飲食店で出されるお料理を、見よう見まねで自宅再現してみるのが趣味の筆者。あの名店の味や見た目に近づけようと研究に余念がないのですが、設備的にどうしても挑戦できずにいるお料理がありました。カスタードの表面を焦がして作るお菓子“クレームブリュレ”です。表面だけを直火で炙って作るのでバーナーが必要です。一般家庭でひんぱんに使うものではないため、購入しようと探しても見つかるのはかなり大げさな業務用。何か手ごろなものはないかなと思っていたところ、こちらの商品を見つけました。
こちらの商品の特長は、なんとカセットガスに取り付けて使用ができること。取り付け位置に合わせて横に回すだけで簡単に取り付けることができ、点火・消火もワンアクションです。
また、火力調節つまみで炎の強弱の調整も可能。レバーを回転させるだけで、炎の形状を柔らかく広がった炎から細く尖った炎まで段階的に調整することもできます。
![]() |
手元の黒い部分が炎の強弱の調整つまみ。バーナー筒の根元にあるグレーのつまみで炎の形状を調整できます |
![]() |
レバーを引いて着火。ライター感覚で簡単です |
カセットガスを取り付けた状態の重さは550グラム程度。女性が片手で持つことができる重さですが、転倒や落下を防止する付属の安定プレートを装着した状態で、指を離しても点火状態をキープしておける“ホールドボタン”もあるので便利です。
というわけで、さっそくカセットボンベを装着して調理。クレームブリュレをはじめ、さまざまな食材を炙ってみました。
![]() |
まずはずっと挑戦したかったクレームブリュレ。表面のザラメ糖をバーナーでキャラメリゼ。写真の撮影に夢中で若干炙り過ぎてしまったものの、表面がカリカリ、カチカチのキャラメル状に |
![]() |
持ち帰り寿司屋で購入したお寿司(サーモン、ほたて、イカ)を炙ってみました。表面が香ばしくなり、ほんのり甘みが引き出され絶品! |
燃焼時間の目安はカセットボンベ1本で1時間半〜1時間50分程度。ほんのちょっと炙るだけで、家庭の料理がレストランや高級洋菓子店の職人が作ったような本格派になります!