暑い夏に食べたくなるものといえば、やっぱりそうめんですよね。特に私は「流しそうめん」でいただくのが、雰囲気もあいまって好きです! ただ、このご時世ではなかなかみんなで集まって流しそうめん……とはいきませんよね。
普通に食べるのももちろんおいしいんですけど……!
「流しそうめん」を自宅でもできる「流しそうめん器」はたくさんありますが、基本的には複数人で食べるものなので、どれもやたら大きかったり、スライダーがすごかったりと、ひとりで使うには厳しいものばかり。
そんな、「ひとりでも流しそうめんがしたい!」欲を満たしてくれそうなアイテムを発見しました!
それがこちら、タカラトミーアーツから発売されている「流しそうめんPocket」です。
手のひらサイズ!
流しそうめん器とは思えないビジュアルですよね! とてもじゃないですが、そうめんを流せそうなサイズではありませんが……?
ぱかっと開けると……
薬味入れ、そばちょこ、そして本体(モーターパーツ)の3つに分かれます
そうです。そうめんを流す部分はありません。この「流しそうめんPocket」は水流を生み出すマシンで、好きな器に入れることで流しそうめんができるようになるというアイテムなんです!
百聞は一見にしかずということで、さっそく使ってみましょう。まずはよくあるそうめん鉢で「ソロ流しそうめん」にチャレンジです。
1人なので、1人前のそうめんを準備しました
モーターパーツの側面に電池ブタがあるので、ここに単3形乾電池2本をセットしましょう
モーターパーツをそうめん鉢の中央に置き、水を注ぎます
では、そうめんを少し入れてみてスイッチオン!
あ、あれ……思ったよりもいい感じに流れてくれない……! なぜ!!
そうめんが多すぎたのか、はたまた少なすぎたのか、そうめんや水の量を調整して試行錯誤してみたのですが改善されず……。いろいろと考えてみたところ、おそらくこの器に問題があるのではないかと思い至りました。
モーターパーツを置くあたりの場所が平らではなく、ぼこぼこした作りをしています
というわけで、ほかの器でも試してみましょう。次は丼を使ってみました。
これなら底面がさっきよりは平らなのでうまくいくはず……!
スイッチオン。
うん、さっきよりもいい感じに流れていますね! やはり底面が原因だったのかな?
もっと底がしっかりと平らになっている器がないかなぁ、と探したところ、アルマイト製の両手鍋がありました。
見た目はちょっとシュールですが……ある意味夏っぽさもあるかも?
これならかなり底面が平らなので、私の仮説が正しければしっかり流れるはず! 再度試してみました。
いい感じに流れました! まさしくこれ! キレイに流しそうめんになりましたよ〜♪
これこれ!
流れるそうめんをキャッチして食べてみましたが、やっぱり普通に食べるよりもおいしく感じました♪ 流しそうめんだと、麺同士がくっつかないのもいいですよね。
ちなみに、氷も一緒に回ってくれたらもっとひんやりして最高だと思うのですが、どうでしょうか?
氷も問題なく流れました! これでずーっとひんやりおいしく楽しめそう♪
今度は、みんなで集まれるようになったときにも使えるのか、大きめの器でも試してみましょう。でっかいタライを使ってみます!
こんなに大きな容器でも流れてくれるのでしょうか?
そうめん1人前だとかなり少なく感じますね(笑)
いざスイッチオン!
う〜ん、うまく流れませんでしたね……! さすがに大きすぎたみたいです(笑)
ただ公式によると、「流しそうめんPocket」を2つ並べれば、水を八の字に回転させることもできるそうなので、大人数で集まれるようになったらもうひとつ買い足してもいいかもしれません♪
「水流パーツ」というものが付いていて、向きを上下入れ替えることで、左回り、右回りを切り替えることができます。2つ使う際は、片方は左回り、もう片方は右回りになるようにセットするんですね!
いろいろ試した結果わかった、上手に使うための条件をまとめてみましょう!
・器のサイズの目安は16〜23cm
・器の底はなるべく平らなほうがいい
・水の量は多すぎても少なすぎてもダメ
・そうめんはからまないように少しずつ入れる
・茹ですぎたそうめんや、茹でてからかなり時間がたったふやけたそうめんは底に沈みやすいので注意
以上の条件を守れば、おいしい流しそうめんを楽しめますよ!
最後にお手入れについてですが、そばちょこ、薬味入れ、水流パーツは洗うことができます。モーターパーツは洗えないため、使用後はきつく絞ったタオルなどで拭いて、電池を抜いて十分に乾燥させましょう。
カバンにもすっぽり入るサイズなので、この夏はいつでもどこでもソロ流しそうめんができちゃうかも?
実のところ、使ってみる前はジョークグッズ的なアイテムかなと思ってしまっていたのですが、これはアリですよ! 私はそうめんがめちゃくちゃ好きで季節問わずよく食べるので、ヘビーユーザーになりそうです。
ひとりで流しそうめんがしたいという場合はもちろん、家族数人までなら問題なく楽しめると思います。流しそうめん器が欲しかったけど、かさばるからためらっていた……という人はぜひ試してみてください!
こんな夏だからこそ、流しそうめんで食事の時間を楽しく彩りましょう♪
都内を中心に活動するミュージシャンです。歌ったり作ったりしています。よろしくお願いいたします! http://www.peppermint-web.net/