毎週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、パナソニックから、スチームオーブンレンジの最上位機種「3つ星ビストロ NE-BS1300」と、スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器の最上位機種「Wおどり炊き SR-SPX6シリーズ」のほか、EIZOのカラーマネージメントに対応した24.1型ワイド液晶ディスプレイ「ColorEdge CG247X」を紹介する。
2016年6月1日(水)発売
パナソニックから、スチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ」の最上位機種「NE-BS1300」が発売される。
肉や魚をこんがり焼き上げるスチームオーブンレンジ。ヒーター線の厚みや幅、W(ワット)数の最適化により、立ち上がりが早く高温維持が可能な平面形状の「大火力極め焼きヒーター」を搭載した点が特徴。また、天井とヒーターの密着性を高めるハニカム形状の天井を採用し、ヒーターの熱を効果的に庫内に伝え、グリル皿と併用することで、肉や魚の両面をこんがり焼き上げるという。
さらに、庫内天井にオートクリーン加工を行い、天井の油汚れを熱で自動的に分解し、手入れの手間を軽減する。
調理メニューは、10分で簡単にできる100レシピに加え、新たに3つの素材で、準備と手間もかからず調理できる「3素材×3ステップ」調理コースも搭載。例えば、冷蔵庫にある豚肉とキムチとアボカドの3つの食材で簡単に「キムチとアボカドのカツ」ができる。
このほか、オーブンの温度調節範囲が80〜300度(300度運転時間は5分。その後230度に切り替わる)/発酵が30〜45度。庫内容量は約30L。
本体サイズは、外寸が494(幅)×390(高さ)×435(奥行)mm、内寸が394(幅)×235(高さ)×309(奥行)mm。重量は約20kg。ボディカラーは、ルージュブラックとホワイト。
2016年6月1日(水)発売
パナソニックから、スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器「Wおどり炊き」の最上位機種「SR-SPX6シリーズ」が登場。ラインアップとして、炊飯容量(白米)が0.09〜1.0Lの「SR-SPX106」、0.18〜1.8Lの「SR-SPX186」を用意する。
お米一粒ずつに、均一に熱を伝える「Wおどり炊き」を進化させ、炊飯中の水分量に合わせて加圧・減圧を調整する「圧力コントロール」を採用した炊飯器。水分量が少なくなる沸騰維持工程の後半で、ゆっくりと減圧して、お米をふんわりと立ち上げられるようになった。この時にできた米粒の間の空気層に、「焼き効果」のある高温スチームを行きわたらせることで、余分な水分を飛ばし、ごはん表面のベタ付きを約54%低減(従来機種「SR-SPX105」との比較)。ハリのあるごはんを炊き上げる。
また、もち米100%やもち米に白米を混ぜた場合で、それぞれに適した火加減で炊き上げる「赤飯」「おこわ」の各専用コースを搭載。これにより、炊飯時間を約40%短縮(従来機種「SR-SPX105」との比較)し、「赤飯」では白米並みの46分、「おこわ」では48分〜58分で炊き上げられる。加えて、IHスチームの温度をそれぞれ220度と150度に高め、もちもちした弾力感が向上し、蒸したような食感を得られるという。
「SR-SPX106」の主な仕様は、消費電力(炊飯時)が1210W、本体サイズは26.6(幅)×23.3(高さ)×33.8(奥行)mm、重量は6.9kg。「SR-SPX186」の主な仕様は、消費電力(炊飯時)が1400W、本体サイズは29.2(幅)×36.5(高さ)×26.7(奥行)mm、重量は8.2kg。いずれもボディカラーは、ルージュブラック、スノークリスタルホワイトの2色を用意した。
2016年6月3日(金)発売
EIZOから、カラーマネージメントに対応した24.1型ワイド液晶ディスプレイ「ColorEdge CG247X」が発売される。
映像制作市場向け「ColorEdge CG247」の後継機種。広色域パネルを採用し、Adobe RGB色域99%を再現するほか、映画制作に用いられる表示規格「DCI-P3」のカバー率を95%から98%に向上。コントラスト比は、白浮きを抑えて引き締まった黒色を表示できるよう、従来の1000:1から1500:1に向上させている。
また、電源を入れてから表示を安定させるまでの時間を7分から3分に短縮。標準消費電力は、従来比32%削減しており、22Wとなっている。付属の遮光フードは、組み立てが必要な従来のタイプから、ワンタッチで取り付け・取り外しできるタイプに変更した。
キャリブレーション機能は、筐体にキャリブレーションセンサーを内蔵し、専用ソフト「ColorNavigator」を使用して最適な表示にすることが可能なほか、表示品位を維持するための定期的な再調整も自動で行われる。加えて、画面全体の輝度・色度が均一になるように補正する専用回路の搭載や、個体差のない滑らかな階調表現を実現している。
主な仕様は、解像度が1920×1200ドット、パネルがIPS、表面処理がノングレア、バックライトが広色域LED、視野角(標準値)が水平・垂直178度、輝度(標準値)が400カンデラ、コントラスト比(標準値)が1500:1、応答速度(標準値)が10ms(中間階調域)。
このほか、ディスプレイインターフェイスは、DisplayPort×1、DVI-D×1、HDMI×1を装備。本体サイズは575(幅)×417〜545(高さ)×245.5(奥行)mm。重量は約8.9kg。