いいモノ調査隊の隊員となってから、自家製の食べ物を作ることにすっかりハマってしまっている筆者。豆腐やぬか漬けなどいろいろと作ってきましたが、肉好きの筆者としてはやっぱり肉が食べたい! というわけで、肉料理を求めて今回はソーセージを作ってみました。
貝印の「ソーセージメーカーセット」です。さっそく箱を開けてみると、お肉を詰める本体と、太さの違う2種類のノズル、ノズルを洗浄するためのブラシがセットになっています。
作り方はシンプル。本体に肉を詰め、ノズルと本体をセットし、ケーシング(羊や豚の腸を塩漬けしたもの)をノズルに装着します。肉を詰めた本体のレバーを握ることで、肉が押し出されてケーシングに出てくる仕組み。あとは適当なところでひねれば、あのソーセージの形状になるわけです。
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本体にあるレバーを握って肉を押し出す |
では、さっそく作っていきましょう。用意したのは、ソーセージメーカーにくわえ、ひき肉、香辛料、ウインナー用のケーシング(今回は羊の腸)です。
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材料です |
肉と香辛料を混ぜて種を作るのですが、手早く混ぜるのがポイント。衛生面もさることながら、ソーセージを作るうえで肉の温度の上昇を防ぐことはとても重要なのです。低温(できれば10℃以下をキープしたい)で具材を混ぜることで肉、塩、脂、水分が結合し、プリっとした食感のソーセージが生まれます。温度が高くなってしまったソーセージはボソボソとした食感になってしまうので、手早くそして十分に混ぜていきます(それにしても冷たい肉を混ぜるのって、結構大変です)。
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香辛料はお好みで。肉の臭みが消えるので、結構多めに入れてもいいかもしれません |
作った種をソーセージメーカーの本体に詰めていきます。
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本体にソーセージの種をいっぱいいっぱいまで詰めます |
ノズルを取り付け、あらかじめ水で戻しておいたケージングを装着します。
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薄い膜状のケージングをノズルに装着 |
さぁ、いよいよレバーを握って、お肉を押し出していきます。ソーセージはできるのか?!
ウニョウニョ、ニョキニョキと出てくるソーセージ!!
※ソーセージの太さを均一に保つために、レバーを握る担当と、出てくる肉を受け取る担当の2人体制で臨んだほうがよさそうです。
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あっという間に1本の長いソーセージが! |
パンパンにつめすぎるとあとで破裂してしまうので、弾力を確かめながら8〜9割くらいに詰めていきましょう。あとは、食べやすい大きさのところをひねって、糸で結べば完成です。
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空気が入ってしまったら、針や楊枝を刺して空気を抜けば大丈夫 |
あとは70℃前後のお湯でじっくり茹でるだけ! 高温で茹でるとパサパサになってしまうので、沸騰しないように気をつけましょう。
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沸騰しない程度の温度でじっくり茹でます |
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茹であがったら、結んでいた糸の部分を切ればソーセージの完成です |
茹でたソーセージにポテトを添えて、たっぷりのマスタード。ソーセージに合う飲み物といえば、ビールでしょう!!!
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手作りソーセージの完成! |
自分で作ってみた食べ物って、なんておいしいのでしょう。ソーセージメーカーを使うことで、簡単にお店で売っているようなソーセージが作れました。茹でた後、ガーリックと一緒に炒めてもおいしかったです。
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たっぷりのオリーブオイルで炒めてみました |
こちらのソーセージメーカーセットには洗うためのブラシも付いていますので、ノズルを洗うのも難しくありません。お手入れが楽ちんだと、何度でも作りたくなりますよね。
今回作ってみた自家製のソーセージは、工程も楽しめますし、好みの味を見つけるための次回への楽しみもあるのですが、材料を自分たちの目で見て選んで作れるというのも安心できるポイントなんじゃないか…と改めて思いました。ソーセージ道、これも自分の好みの味を求めて、何度も使ってしまうこと間違いありません。
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