クイーン、アイアン・メイデン…あの有名バンドをイメージ

世にも珍しい「ロックバンド」のビールを発見! そのお味は?

このエントリーをはてなブックマークに追加

「アーティスト・ブランド・ビール」というものがあるんです

みなさん、ロックは好きですか!? ビールは好きですか!? 自分は、ライブハウスにて大音量で音楽を聴きながらビールを飲むことを至上の喜びとしております。そんな筆者が先日、某レコード店でおもしろいものを見つけました。それは、ロックバンドの名前を冠したブランド・ビール。こんなアーティスト・グッズ(?)もあるのかと思い、帰宅後調べてみると、いくつか同様のビールを見つけたので、さっそく購入して飲み比べてみることにしました! はたして、どんな味なのでしょうか。ロックな気分が盛り上がるのでしょうか? 今回、取り寄せたのは以下の4種です。

左からアイアン・メイデン「トゥルーパーレッドンブラック」、アイアン・メイデン「トゥルーパー」、クイーン「ボヘミアンラガー」、セロニアス・モンク「ノースコーストブラザーセロニアスベルジャンアビィビール」

まずはグラスに注いでみましょう。それぞれに色合いが全然違うことがわかります。味もおそらく個性的なのでしょう…期待感が高まります! 今回はそれぞれ酸味、苦み、甘み、コクを独断と偏見で採点(最高は★★★)。さらにアーティスト・ブランド・ビールということで、そのアーティストらしさが感じられるかもチェックします!

同じビールとはいえ、色合いはそれぞれ!

同じビールとはいえ、色合いはそれぞれ!

イギリスの国民的ロックバンド、クイーンの「ボヘミアンラガー」

クイーン「ボヘミアンラガー」

クイーン「ボヘミアンラガー」

まずはクイーンの「ボヘミアンラガー」から。クイーンといえば、故フレディ・マーキュリーを擁したイギリスの国民的ロックバンドです。彼らのアルバムは累計で全英アルバム・チャートに27年間チャートインを果たしたギネス記録を保持しており、これはビートルズを上回る記録なのだそうです。そんなクイーンのビールですが、これは名曲「ボヘミアン・ラプソディ」のリリース40周年と、フレディの生誕70周年を記念して、イギリス…ではなく、チェコで作られました。チェコのボヘミア地方がピスルナー・ビールの発祥地であることから、ボヘミアつながりで作られたようです。

ラベルには「ボヘミアン・ラプソディ」を収録した名作アルバム『オペラ座の夜』のジャケットに描かれたイラストがあしらわれ…あれ、これは『華麗なるレース』のイラストです。なんだか若干の不安を覚えますが、とりあえず飲みます!

「ボヘミアンラガー」を試飲

「ボヘミアンラガー」を試飲

うまい、うますぎます! 色みは薄いオレンジ色といったところで、日本のビールに近い感じで、口当たりがすっきり。アルコールは4.7%とやや低めで誰にでも飲みやすいビールといえるでしょう。そういう意味では、イギリスだけでなく、欧米や南米、もちろん日本も含めて多くの人々に支持されたクイーンらしいビールといえるかも。ただ、英国を代表するバンドだけに、ビールにももう少し英国風味がほしかったところ。なにせチェコ・ビールですからね。さらにラベルの勘違いもあるので、クイーン度は★ということで。

酸味★
苦み★
甘み★
コク★
クイーン度★

老舗ヘヴィメタルバンド、アイアン・メイデンの「トゥルーパー」

アイアン・メイデン「トゥルーパー」

アイアン・メイデン「トゥルーパー」

続いて、同じく英国を代表する老舗ヘヴィメタルバンド、アイアン・メイデンのビール。彼らの名曲のタイトルをいただいた「トゥルーパー」です。ラベルには、メイデンファンにはおなじみのマスコットキャラ“エディ”があしらわれています。

メンバーのブルース・ディッキンソンとロビンソン醸造所のコラボレートで誕生したエールビールで、裏ラベルに書かれた説明書きによれば“ホップはボベック、ゴールディングス、カスケードという一風変わったブレンド”が特徴とのこと。では、飲んでみます!

「トゥルーパー」も飲みます!

「トゥルーパー」も飲みます!

これもうまい! 色味は琥珀色で、深みのある味わいはいかにも英国のビールという印象です。アルコールは4.5%と低めでこちらも飲みやすく、ついつい杯が進んでしまいそうです。英国のエールビールが好きな人にはオススメです。“苦手な人もいるけれど、愛好家にはたまらない”というのは、ヘヴィメタルという音楽に通じるものがあるのではないでしょうか。だとすれば、このビールは、メタルの王道を行くアイアン・メイデンそのものという感じです!

