秋はいろんな食べ物がおいしい季節。筆者が大好きな果物も種類豊富でとても充実しています。しかし果物を食べるには、皮をむいたり、種を取ったりと意外と面倒くさいことも…。でも、そんな作業から解放してくれる便利なグッズがいろいろと販売されているってご存じですか? 今回は秋の果物を代表してぶどう用の便利グッズをご紹介しましょう。
それがこちら。ぶどうをイメージしたカラーリングもいいですね
今回ご紹介するのは、下村工業の「フルベジ ぶどうの皮むき」。文字どおりぶどうの皮を簡単にむいてくれる便利グッズです。「ぶどうなんか口の中で割って転がしてくちゅくちゅすれば皮をむかなくてもいいじゃん!」、はい、ごもっともなご指摘です。筆者もいつもそうしております。
でも、「ヨーグルトのトッピング用にぶどうの果肉を使いたい」、「ぶどうゼリーを作りたい」なんてときには“皮をむいたぶどう”が必要です。大きな粒のぶどうでも、皮だけを手でむくのは結構大変。そんなときに大活躍するのが、「フルベジ ぶどうの皮むき」ってワケです。「俺はぶどうを皮ごと食べるから関係ない」なんて意見は無視して、とりあえず使い勝手をチェックしてみましょう。
先端部分の大小のワイヤーは、ぶどうの粒の大きさによって使い分けます(右下が大粒用)
今回は4種類のぶどうを用意しました。左上が巨峰、右上がマスカットです。下の2種類のぶどうはスーパーでよく見かけるアメリカ産のぶどう
使い方はいたってカンタン。茎が付いていた果実の穴から本品のワイヤーを差し込みます。皮と果肉の間にワイヤーを差し込んで、ぶどうを“クルッ”とさせると、皮がきれいに取れちゃいます。
果肉と簡単にご対面する様子を動画でご覧下さい♪
と、このように簡単にぶどうの皮がむけてしまうのです。念のため、やり方をご説明しましょう。
初めに巨峰から。穴からワイヤーを差し込みます
皮と果肉の間にワイヤーを沿わすように差し込んで、このままぶどうを回転させると…
きれいに皮が取れました
次にマスカットでもやってみましょう。取扱説明書にはマスカットのような皮の薄いぶどうではうまく使えないとありますが…
こちらも何とか成功しました。皮を破らないようにていねいに作業するのがコツです
ところで巨峰(左側)とマスカット(右側)って皮の色はまったく違うのに、果実の色は似ているんですね
続いてチャレンジしてみたのは、アメリカ産ぶどう。スーパーで、1パック300円程度で販売されているもので、品種などの詳細は不明です。種なしで皮ごと食べられると書かれていますが、どうも皮は食べる気にならないので、筆者は食べずに残しています。国産のぶどうと比べると皮が薄くぱりっと、果肉はやや硬めでシャキシャキといった感じですが、果汁は豊富でみずみずしく甘酸っぱいので、筆者はときどき購入しております。
小粒用のワイヤーで試しました。手順は同じです
どちらのぶどうもマスカットよりも皮が薄く、さらに難易度が上がりましたが、何とか成功しました
ということで、ヨーグルトにブルーベリージャムとフルグラ、むきたてのぶどうをトッピングしていただきます
ちなみにいいモノ調査隊では、下村工業の「キウイカッター」を過去に取り上げています。さらに「栗の皮むき器」や「さくらんぼの種取り」、「りんごの芯抜き」といった果物用のユニークグッズが豊富にありますので、またの機会にご紹介しようと思います!