高級トースターブーム×朝ごはんブーム!

ノンフライオーブンのシロカからも高級オーブントースターが登場! パンもおいしい“同時調理”が魅力的

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「BALMUDA The Toaster」の登場をきっかけとして、最近アツいのがトースターの世界。1万円台後半〜2万円以上という高級モデルが、売れ筋製品として話題になっています。そんな中、リーズナブルなノンフライオーブンで話題になった“シロカ(siroca)”までもが、高級トースター市場に参入しました。製品は「ハイブリッドオーブントースター ST-G111」(以下、ST-G111)。メーカー希望小売価格はなんと35,000円(税別)です。

2万円台のバルミューダを超える価格設定に、驚く方も多いですよね。その特徴を見てみると、グラファイトヒーターとコンベクションを組み合わせた構造や、ノンフライ調理への対応など、確かにいろいろな技術が満載。実際に本製品を使ってみた筆者は、なかでもトーストとおかずを一気に調理できる「同時調理」で、ST-G111の魅力を実感しました。この同時調理機能があるおかげで、忙しい朝でも、高級オーブントースターならではのおいしい朝食メニューを手軽に作れるんです。そこで今回は、この同時調理をメインにST-G111の魅力をご紹介したいと思います。

高級トースターブーム×朝ごはんブーム! ST-G111の 同時調理機能のおかげで、朝から食欲増進です

高級トースターブーム×朝ごはんブーム! ST-G111の 同時調理機能のおかげで、朝から食欲増進です

特徴をチェック! コンベクション×グラファイトヒーターの“ハイブリッド”型

ST-G111は、シロカが「これまでのノンフライオーブンとホームベーカリーの開発で培った技術を詰め込んだ」という、そのうたい文句だけで期待が高まる製品。特徴は、「コンベクション」と「グラファイトヒーター」を組み合わせた“ハイブリッド”構造です。

グラファイトヒーターと聞いて、「おや」と思った方もいますよね? そう、「価格.comプロダクトアワード2016」の調理家電部門内トースターカテゴリーで金賞を受賞した「Aladdin(アラジン) AET-GS13NW」が搭載している、0.2秒で瞬間発熱できるアレです。先日、価格.comマガジンでも、AET-GS13NWの実力の高さを検証しました(→記事はこちら)

オーブントースターのコンベクション(熱風循環)とは、本体内蔵のファンによって、庫内の熱を対流させる仕組み。ST-G111は、このコンベクションとグラファイトヒーターを組み合わせた構造になっているんです。これによって、パンの表面をムラなくカリッと焼き上げつつ、中身のもっちり感もキープできるように工夫しているんだとか。ヒット中の先行製品に負けないこだわりを搭載しているわけです。

シンプル&ミニマムでおしゃれなスクエア型デザイン。キッチンに置いてもスタイリッシュです

シンプル&ミニマムでおしゃれなスクエア型デザイン。キッチンに置いてもスタイリッシュです

操作用のつまみまでデザイン性が高い! それぞれ「温度設定」「タイマー」「稼動方式」を調整できます。一番左にあるのが稼動方式を選択するつまみで、「上面ヒーター」「下面ヒーター」「上下ヒーター」「コンベクション」の4種類から選択可能。トーストを焼くときは基本的に「コンベクション」にしておけば、熱風循環させてパンをムラなく焼き上げてくれます

庫内を見てみると、上面に1本のグラファイトヒーター、下面に2本の石英管ヒーターを備え、奥にコンベクションのファンがあるのがわかります

付属品はこんな感じで、パンを焼くための焼き網のほか、ノンフライ調理ができるトレーとトレー用焼き網も付いています

製品にはレシピ本も付いていて、同時調理のメニューなどたくさんの作り方が載っています

製品にはレシピ本も付いていて、同時調理のメニューなどたくさんの作り方が載っています

ひとまず普通にトーストを焼いてみた

まずはスタンダードに、パンを単体で焼いてみることにしました。確かにシロカの公式説明にある通り、トーストの表面は全面的にムラなくカリッとしつつ、割ってみると中身はモチッとふんわり感をキープしています。シンプルなバタートーストはもちろん、ピザトーストなどの具材を乗せたパンもおいしく焼き上げることができました。

手始めに、普通にトーストを焼いてみました。温度は280℃で、コンベクションモード、2分タイマーでスタートします。アラジンのAET-GS13NWと同じく、0.2秒で一気に立ち上がる様子がスゴい。グラファイトヒーターを使ったトースターの魅力にちょっとハマりそう……

焼き上がったトーストは、表面(左)も裏面(右)もムラなくこんがり焼けています

焼き上がったトーストは、表面(左)も裏面(右)もムラなくこんがり焼けています

本当に外はカリッと、中はモチッとふんわり。コンベクションとグラファイトヒーターによる“ハイブリッド”効果がスゴい!

