いいモノ調査隊

キッチンに革命。自動回転で料理の焦げ付きを防ぐロボット

筆者は自宅で時々料理を作ります。しかし、食材をカットしたり、違う作業をしている間にフライパンや鍋が焦げ付いているなんてことも…。実は以前から、テレビ通販で紹介されている「ロボステア」なるものが気になっておりました。「ロボステア」は、フライパンの中に入れておけば具材を自動的にかき回してくれるという調理ロボット。ずっと我慢していたのですが、それも限界に。ついに購入してしまいました。

ロボステア(Robostir)

欲しかった念願の商品。ようやく入手しました

それでは、実際に使ってみましょう。実は、モーターで羽根のようなものを回転させてかき混ぜるものだと思っておりましたが、本体を見ると、回転部分が見つからずいやな予感が…。しかし、電池をセットしスイッチを入れると疑問は一瞬にして解消しました。本体そのものが回転します。つまり、本体上部に設置されたバイブレーターが作動することで、その振動が足に伝わって回転するという仕組みです。

一見、火星人のような出で立ち

一見、火星人のような出で立ち

足の先端のシリコンは250度の耐熱性があるので炒め物でも問題なし。1本はしっかりかき混ぜられるよう長くなっています

足の先端のシリコンは250度の耐熱性があるので炒め物でも問題なし。1本はしっかりかき混ぜられるよう長くなっています

電池(単三形4本)は本体上部に設置。この部分が振動します

電池(単三形4本)は本体上部に設置。この部分が振動します

振動で本体を回転させる機構なので、回転力自体はそれほど強くありません。スイッチは3段階になっており、それぞれ回転のスピードや力強さが異なります。入れる具材の種類や量によって、そのつど使い分けるのがよさそうです。

動いている様子をムービーで撮影しました

残念ながら、万能調理ロボットは、ちょっと言いすぎでした。チャーハンやパスタ、野菜炒めのように具材が重く多いもの、肉じゃがやごろごろ野菜たっぷりのカレー・シチューなど、かき混ぜるのに力が必要な料理ではうまく回転しませんでした。小さくカットした具材のスープ、卵とじスープ、みじん切りの炒め物などはいい感じで仕上がります。

ただ、「ロボステア」が回転し、具材をかき混ぜている姿は、見ていてなかなか楽しいものです。くれぐれも楽しげな動きに見とれて、ほかの鍋を焦げ付かせないように♪

わたる
Writer
わたる
主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。
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