いいモノ調査隊
お弁当や熱帯魚など、振動を防ぎたいアイテムに

デリケートなものの運搬に最適! 車の天井に付ける秀逸ネット

セダンで牛丼を安全に運ぶには…?

熱帯魚好きの自動車ライター、マリオ高野です。

「車内に残った餃子や牛丼のニオイはオゾンでどこまで消えるのか?」でも書かせていただいたとおり、私はドライブスルーのあるファーストフードのテイクアウトをよく利用するのですが、牛丼などのフードを愛車で持ち帰るのは意外と大変です。

牛丼を持ち帰る際は、このように片手で握ったまま走ると安全上好ましくないので、避けるようにしましょう

牛丼を持ち帰る際は、このように片手で握ったまま走ると安全上好ましくないので、避けるようにしましょう

ネットタイプの収納アイテムを発見!

フック的なモノを買う手もありますが、以前から常々気になっていたネットタイプの収納アイテムを試してみることにしました。ハンモック的なカゴなら、牛丼も安定するのではないかと考えたのです。

それがコチラの「cretom(クレトム)収納 オーバーヘッドスペースネット 車内天井用 ブラック KA-39」

クルマの天井部分にハンモックのようなネットを引っ掛け、その中に荷物を収納するというものです

クルマの天井部分にハンモックのようなネットを引っ掛け、その中に荷物を収納するというものです

ユーザーのレビューを見ると、後方視界の妨げになる、ネットが重みでたわみすぎる、作りがあまりよくない、などのマイナス評価が多く見受けられましたが、一方で高い評価も少なくありません。

今回の私の狙いは「牛丼を安全に運ぶこと」なので、「衝撃の緩和」と「不安定な物品を適度にホールドする」には適していると判断。しかも、牛丼を運ぶ移動距離はせいぜい10km程度の短時間での運転を想定したものなので、私の用途には十分応えてくれるのではないかと思いました。

アシストグリップにカンタンに取り付けられる

まず、取り付けはいたって簡単。リヤシート用のアシストグリップ(手すりのような取っ手)にはめ込んでネットを引っ掛けるだけで完了します。

2本のバーとネット

2本のバーとネット

固定用の小さなネジと、アシストグリップの保護用シートも備わっています

固定用の小さなネジと、アシストグリップの保護用シートも備わっています

アシストグリップに固定用のクリップのネジを緩め、アシストグリップを挟み込むようにして固定します。スバル・インプレッサG(先代モデル)のアシストグリップでは難なく取り付けられました

バーが固定できたら、ネットを引っ掛けるだけ

バーが固定できたら、ネットを引っ掛けるだけ

バーは多少前後に移動できるので、好みの位置が決まったら2つのネジで固定

バーは多少前後に移動できるので、好みの位置が決まったら2つのネジで固定

欧米のフルサイズ級のSUVなど、アシストグリップの左右間が110cmを超えるクルマ、または88cmに満たないクルマには取り付けられないのでご注意ください。

あるいは、2代目インプレッサWRXのスペックCなどアシストグリップが付かないクルマ、ロールスロイスのようにアシストグリップの形状が特殊なクルマにも不適合となります。

愛車の大衆的なセダンに取り付けてみると、確かにルームミラーは遮られますが、個人的には、市街地を走る分にはルームミラーが使えずとも、それほど不便ではありません。後方視界はドアミラーからでも得られるし、トラックやバン、ワゴンなど、そもそも大量の荷物を運ぶクルマはルームミラーが使えないものなので、許容範囲という感じです。高速道路の巡航中にはルームミラーの視界が欲しくなりますが、市街地でのちょい乗りであれば大丈夫だと感じました。

リヤシートの乗員の目の前に位置するのでじゃまになります。危険性は低いといえますが、重くて硬いモノを積んだときはリヤシートに人を乗せないほうが無難でしょう。ちなみに対荷重は2kgです。

また、荷物を載せてないネットだけの状態なら、ある程度は透けてうしろが見えるので、個人的には大したデメリットにはなりません。

牛丼の汁漏れは確認されず!

そして、テイクアウトの牛丼が入った袋の積載性については期待どおり!
ハンモック状のネットが適度に衝撃を緩和しつつ、市街地を普通に走る際に発生する前後左右のGにあまり影響されず、適度に袋をホールドしてくれました。

このように、安心して運搬できます

このように、安心して運搬できます

多少、強めのブレーキを踏んだり、カーブでやや強めの横Gがかかったりしても問題なし。汁漏れなどは確認されませんでした。

牛丼以外にも、生卵やケーキなどの食品、型くずれさせたくない野球のグローブの運搬にもピッタリにて、私の用途には十分応えてくれます。

リヤシートの乗員には視界のじゃまになるというデメリットもありますが、気を使わない家族や親しい人が相手ならガマンさせられる程度です。気を使う人を乗せる際はサッと外せばOK。

各部の質感はあまり高くないので、頻繁に取り外しをすると耐久性に不安がありますが、価格からして、普通に使って2〜3年持てば合格といったところ。これについては未確認なのが申し訳ないかぎりです。

さまざまなデメリットを理解したうえで、私のようにやや特殊な用途に対して使うには悪くない製品だと思いました。

発見! 「観賞魚の運搬」にも最適だった

また、意外な発見として、趣味の観賞魚の運搬にも大変適していることがわかったので、特筆事項として報告させていただきます。

熱帯魚ショップなどで観賞魚(小型の熱帯魚メダカや金魚など)を購入すると、酸素を詰めた袋に入れて渡されます。水と空気が充満したビニール袋もクルマで運ぶには厄介なシロモノにて、転がったりしないまでも、中には生き物が入っているので、できるだけ振動も与えたくないのですが、ハンモック状のネットは袋詰めされた小型の観賞魚を運ぶのに最適でした。

ほとんどすべての観賞魚はこのような感じで袋詰めにされます。歩いて持ち帰るには便利なのですが、クルマでは意外と置き場に困るのです

スポーツカーのように乗り心地が硬いクルマだと衝撃も気になりますが、これならサスペンションがガチガチのクルマでも、魚たちにかかるストレスは最小限で済みそうな気がします

牛丼愛好家の皆さまをはじめ、アクアリストの皆さまにもおすすめしたいと思います。

マリオ高野

マリオ高野

1973年大阪生まれの自動車ライター。免許取得後に偶然買ったスバル車によりクルマの楽しさに目覚め、新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、自動車工場での期間工、自動車雑誌の編集部員などを経てフリーライターに。2台の愛車はいずれもスバル・インプレッサのMT車。

紹介した製品の最新価格・クチコミをチェックする
関連記事
ページトップへ戻る