比較用に、筆者の自宅で使っている一般的なトースターで焼いたパンがこちら。筆者のトースターは温度調整ができないので、とりあえずタイマーだけ同じ5分に設定して焼いてみました。焼き上がったトーストの表面は少々細かいコゲが。そしてひっくり返すとびっくり。ST-G111では裏面もムラなく焼けていたのに対し、筆者所有のトースターだと裏面には焼きムラがあります

ST-G111は、外観はおしゃれでコンパクトに見えるのに、庫内は広々としていて食パンが4枚同時に焼けます。ピザなら最大10インチ(約25cm/Mサイズ)まで焼けるという高い対応力! 3〜4人の家庭にもイイ

具材を乗せたピザトーストも、チーズがとろりとしつつ、具まで香ばしく焼き上がりました

具材を乗せたピザトーストも、チーズがとろりとしつつ、具まで香ばしく焼き上がりました

高級オーブントースターで作る朝ごはんがおいしい! 4つのポイントで紹介

さて、いよいよ同時調理機能を使って、高級トースターで朝ごはん活動してみたいと思います。ST-G111で朝ごはんが充実するポイントを、4つに分けてご紹介します。

【朝ごはんポイント1】フライパンいらず! トーストと目玉焼きが同時にラクラク完成

まずはトーストと目玉焼きウインナーを同時に作ってみましょう。……といっても、食パンとおかずを一緒にST-G111の中に入れたら、あとはつまみを回してほったらかしておくだけ。5分後には、おいしい朝ごはんができあがっています。フライパンやお鍋を汚すこともありません。

しかも、おかずは耐熱皿のままで食べれば温かいまま味わえます。できあがるのも早いですが、同時に後片付けも楽チン。もちろん、同時調理をしてもトーストの焼き上がりは高クオリティ。表面はサクッと、中身はモチッとふんわりをキープしてくれます。

トーストと目玉焼きウインナーを同時調理してみましょう。耐熱皿にウインナーを置いて、生卵を割り入れれば準備OKです。今回は少々おしゃれに、切ったミニトマトも添えてみました

焼き網の左側に食パン、右側におかずを入れたお皿を置いて、コンベクションモード、温度は230℃、5分タイマーをスタート。ものの5分でトーストと目玉焼きウインナーが同時に完成しました。朝から目玉焼きを焼くのは、正直面倒くさいですが、ST-G111ならフライパンを汚すこともなく超簡単にできちゃいます!

ただつまみを回しただけの操作で、5分後には上から下の状態に、見事な変身を遂げました。筆者の手が汚れたのはミニトマトを切ったときくらいです

もちろん同時調理でも、トーストはカリッとフワッとおいしい食感に。耐熱皿でそのまま食べれば、おかずが最後まで温かいし、洗い物も少なくて楽チン。油を使わないのでヘルシーなのもうれしい

【朝ごはんポイント2】おいしいのはパンだけじゃない! 野菜も焼き色が付いて美味

朝食というと、トーストに添えるのは生野菜サラダという方が多いと思いますが、そのサラダをST-G111でグリルしてみたらかなりイイんです。前夜のうちに材料を切って耐熱皿に入れておけば、翌朝はそのおかずのお皿を、食パンと一緒にST-G111にセットするだけでOK。つまみをまわして5〜6分も経てば、すぐにおいしい朝食メニューを食べることができます。

もちろん、野菜は電子レンジで加熱するだけでも温野菜になりますが、消費電力の多いトースターと電子レンジを同時に稼動させるのってちょっと躊躇しませんか? そう考えると、ST-G111は単体でどちらも調理できるからイイ。それに、パンだけじゃなく、野菜のほうも香ばしくグリルされることでおいしく味わえるんです。

ベーコンエッグトーストとグリル野菜を同時調理してみましょう。前日夜のうちに野菜を切って電子レンジにかけ、耐熱皿のまま保存しておくと非常に楽。朝になったら、それを食パンと一緒にST-G111に入れれば、5分後にはもう朝食ができあがっちゃうんです。筆者は野菜にオリーブオイルと塩だけをかけて焼いてみました

今回は、230℃の温度で、最初の3分をコンベクションモードで焼き、残りの2分は上面ヒーターモードに切り替えてみました

上面ヒーターモードに切り替えたことで、火が通り過ぎることがなく、黄身はちょうどいい具合の半熟に。野菜にもほんのり焼き色が付いています

ST-G111のおかげで色とりどりの朝ごはんが完成! グリル野菜は香ばしいし、生野菜を食べるよりも量をたくさん摂れます。パン×卵×野菜×肉の組み合わせをいろいろ試すと楽しいですね

