昨今の「食玩」の完成度の高さは、いまさらご説明する必要はないと思いますが、世界に誇る日本の文化の1つではないかと思います。今回ご紹介する食玩、「ちょうへんかん!! もじバケるカナ」も、その発想とアイデアを実現する技術力の高さに脱帽ものの逸品です。
今回ご紹介するのは、バンダイの「超変換!! もじバケる」の続編として登場した「チョウヘンカン!! もじバケるカナ」。「超変換!! もじバケる」は、プラスチックでできた“竜”や“犬”などの漢字のブロックを動かすことで、“竜”や“犬”の形になるというものですが、「ちょうへんかん!! もじバケるカナ」では、漢字を超変換させるのではなくカナをチョウヘンカンさせることで、動物の形に変形します。
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箱の中は、完成済みの本体(サルの2文字)とソーダ味のガムが1個 |
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最初はサルの文字ですが… |
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ちょっとばらして、動かしてみます |
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見事にサルに“変換”しました。首や腕は可動式なので自由にポーズをとらせましょう |
漢字と違って画数も少なく、シンプルな形のカタカナが、デフォルメされているとはいえ、動物に変わるアイデアは見事というほかありません。ラインアップには、サル・トリ・ゾウ・リス・ヘビの5種類があり、いずれもほかに劣らぬ完成度の高さを誇っております。
ちなみに、「超変換!! もじバケる」は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久収蔵品に認定されています。やはり、日本の食玩のハイクオリティさは世界でも注目されているんですね。