突然ですが、筆者が大好きな日本酒にはさまざまな成分が含まれています。なかでも天然のアミノ酸やミネラル、ビタミンなどの成分は美容に効果があるといわれており、「酒蔵で働く人は肌がキレイ」という話は有名です。最近は多くの日本酒メーカーから、次々と美肌をテーマにした化粧品や入浴剤などが発売されております。お風呂が大好きな筆者、化粧品や肌ケア商品はさておき、入浴剤には興味津々です。そこで、日本酒とお風呂が同時に楽しめるこんなものを購入してみました。
筆者が購入したのは、石川県の福光屋が販売する、酒風呂専用の純米酒の原酒。福光屋は、銘酒“加賀鳶”で知られる酒蔵で、以前から「すっぴん」ブランドの化粧水やハンドクリームなどを販売しておりました。今回ご紹介する「すっぴん 酒風呂専用・原液(純米)」は、そんな経験と技術を活かして開発された、酒風呂を自宅で手軽に楽しむための入浴酒です。
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アルコール度は通常の日本酒よりも少し高めの18度 |
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1回のお風呂(200L)で250ml(ボトル半分)が基本量。湯量によって量を調整します |
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日本酒そのものなので色はつきません(青く見えるのはライトの関係で実際の色は透明です) |
原酒を湯船に入れて混ぜるとフワッと日本酒の香りが広がりますが、強い香りは長く続かずすぐに薄まります。アルコールも十分薄まるので、子どもと一緒にお風呂に入っても酔っ払うようなことはありません。それでも酒風呂ならではの効果はてきめんで、身体はぽかぽかと暖かく、保温効果や発汗効果はいつもより高く感じました。なお、筆者が購入したのは純米酒の原酒そのものですが、原酒に紫蘇(しそ)エキスや生姜エキスを加えたものもあり、違う香りが楽しめます。気分によって、入浴酒を替えてみるのもいいかもしれませんね。