ポップコーンといえば、映画を見ながら、テレビを見ながら、遊園地でも、ドライブでも、パーティーでも。手軽で美味しいし、あのはじけた感じがなんだか楽しくなりますよね! そんなポップコーンが大好物の筆者。ポップコーンを自宅で、しかも油を使わずに簡単に作れちゃう機械があると聞き、早速購入! グリーンハウスの「GH-POPAシリーズ」(以下、GH-POPA)です。本当に簡単に作れちゃって楽しかったので、そのようすを紹介します。できたてのポップコーン、サイコー♪
全自動ポップコーンメーカー「GH-POPAシリーズ」
まずは、GH-POPAがポップコーンをざくざくと生み出す様子をご覧ください。スイッチを入れたら約3分。湧き出すようにはじけたポップコーンが出てきます。この香ばしいイイにおいを届けできないのが残念。
GH-POPAの何がいいって、手軽なことはもとより“熱風で作る”というその仕組みです。ポップコーンはスナック菓子の中では比較的低カロリーな部類ですが、はじけさせるために油やバターを使って煎るのが一般的。そこでカロリーがプラスされてしまいますし、また、近頃では使用される油がどういった種類の油なのか気になってしまうヘルシー志向の筆者。その点、油やバターを使わず、熱風のみで加熱する点GH-POPAなら安心というわけです。
本体サイズは143(幅)×322(高さ)×219(奥行)mm。重量は約880g。ケーブル長が約80cm。消費電力は1200W。計量カップはカバーのキャップにもなります
コーンを入れる本体容器の底の方から熱風が出る仕組み
操作ボタンは「オン/オフ」のみ
コーンはポップコーン専用のもの(爆裂種)を使用します。おなじみのバタフライ形のほか、最近よく見るマッシュルーム形の両方ともOK。筆者が購入したものは、1kgで1,000円程度
構造もシンプルですが、手順もシンプル。付属の計量カップで1杯分(最大量)のコーンを投入し、スイッチをオンにするだけ。できあがったらオフになるような機能はないので様子をみつつ行う必要はありますが、一定温度まで上昇すると自動でオフになる安全機能は装備されているので安心です。
計量スプーン1杯(約70g)のコーンを入れます。なお、これより少なくても大丈夫
あとは、スイッチを入れて待つだけ。約3分でどんどんポップコーンが出てきます。70gのコーンからでコレだけのポップコーンが!
使う前は、こんなコンパクトな機械で、しかも熱風のみで本当にすべてのコーンを十分にはじけさせることができるのかしらと半信半疑だったのですが、作ってみてオドロキ(先ほどの動画のとおり)! しかも、子どものころよく作っていたフライパン形のアルミ製のキット(コンロにかけてふり続けるアレ)よりも、はじけ残りがぜんぜん少ないのです。1回分70gのコーンを入れた中で、はじけなかったのは毎回5粒もありませんでした。優秀!
調理後に残った“はじけそびれ”のコーンはたったこれだけ
簡単にできてしまったポップコーンですが、できたてということもあってとっても美味しい! これ、本当にクセになります。いろいろなフレーバーで楽しんでみました。筆者のお気に入りは、さんしょう味とカレー味。どのフレーバーでも、基本的にはできたてポップコーンにまぶすだけ。うまく絡ませるためオイルや溶かしバターなどを使用しましたが、“ナゾ油”ではないので安心ですね。甘い系のフレーバーを付けるには、オリゴ糖シロップを使用しました。美味しかったフレーバーを紹介します。
ごま油+さんしょう粉
溶かしバター+カレー粉
溶かしバター+パルメザンチーズ+こしょう
ラー油+塩・コショウ
溶かしバター+コーンポタージュ(粉末)
オリゴ糖シロップ+シナモンシュガー
オリゴ糖シロップ+抹茶ミルクの粉
ちなみに、作るさいに油を使用しないので汚れも少なく後片付けが簡単なのも魅力です。本体以外は水洗いできますが、さほど汚れないのでからぶきだけの日があっても大丈夫そうです。
使用後。本体上部とカバーの内側に、少しコーンのカスが付着する程度でした
コードは底面の溝に巻きつけられるようになっていますが全部巻き取ることはできません。ナゼ? 惜しい! ちなみに、黒いポッチは転倒時時動作停止スイッチ。ちょっと傾けるとすぐに熱風が停止します
ポップコーンは美味しいだけでなく、食物繊維や抗酸化作用があるとされるポリフェノールが豊富に含まれています。また、GH-POPAなら煎るのに油やバターをつかわないのでカロリーを抑えられるし、何よりも安心です。フレーバーも自分好みでつけられるので、あっさり、こってり、しょっぱい、甘い、など自由に楽しむことができます。ダイエットに、また、塩分コントロールが必要な方や子どものおやつにもいいですね!
とはいえ、それよりも何よりも、パンパン!とはじけてモワ〜ッ!とポップコーンが湧き上がってくるさまがとにかく楽しい! カウチポテトのお供だけでなく、お誕生会やママ会、これから年末にかけてのパーティーでも活躍してくれそう。
ハロウィンパーティーを意識して、ブルーの食紅で甘い系ポップコーンに仕上げてみましたが……手に付いてしまうのでちょっと失敗。口の中はお見せできない状態に(笑)
なお、本体カラーは筆者が選んだ「オーシャン」のほか「アメリカン」の全2色が用意されています