ベーコンと聞いてイメージするものはなんでしょうか。目玉焼きの添え物?それとも細かく刻んでスープやパスタの具でしょうか。いずれにせよ、食卓のメインというイメージはあまりないのでは?ところが、そんな常識を一掃するベーコンがあるのです!
ギフトとして頂いたのがこのベーコンとの出会い。正直もらった時は、「ブロック状のベーコンか、使いにくいなぁ」と思い、そのまま冷蔵庫へ。その数日後、自宅で鉄板焼きをしていたところ、肉が足りなくなり、あとはベーコンしかないけど・・・と出してみたところ、これが奪い合いになる旨さ。しっかりとした肉質に、鼻腔をくすぐるスモークの芳香。噛めば中から溢れる肉汁。しまった、もう一度食べたい!今度はひとりでこっそり・・・と思わずにはいられない代物。一体このベーコンは何者?!もちろん、即調べました。
元々は、1989年、小樽市に開店した「めるかーど」というスペイン料理のレストランで、お店のメニューのキッシュに入っていた小さなベーコンが常連さんの評判を集め、商品化されたのがコレのもとだそうで。2008年に札幌の百貨店にて期間限定で販売をしたところ、大変な人気となり、噂を聞きつけたあちこちの物産展にひっぱりだこに。なんと現在は小樽のレストランを休業状態にし、ベーコン造りに邁進されているとか。ちなみに常設店舗で購入できるのは、札幌のきたキッチンくらい。近所の物産展に巡ってくるのを首を長くして待つくらいなら、ネット通販で買ってしまいましょう。ちなみに、冷凍で半年大丈夫なそうなので、購入の際には半年分まとめ買いが吉ですね。
おすすめの食べ方は、大きめのお鍋に、お湯を沸騰させ、そこへ真空パックのままのベーコンを入れ、火を止め、蓋をして15分〜20分そのまま待ち、ベーコンが芯まで温まったところで取り出し、切り分けて食べるといういたってシンプルな食べ方。それだけ素材がいいってことです。
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これだけでディナーのメインになるベーコンです。ガツンとした肉質が楽しめます |
休日のブランチなら、イングリッシュマフィンと一緒がお気に入り。薄くスライスしたベーコンをマフィンの表面を覆いつくすように乗せるバージョン、もしくは細かく切ったベーコンを、これまたマフィンの表面を覆いつくすように乗せるバージョンの2パターンがあります。どちらにするかはお好みで。マフィンの逆側にはスライスチーズを。食べる時はチーズとベーコンを重ねます。チーズとベーコンのマリアージュがもうたまりませんっ!
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今日はどっちのバージョンにしようかな… 手前がスライス、奥がこま切れバージョン |
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食べやすく、上品なのは薄スライスバージョン。但し、薄く、何枚もスライスするのは案外面倒です… |
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ゴロゴロベーコンが楽しいこま切れバージョン。余った端とかを転用できるので、実際家で食べるのはこっちが多いですね |
是非一度お取り寄せいただき、ご賞味あれ!
(回遊舎/番場由紀江)
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