酸味★★
苦み★★
甘み★
コク★★
アイアン・メイデン度★★★

バージョン違いのアイアン・メイデン「トゥルーパーレッドンブラック」

アイアン・メイデン「トゥルーパーレッドンブラック」

アイアン・メイデン「トゥルーパーレッドンブラック」

アイアン・メイデンの「トゥルーパー」には、ほかにも銘柄があるので、続いてはそちらを試してみましょう。「トゥルーパー レッドンブラック」です。これは彼らの最新アルバムの収録曲から名づけられたビールで、ロビンソン醸造所に残る1850年のレシピをもとに、ブルースとともに作られたビールとのことです。ではさっそく!

まだまだ飲みます! 続いては「トゥルーパーレッドンブラック」!

まだまだ飲みます! 続いては「トゥルーパーレッドンブラック」!

味わいは“ザッツ黒ビール!”! 麦芽(モルト)を軽く焦がした“カラメルモルト”を使用したポータータイプ(黒ビール)ということで、色みからまさに黒ビールという感じです。とはいえ、あまりクセがないので飲みやすく、これまた何杯も飲めてしまいそう。ちなみにアルコールは6.8%とやや高めなので、飲み過ぎ注意ですね。

飲みやすいと書きましたが、あくまで黒ビール愛好家にとっては、ということなのでご注意を。黒ビールというジャンルの中では王道という意味では、これこそがメタルというジャンルの王道を行くアイアン・メイデンっぽいビールなのかも。ただ、独特の風味を持つ黒ビールなだけに、「トゥルーパー」以上に好き嫌いが分かれそう。より個性的で好みが分かれるという意味では、ブレイズ・ベイリー期のメイデンといったところでしょうか。

酸味★
苦み★★
甘み★★
コク★★★
アイアン・メイデン度★★

  • アイアン・メイデン トゥルーパーレッドンブラック

  • 参考価格 -

  • 2017年7月17日 12:01 現在

最後はジャズ。セロニアス・モンク「ノースコーストブラザーセロニアスベルジャンアビィビール」

セロニアス・モンク「ノースコーストブラザーセロニアスベルジャンアビィビール」

セロニアス・モンク「ノースコーストブラザーセロニアスベルジャンアビィビール」

ロック! ロック! と騒いできましたが、最後はジャズです。アメリカはカリフォルニアのノースコースト醸造所が、ジャズ界の奇才、セロニアス・モンクをラベルにいただいたビール。ベルギーの修道僧(モンク)が作ったビアスタイルを踏襲して作られたことから、モンクつながりで彼がラベルに登場しているようです。では、飲んでみます!

すでにヘベレケ気味ですが、「ノースコーストブラザーセロニアスベルジャンアビィビール」も飲みます!

すでにヘベレケ気味ですが、「ノースコーストブラザーセロニアスベルジャンアビィビール」も飲みます!

これは個性的! 濃厚なブラウンといった色合いのこのビールは、アルコール9.4%とビールとしてはかなり高め。それだけにアルコールによる辛みがあるのかと思いきや、濃厚な甘みが! そんな中に、ほのかな辛味も感じました。ぐいぐい飲む感じではなく、じっくりと個性的な味を楽しみたい、そんなビールだと思います。個性豊かな演奏家が多数存在するジャズシーンの中でも、ひときわ独特の感性による演奏で魅了したモンクをイメージさせるビール…少々、強引な気もしますが、そんな印象を持ちました。

酸味★
苦み★
甘み★★★
コク★★★
セロニアス・モンク度★★★

音楽を聴きながら飲んでみて!

4種類のビールを飲み比べてみましたが、個人的には「ノースコーストブラザーセロニアスベルジャンアビィビール」がお気に入り。複雑で甘みのある味わいはクセになります。でも、結局どれもうまい! なんじゃそりゃという感じですが、地ビールが好きな人ならば、どれを飲んでも損はしないでしょう。お好きなバンドの曲を聴きながら飲めば杯が進むこと間違いなしなので、飲み過ぎ注意で楽しみましょう!

地江仲慶太

地江仲慶太

40代のフリーライター。音楽、芸能、スポーツなどエンタメ系を中心に幅広く書きなぐる。“できませんは言いません”がモットーも最新機器が苦手。

紹介した製品の最新価格・クチコミをチェックする
  • アイアン・メイデン トゥルーパーレッドンブラック

  • 参考価格 -

  • 2017年7月17日 12:01 現在

このエントリーをはてなブックマークに追加
こだわりの逸品最新記事
こだわりの逸品記事一覧
2017.9.25 更新
ページトップへ戻る