いいモノ調査隊

一度は食べてみたい、「宇宙食」を試食してみました!

一度は行ってみたい宇宙。その願いがいつ叶うのか、果たして叶うか否かはわかりませんが、せめて宇宙飛行士と同じ体験をと思い、ずっと食べてみたかった“宇宙食”を買ってみました。

真空パックに入った宇宙食。フリーズドライ製法の食品が多く採用されているのは、積載重量が限られることや保存性のためとのこと

真空パックに入った宇宙食。フリーズドライ製法の食品が多く採用されているのは、積載重量が限られることや保存性のためとのこと

“SPACE FOOD(スペースフード)”と名付けられたこのシリーズ。但し書きには、宇宙食と同じ製法で作られたドライフードで、厳密には実際に宇宙飛行士が食べているものとは違うようです。キムチやエビグラタンなど、「宇宙に行ってまでそんなものが食べたくなるのか?」とツッコミたくなるような複数の種類がラインナップしています。

そんな中、今回は以前スペースシャトルのドキュメンタリー番組で、宇宙飛行士が実際に食べていたのを見たことのある「バニラアイス」と、日本人の宇宙飛行士にしか需要がないであろう「たこやき」の2品を試食してみました。

まずは、バニラアイス。取り出した瞬間、思わず「豆腐?」と思った見た目。まるでバニラアイスとは似つかずな代物ですが、口に溶けていく感じは正真正銘のバニラアイスでした。そしてジワジワとバニラアイスの味が追いかけてくる感じです。

味と風味はまさにバニラアイスなのに、冷たくはなく、不思議な感覚だ

味と風味はまさにバニラアイスなのに、冷たくはなく、不思議な感覚だ

次はたこやき。バニラアイスとは違い、こちらは封を開けた瞬間に「うわっ、たこやき!」と声を上げたほど、そのものの姿でした。ところが、口に入れてみるとカチカチ。ふんわりしたたこやきの食感とは正反対で、かじるようにしないと歯で噛めません。しかし、こちらも味も匂いもたこやきそのもの。バニラアイス同様、味は通常のものと同じなのに、まるで食感が違うというのは、ちょっとユニークな体験です。話のネタとしてはもちろん、フリーズドライで保存がきくので、災害時の非常食用としても最適かもしれません。

見た目はたこやきそのもの。スナック菓子の“カール”に少し近い食感で、サクっとしている。ソースや紅ショウガの風味もしっかり口に広がる

見た目はたこやきそのもの。スナック菓子の“カール”に少し近い食感で、サクっとしている。ソースや紅ショウガの風味もしっかり口に広がる

えみぞう
Writer
えみぞう
日々のムダをとにかく省くことに執念を燃やす母ライター。好きな言葉は「時短・節約・自作」。なのに非生産的な活動にも必死になることも多々。意外にアウトドア、国際派。
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