ベルギーのお菓子メーカー、Lotus(ロータス)社のカラメルビスケットです。キャラメルとシナモンが香るフレーバーとサクっとした歯触りが人気で、ベルギーやお隣のフランスでは、カフェでコーヒーを頼むとお茶請けとしてひと袋付いてくるほどの、定番のビスケットです。日本でも、輸入食材店を中心に数年前から販売されていましたが、最近では一般的なスーパーのお菓子コーナーでも目にすることもあり、ポピュラーになってきました。
そんな人気のビスケットが、スプレッドになって登場! ロータスビスケットファンのひとりとしては、手に取らずにはいられませんでした。
食べる前に「原材料名」からチェック。なんといちばん最初に「カラメルビスケット57%」とあります。次いで、なたね油、砂糖、乳化剤(大豆レチシン)、酸味料。つまり内容量400グラムのうち約6割がカラメルビスケットでできている、純度(?)の高いスプレッドのようです。
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100グラムあたりのエネルギーは590kcal。たんぱく質3グラム、脂質39.3グラム、炭水化物55.9グラム |
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瓶を開封! ピーナツバターのような滑らかなコクとビスケットのザラッとした風合いが残った感じ |
食べてみた感想は、まさにスプレッド状のカラメルビスケット! そのままの表現ですが、それ以上でもそれ以下でもありません。似たような商品に、イタリアのフェレロ社の「Nutella」というヘーゼルナッツをベースにしたチョコスプレッドがありますが、あれをそのままロータスのビスケットで再現したような感じです。むろん味や食感はカラメルビスケットではありますが、病み付きになり具合がNutella並みと言ったほうが的確かもしれません。Nutellaにハマってしまう人には超危険です。
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食べ方はパンに塗る王道のほかにも、アイスクリームやフレンチトーストにシロップのようにかけたり、お菓子に混ぜ込んだりアイディア次第で広がります |
ちなみに原材料の「カラメルビスケット」には、括弧書きとして「小麦粉、砂糖、植物油脂、シュガーシロップ、大豆粉、食塩、シナモン、膨張剤」とあります。カロリーの気になる方は手を出さないほうがいいかもしれませんね……。