濃厚なスープタップリの無水調理ができてしまう。詳細は2ページ目以降で!

全自動で「無水調理」ができるホットクックとは?

まずは、全自動で無水調理ができるというその仕組みを写真でチェックしていこう。ホットクックには、鍋内の食材を攪拌する新開発の「まぜ技ユニット」や温度センサー、蒸気センサーの搭載により、無水調理では省くことのできない「かき混ぜ」や「火加減のコントロール」「調理時間の調整」をすべて自動でコントロールできるのが最大の特徴だ。

見た目はちょっと大き目の炊飯器といったところだが、フタの厚みに何やら仕掛けがありそう。操作パネルは上部に集約されており、基本的には具材を入れてこのボタンを押すだけで、めんどうな無水調理(煮物、蒸し物、ゆで)ができてしまう

フタ部分に装着されているのが新開発「まぜ技ユニット」。ユニット内の負荷センサーと鍋本体に搭載された各種センサーの情報により自動調整され、最適なタイミングと回転速度で鍋内の具材を攪拌するという

まぜ技ユニットはメニューによって使用しない場合もあるので、側面のストッパーを動かすことで簡単に着脱可能なのは◎。なお、フタの左側の小さな丸い穴から見えるのが蒸気センサーだ

内ブタは1枚で、着脱可能。この内ブタに施された円錐形の突起「旨みドリップ加工」が、無水メニューを美味しく仕上げるポイント。食材から発生した蒸気を水滴にして鍋の中に循環させる役割をはたす

内釜はステンレス製で形はいたって普通だが、両サイドの取っ手が実際に調理すると案外便利だった。本体底面には温度センサーがある

保存用のフタと蒸し板が付属。フタは、残った料理を冷蔵庫にそのまま保存できて便利!

保存用のフタと蒸し板が付属。フタは、残った料理を冷蔵庫にそのまま保存できて便利!

電源コードはマグネット式で、長さ約1.8m

電源コードはマグネット式で、長さ約1.8m

なんと! 「予約」調理ができる、「保温」ができる!

全自動の無水調理機能に加え、ホットクックのもう1つの大きな魅力ともいえるのが、「食べごろ予約調理」というタイマー機能。実はこれ、単なるタイマーではなく食べたい時間に合わせて、美味しく、そして衛生面を考慮して調理してくれるのだ。時刻をセットして調理スタートボタンを押すと、まず高温で加熱し食材に火をとおし、その後、温度を下げて味をしみ込ませて煮込んでいく。あとは、設定された仕上がり時間まで食品が腐りにくい温度(70℃前後)をキープして保温するというもの。調理系電気鍋は食材がなま物の場合もあり、また夏場などは煮物系の料理は傷みやすいため、こういった機能はほとんど搭載されていないのだが、細かい温度制御が可能なホットクックでは可能になっているというわけだ。

予約は、“出来上がりの時間”でセット可能。12時間後まで対応する

予約は、“出来上がりの時間”でセット可能。12時間後まで対応する

付属のレシピブック(自動メニュー85種類/手動メニュー15類)。まぜ技ユニットが必要かどうか、予約調理に対応するかどうかもチェックできる。ちなみに予約メニューは、カレーやビーフシチュー、ラタトィユ、ミートソースなどの無水調理メニューにも対応(9レシピが対応)

「あたため直し」や「保温」もできる。あたため直しの目安は、カレー2人分で約20分、保温(75℃)は、最大で12時間となっている

次ページでは、さっそく無水調理に挑戦。まずは「無水カレー」!

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2017.8.21 更新
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