いいモノ調査隊

フルーティでスィートな飲み口。日本酒の奥深さを堪能できる逸品

「ワインは好きだけど日本酒はちょっと・・・」、「シャンパンはおしゃれだけど日本酒はちょっと・・・」と、なぜか日本酒と聞くと敬遠する方もいらっしゃるようです。筆者には、そんな方にぜひ一度試していただきたい日本酒があります。それは、一の蔵の“すず音”。

瓶のデザインもかわいく仕上がっています。ぜひおしゃれなグラスでお楽しみください

瓶のデザインもかわいく仕上がっています。ぜひおしゃれなグラスでお楽しみください

“すず音”は、シャンペンと同じように瓶内発酵によって生まれた炭酸ガスを含んだ低アルコールの日本酒で、優しいお米の味わいと柔らかい甘酸っぱさが楽しめる逸品です。‘ぷしゅ’という音とともにフタを開け、グラスに注ぐと、淡雪のように繊細な泡がグラスにはじけ、フルーティーな甘酸っぱい香りがほとばしります。口に含めば、口当たりのよいさわやかな甘みと酸味が広がります。後味もスッキリで、いやな甘みが残ることもありません。

淡麗ですっきりした味わいの日本酒を好む筆者は、甘口の日本酒は好きではありませんが、“すず音”なら食前でも食中でもおいしくいただけます。洋食・和食に限らず、さっぱりした味付けの魚介類によく合うように思います。筆者は、お寿司と“すず音”の組み合わせが大好物の1つです。

アルコール度数は5度程度なので(一般的な日本酒は15〜16度)、ふだんあまりお酒を飲まない方や、日本酒が苦手とおっしゃる女性にも喜ばれるはずです。

長期保存に向かないのが残念なところ。仕上日からおおよそ1ヶ月以内に飲むのがポイントです

長期保存に向かないのが残念なところ。仕上日からおおよそ1ヶ月以内に飲むのがポイントです

かすかに白いお酒です。繊細な泡が鈴の音の奏でるように聞こえることから“すず音”と名付けられました

かすかに白いお酒です。繊細な泡が鈴の音の奏でるように聞こえることから“すず音”と名付けられました

なお、“すず音”には、期間・数量限定でピンクの“はなめくすず音”と、ミモザイエローの“幸せの黄色いすず音”もあります。タイミングが合わず、筆者はまだ試したことがありませんが、こまめにネットをチェックしてなんとか入手しようとたくらむ今日この頃であります。

わたる
Writer
わたる
主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。
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