レビュー

高音質+拡張性がすばらしい「Sonos One」「Sonos One SL」「Sonos Amp」で定額音楽配信サービスを楽しむ

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「Sonos One SL」を追加してステレオペアに発展

普通に音楽を聴く人の多くはまずは「Sonos One」の1台から入ると思うが、海外ではSonosは“2台買ってから本気を出す奴”と呼ばれている。そこで2台運用も試してみよう。Sonosは2台のスピーカーを組み合わせステレオペアと設定して利用できるのだ。

ステレオペアのリスニングに挑戦

ステレオペアのリスニングに挑戦

そこで用意したモデルが10月14日に発売した「Sonos One SL」だ。この「Sonos One SL」は「Sonos One」から音声アシスタント用のマイクを省いたモデルで、本体サイズもマイク関連以外の操作系もまったく同じ。元々SonosはスマートスピーカーではなくWi-Fiスピーカーなので、多機能版の「Sonos One」に対して、「Sonos One SL」はオリジナル版だ。

サイズは「Sonos One」とまったく同じ。カラーも同じ色がラインアップされている

サイズは「Sonos One」とまったく同じ。カラーも同じ色がラインアップされている

唯一の違いは音声アシスタント用マイクの有無だ

唯一の違いは音声アシスタント用マイクの有無だ

「Sonos One SL」も単体で利用できるが、すでに設置してある「Sonos One」にステレオペアとして登録することで一対のスピーカーになる。当たり前のように聞き流してしまいそうだが、家庭内のWi-Fiを経由した接続で、2台のWi-Fiスピーカーをステレオペアとして運用できるシステムはほかにそうそうない。セットアップは「Sonos One」の設置と概ね同じで、部屋の音響特性を計測・サウンドチューニングを行う「Trueplay」は再実行する。セットアップが完了してしまえば、一組のスピーカーとして扱える。

ステレオペアとしてセットアップ

ステレオペアとしてセットアップ

Wi-Fiスピーカーながらステレオスピーカーとして運用

Wi-Fiスピーカーながらステレオスピーカーとして運用

「Sonos One」+「Sonos One SL」のステレオペアを設定した状態で音楽を聴くと、完璧に普通のステレオペアの音楽スピーカーだ。あいみょんの『空の青さを知る人よ』を聴くと、声のフォーカスがきちんとセンターに定位して、音のライブ感、広がり感も音場として作り出される。空間表現に余裕ができるので声の立体感と情報量も増して聴こえるし、音の硬さはなくなり自然な空間志向の鳴りになる。King gnuの『白日』も音楽のニュアンスの再現、音空間の見通しのよさまで別格。

「Sonos One」+「Sonos One SL」の組み合わせは十分納得できるサウンド。最初は1台でスタートして、より音質を求めるなら買い足すのも大いにアリだ。

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