みなさん、こんにちは! プロレスリング・ノアの丸藤です! 今回挑戦するのは…世界一苦いビール!! 最近、世界一○○なモノに挑戦していることが多いような気がするが…。オレは負けない。さらに強くなってみんなの前に出ることを誓うよ。
まずはビンのラベル! なんだこいつは。
俺のことを見てやがる…しかも鉄格子の向こうから…。
今回挑戦するこいつの名前は「Mikkeller (ミッケラー) 1000 IBU」。原産国はベルギー。アルコール度数は9%で、少々高めか。原材料はよくあるビールと同じで、麦芽とホップ。本当に世界一苦いのか?
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もちろん、アルコールなので20歳になってから飲んでくれ |
よし。栓を抜いてみよう。ここまでもまだ、よくあるビールを飲む光景と同じだ。ではニオイを確かめてみよう。
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ニオイをチェック |
香りは…うん、フルーティーではあるが黒ビールにも似た香りとでも言おうか。ここまでは意外と普通だな。瓶では色も分からないから、グラスに移してみよう。
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色はダークレッドブラウンとでも言おうか |
さて、いよいよ味を…。
おい、ビール。お前は世界一なんだろ? かかってこいや! (決してあの方の真似ではありません(笑))
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グングン飲んでやるぞ! |
うっ……。
苦い!! 何だこの苦味は! 口の中が苦味で覆い尽くされる。
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ビールでは体感したことのない苦味だ |
フルーティーではあるが苦い!! にんんん…がいグレープフルーツとでも言おうか。にんんん…がいブラッドオレンジとでも言おうか。柑橘系の味がするが、甘味はない。
苦い! とにかく苦い!
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喉に残る苦さだ |
苦さの強さを表す数値であるIBU(国際苦味数値インターナショナル・ビタネス・ユニット)によると、その数値「1000」! 日本の大手ビールメーカーのビールはだいたい20前後、苦味が強いと言われるビールでさえ40〜60といった数値の中で、これは1000である。文字通り桁が違う苦味だ。普通の人はグビグビなんて飲めないだろうな。飲むペースも上がらないはずだ。罰ゲームやパーティのネタとしてはいいかもしれないな。
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このくらいの苦味なんて、楽勝だぜ! はっはっは! |
まぁ、オレにとってはつまらない戦いだった。完勝だ。グラスに注いで、一気に全部飲んでやったぞ。
ただみんなには言っておく。食前、食事中はやめといたほうがいい。
ましてや食後もいらない。本当にやめといたほうがいいぞ。
プロレスリング・ノア所属のプロレスラー。得意技は不知火、虎王、タイガーフロウジョン。プロレスラーという職業を活かした商品を紹介したり、ときどき世界一〇〇なもののレポートをしています。