昨年話題となった、お店で食べるようなフワフワ食感のかき氷を自宅で作れる「電動ふわふわとろ雪かき氷器」をはじめ、新感覚のアイスクリームを作れる「ハピロール」、ハンディかき氷器「大人の氷かき器」などなど、最近やたらと「氷」関係の製品を生み出しているドウシシャ。
そんなドウシシャから、今年の新作マシンが登場。それが「大人の氷フローズン」!
「氷」と「フローズン」って意味がかぶってないかな?
半分ドリンク、半分かき氷的なシャリシャリ食感のフローズンデザートを家庭で作れるマシンなのだ。
中身はこんな感じ
ぱっと見、普通のミキサーやフードプロセッサーっぽい見た目ですが…。
ミソはこの2種類付属する「刃」!
氷専用の刃がフローズン用なのですが、これで氷をバッキバキに砕いて、なめらかでありながらシャリッシャリなフローズンデザートを作ることができるのだ(ちなみに野菜・果物専用刃ではスムージーやみじん切りを作ることができます)。
たとえば、バナナと氷、牛乳を入れて…
バオーンと刃を回転させると
クリーミーかつシャリシャリ感のあるバナナフローズンが完成!
ああーっ、冷たくてウマイ!
このように、冷たくて甘〜いフローズンデザートもおいしいんですが、せっかく「大人の」と付いているんだから、もっとアダルトなフローズンドリンクを作りたいですよね。
こんな暑い季節、お酒をフローズンドリンク化したらメチャクチャおいしいんじゃないでしょうか?
…というわけで、さまざまなお酒を用意しました(家にあった酒をかき集めただけなので、銘柄にこだわりはないです)
まずはわかりやすそうな焼酎から。氷と焼酎をテキトーに入れて…(氷は家庭の製氷機で作ったものを使いましょう)
結構デカイ音がするので、夜中に使うのは厳しいかも…
なかなかイイ感じの「焼酎フローズン」が完成!
氷が細か〜くなっているものの、要は「焼酎ロック」みたいなものだと思いますが…。
ああーっ、何か新・感・覚!
氷とガッツリ混ざっているので、アルコールはかなり薄まっているはずなのですが、なぜか焼酎の香りと風味が強調されている感じ。
そして、当然のことながらメチャクチャ冷たくって…おいしい! これこそ、まったく甘みのない大人の氷フローズンですよ!
それじゃ調子にのってドンドン作っていきましょう。レシピは全部、お酒と氷をテキトーに入れるだけ!
ぶどうシャーベットっぽくて、明らかにおいしそうな「ワインフローズン」
あれ…、なんだろうこの微妙な味
氷で全体的に薄まっているのに、ワインの酸味と苦みが強調されていて、ちょっとクセのある味に。うーん、コレは人を選ぶかも…(ボクは苦手!)。
白ワインとかのほうが合うのかもしれません。
続いて「日本酒フローズン」
キリッと冷えつつ、ほんのり日本酒の風味も感じられて、いい感じです。
「梅酒フローズン」
あっ、コレはおいしいぞ!
味の濃い梅酒は、氷で薄まってちょうどいい感じになりますね。甘みもあるし、普通にフローズンデザートっぽい仕上がりに。
「ウイスキーフローズン」
焼酎と同様、すんごく細かい氷で「ウイスキーロック」を作った感じに。シャリシャリ感もありつつ、ちゃんとウイスキー風味も残っていてザ・大人の味!
やっぱり氷で薄まる分を考えて、元々味やアルコールが濃いお酒。ロックや水割りで飲むようなお酒のほうが合う感じがします。
それじゃあお酒自体を凍らせて、氷を混ぜなければ味が濃いままフローズンにできるんじゃないでしょうか?
…ということで、凍らせたビールを用意しました
当然、注ぎ口からは出てこないので、缶切りで開けて…
泡が吹き出してきた! ビールを凍らせるとこうなるのか…
ビックリして写真を撮る余裕がなかったよ
何とかかんとか開けることができました
それじゃ、凍ったビールの塊をフローズン化!
すると、メチャクチャきめの細かいフワフワかき氷のような「フローズンビール」が完成しました。コレはおいしそう…
…と思ったら、味がしない!
ビールを凍らせると、「氷」部分と「味」部分に分離しちゃうのかな? フワッフワの氷には味がなく、グラスの底のほうに「味」がたまっていました。
…というわけで、フローズンドリンクを作るのにおすすめのお酒は、焼酎、梅酒、ウイスキーあたりでしょうか。ストレートで飲むにはちょっと強いお酒だと、氷で薄まってちょうどイイ感じでおいしく飲めますよ!
氷で薄まっているとはいえ、そこそこアルコール分はあるはずなので、ユカイに飲み過ぎて足腰立たなくならないように気を付けましょう!