高級なレストランでワインをいただくと、お店の方がグラスにワインを注いでくれます。一般的なワインボトルの口は厚みがあるため、注いだボトルを戻す時に液だれしやすいものです。さすがに、お店では注ぎ方が上手なのでそんなシーンに出くわすことはありませんが、自宅ではそうは問屋が卸さないようで、テーブルクロスのあちこちに赤やピンクのしみが…。さらに、大切なラベルにもしみが…。ワイン好きには共通の悩みのようです。
筆者が見つけたのは、北欧デンマーク製の「ドロップストップ(Drop Stop)」というもの。フィルム型のワインポアラー(ワインを注ぐグッズ)で、くるりと丸めワインボトルに差し込んで使います。世界各国で1億枚以上も売れているそうで、これを使えば、ワインを注ぐ時に流れ落ちるしずくから完全にバイバイできます。
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本体を取り出しくるりと丸めます |
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ボトルの口に差し込むだけ |
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後は普通に注げばOK |
見た目もオシャレなので、パーティーなどで使っても違和感はなく、もちろん液だれの心配もありません。素材は、ポリエステル、ポリプロピレン、アルミニウムを多層に重ねたものなので、におい移りはなく、洗えば何度でも使えます。さらに、液だれ防止だけでなく、注ぐ量も調整しやすくなるという、一石二鳥のすぐれものですぞ。