劇辛を極めたものや有名店の味を再現したものもあれば、地元の名産品を積極的に具材として取り入れたものなど、まさしく百花繚乱の感があるレトルトカレー。中には、お笑い系(?)まであり、このコーナーでもさまざまなレトルトカレーが紹介されています。今回ご紹介するものは、いままでのなかでも最強クラスのユニークなカレーですぞ。
今回ご紹介するのは、ずばり「いちごのカレー」。栃木県の株式会社永井園による、地元の名産品を使ったカレーです。ポイントは、いちご生産日本一の栃木県産とちおとめのピューレを使っていること。カレーといちごの相性はいかなるものか、さっそくいただいてみました。
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レトルトパックには特に印刷やデザインはなく、いたってシンプル |
封をあけてご飯にかけると、ほんのりとフルーティな香りがしますが、いちごの風味を強く感じる訳ではありません。見た目だけでいうと、一般的なレトルトカレーと変わりません。カレーとしての完成度は高く、一般的なカレーよりもフルーティな酸味が強めです。大胆なパッケージですが、いちごのイメージにとらわれ過ぎない方がよいでしょう。筆者的には辛味がやや物足りませんが、味わいはよく、大変おいしくいただけました。
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当たり前ですが、パッケージのようないちごがまるごとゴロンと入っている訳ではありません |
よく見ればパッケージのいちごの写真のそばに「写真はイメージです」と書かれておりました。