【朝ごはんポイント3】なんと和朝食メニューもイケる! 焼き鮭と煮びたしのヘルシー朝ごはん

ST-G111の同時調理、なんと和朝食メニューもできちゃいました。筆者は「焼き鮭と小松菜の煮びたし」を作ってみたのですが、ムラのない焼き上げができるST-G111のおかげか、鮭の切り身は1度も裏返していないのに5分でしっかりと全体に火が通りました。白いごはんとお味噌汁を用意すれば、おいしい和朝食の完成です。工夫次第で和食にも対応するST-G111の同時調理が、かなり使いこなしがいのある機能だと実感しました。

近所のスーパーで安売りしていた鮭の切り身を、アルミホイルに乗せてセット。小松菜と細切りの油揚げに、水・しょう油・みりん・酒をふりかけたものを用意しました

コンベクションコースを選択して、温度は280℃、タイマーを5分で稼動させてみます

コンベクションコースを選択して、温度は280℃、タイマーを5分で稼動させてみます

鮭は1度も裏返しませんでしたが、表面(左)も裏面(右)もちゃんと焼けました

鮭は1度も裏返しませんでしたが、表面(左)も裏面(右)もちゃんと焼けました

もちろん、中にもしっかり火が通っています

もちろん、中にもしっかり火が通っています

小松菜の煮びたしも、調味液をヒタヒタにして入れれば、小松菜と油揚げが焼け焦げてしまうことなく温かく火が通ります。硬い根菜類などは下ごしらえをしないと難しいかもしれませんが、葉物野菜であれば、手軽に調理できます

ごはんとお味噌汁を用意すれば、ヘルシーな和朝食の完成です! 目玉焼きやグリル野菜などのメニューと組み合わせてもイイですよね。庫内に魚のニオイ移りがないか心配でしたが、筆者が使ってみた限りでは大丈夫でした

【朝ごはんポイント4】前日のあまりモノを翌朝焼くと、大概おいしい

同時調理ではないのですが、ST-G111を使っていて思ったのが、あまりモノのおかずをただ焼いてみるだけでもおいしく食べられるということ。しかも、お鍋やフライパンを使わないのでとても手軽です。前日の夕飯で残ったおかずを、ST-G111で焼きモノ料理にアップデートさせてみれば、ズボラだけどおいしい朝ごはんが完成します。

しめじのソテーがあまっていたので、筆者の大好きなイングリッシュマフィンに乗せて焼いてしまうことに。温度を230℃に設定し、コンベクションモードで5分焼きました

表面がカリッとこんがり焼けることで、イングリッシュマフィンのおいしさが倍増。ハムやとろけるチーズと組み合わせればこれだけでごちそうになります

続いてはこちら。突然ですが筆者は朝カレー派でして、前日作ったカレーを耐熱皿によそい、上にマヨネーズをかけてST-G111にINしました。温度を230℃に設定し、上下ヒーターモードで10分加熱してみます

2日目のカレーを使った簡単焼きカレーの完成です。朝からイチロー並みにカレーを食べられる。ST-G111は庫内が広々としているので、いろいろな料理がしやすいのがうれしいところ

当たり前のようにノンフライ調理にも対応

そしてこのST-G111、シロカが手がけるオーブントースターとして、ノンフライ調理にもしっかり対応しているのが魅力的。から揚げやメンチカツなどの揚げもの料理を、油を使わずに作ることができます。今回は、同時調理で朝ごはんメニューをメインに試しましたが、もちろんそれだけでなく、1台あればいろいろな料理が楽しめるわけです。

トレーとトレー用焼き網を使って、油を使わないノンフライ調理もOK! から揚げもコンベクションモードを使ってたった16分ででき上がります

さらに、温めなおし機能もあります。コロッケやてんぷらはもちろん、パンの温め直しもできて、クロワッサンもサクふわに!

まとめ。3万円分の使いこなしがいがあるオーブントースター!

さて今回、高級オーブントースターで「焼き」を使いこなしたら、朝ごはんがいつもよりおいしくなりました。ST-G111は、トーストをおいしく焼ける基本性能はもちろん、「同時調理」による便利さ、そしてノンフライ調理もできるなど、おしゃれな見た目のイメージを飛び越える高い機能性を持っていることを実感。「BALMUDA The Toaster」を超える3万円台という価格を聞いたときはちょっと驚きましたが、その分かなり使いこなしがいがあり、楽しいオーブントースターです。

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。あ、90年代アニメも好き。

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2017.10.20 更新
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