最近の缶詰は、プルタブ付きのものが多く、缶切りがなくても開けられるものばかりだと思います。実際、缶詰はスーパーやコンビニなどでまだまだ現役で活躍していますが、缶切りを見たことのない子供が多いとのことです。下手をしたら、20代の若者でも見たことがないのではないでしょうか…。
形はいくつかあれど、缶切りは缶詰を開ける必需品
でも、まだまだ缶切りが必要な缶詰もあります。長期保存のものであったり、海外製のものであったり。缶切りを使ったことがある人はわかると思いますが、缶切りって使うのが意外と難しかったりします。力の加減であったり、動かし方であったり…。また、切り口がトゲトゲになってしまうので、切り口で手を切ってしまう人も少なくないわけです。
そこでこの商品、Shiroli「電動缶オープナー」ですよ。缶の上にセットするだけで、自動的に缶を開けてくれるアイテムです。自動で行うので、間違って手を切ったり、缶を倒したりすることもないので、安全かつ安心です。
電動の缶オープナーです
背面です。磁石で缶詰と接続し、回転しながら缶を切ります
背面の白いカバーを外すと電池ボックスが現れます。電池は単3形乾電池2本使います
また、缶詰の切り口もトゲトゲにならないので、缶詰の中身を取り出す際も安全です。もちろん、缶を切っているので、エッジの部分は多少鋭利にはなっていますが、トゲトゲになっているよりは扱いやすくなります。
缶としっかりと装着したあと、左右のボタンを押せば自動的に回転して、切断します
だいたい1周から1周半くらい回ると自動的に回転が止まります
では実際に使ってみます。動作の様子を動画でご覧ください。
それなりに振動しますが、音もそれほどうるさくありません
切り終わりました。見た目は切る前と変わりません
缶切りでは蓋を切る感じですが、缶オープナーは側面を切る感じです
断面はギザギザのトゲトゲになっておらず、切り口がきれいです
また、缶のサイズはある程度対応できるので、市販の缶詰であれば、たいていのものを開けることができます。
普段の料理に使うのはもちろん、防災用具として缶詰と一緒に保管しておくのもアリですよ。缶詰だけ持ち出しても缶切りがなくて開けられない…というんじゃ困りますからね…。そういう用途も含め、これはなかなか便利なアイテムだと思いました。
ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランス・ライターに。現在は、デジタル機器を中心にWebや雑誌、Mookなどで活躍中。近著に『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)。