貯金箱というとなぜかブタの貯金箱が有名です。貯金箱がなぜブタなのかについては諸説ありますが、その昔「PYGG(ピッグ)」といわれるオレンジ色の粘土で陶器が作られていた頃、「PYGGの貯金箱を作ってほしい」という依頼を受けたとある陶器職人が「PIG(ピッグ:ブタの意味)」と聞き間違えて、ブタの貯金箱を作成、その貯金箱が評判になったことがきっかけだそうです。また、ブタは多産で縁起がいいということも理由の1つかもしれません。ということで、今回ご紹介するのは動物の貯金箱。でもブタではありませんよ♪
人気のシリーズなので、すでにご存じの方もいらっしゃるかも?
今回ご紹介するのは、株式会社シャインの「おへんじBANK」。かわいいワンコをモチーフにしたすてきな貯金箱です。実はこの会社、“シャイン貯金箱”シリーズとして、さまざまなキャラクターをモチーフにした貯金箱を生み出しており、ニャンコをモチーフにした「いたずらBANK」はニューヨーク近代美術館のMoMAストアでの取扱商品に選ばれているほど。日本でもとても人気があります。
さて、今回ご紹介する「おへんじBANK」は“シャイン貯金箱”シリーズの新製品で、2017年5月に発売されたもの。大ヒットとなった「いたずらBANK」とは違ったギミックも加わっているとのこと。さっそく貯金してみましょう。
バッグをイメージしたかわいいデザインです。ちなみにワンコは“たれみみ”と“たちみみ”がいてそれぞれ白と茶がいます。筆者が購入したのは“たれみみ”の白
この部分にお金を置きます。1円、5円、10円、50円、100円、500円の日本の現行硬貨6種専用です
声をかけると中からワンコが登場♪
お金を取って、中に帰っていきます。ちなみに、お金を置いたままで声をかけずにいるとさみしそうに鳴いてしまいます…
それではこの様子をムービーにてご覧ください
なお「いたずらBANK」では、ニャンコらしく自分のペースで現れてコインを取っていたのですが、「おへんじBANK」では、名前を呼んだり手をたたいたりと、合図をするとワンコが中からうれしそうに出てきます。さらに、コインを置いたまま合図しないと、さみしそうにひと声鳴くというギミックもあります。こんなにかわいければ思わず貯金に励みそうですね。どちらが好きかはさておき、ワンコらしさとニャンコらしさがうまく表現されていると感心しきりの筆者でした。
なお、現実的な話で恐縮ですが、単3形乾電池が2本必要です(別売)。さらに電池ボックス固定用のねじ回しも
また、たまったお金はこのフタを外して取り出します