包丁で処理が難しい果物・野菜の代表格である“アボカド”。おいしいけれど、処理が面倒なので買うのをためらうこともあったのですが、目から鱗のこちらの商品を購入して以来、気軽にアボカド料理が楽しめるようになりました。
カナダのキッチンアイテムブランド“Trudeau”の商品。一見何の変哲もなさそうに見える商品ですが、これが想像以上にスグレモノ。手のひらサイズのステンレス製のツールですが、3辺に施されているちょっとした細工を駆使すると、アボカトの種取りから皮むきがアッという間にキレイにできてしまいます。
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裏側には使い方を解説したイラストが描かれているのも、ちょっと気が利いています |
まずは、下側の小さなギザギザ部分を、アボカドの皮に縦に当ててグイグイと押し込んでいきます。種に刃が当たったところで、さらにぐるりと一周する感じで反対側も押し込んでいくと、実が半分に分かれます。
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アボカドを握って、軽くナイフを入れるように周辺をグイグイと押し込んでいきます |
次に、種のある側の実を手に握り、先のとがった部分を種の下に挿し込むと、テコの原理のように簡単に種が取れます。
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一周すると、パカッと半分に割れます。このような熟し切ったアボカドでなければもう少し崩れずに切れます。先の細い部分を使って、種をクイっと外します |
そして最後に、先が丸いほうを実と皮の間に軽く挿し込み、スプーンですくう要領で皮から実を取り出します。
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スプーン状の部分を皮と実の間に挿し込み、すくうようにして実を外せば完了! |
この3ステップだけで本当にキレイに素早くアボカドの処理が完了。後は、好きなようにカットすればオーケー。アボカドカッターはほかにもいろいろありますが、そのままサイの目にカットされてしまったり、決まった大きさにカットされてしまうのがネックでしたが、これであればカットそのものは包丁で自分で自由に行えます。
今まで苦労していた作業がこれほど簡単にしかもキレイに解決してしまったので、「なぜ今までこれを持っていなかったのだろう?」と軽く後悔してしまったほど。アボカド好きにはマストなアイテムです。