2026年注目のイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン4機種をレビュー。左からHUAWEI「FreeClip 2」、ソニー「LinkBuds Clip WF-LC900」、Shokz「OpenDots 2」、Anker「Soundcore C50i」
音楽リスニングや動画視聴で活躍する完全ワイヤレスイヤホン界隈で、新定番として急速に存在感を増しているのが耳をふさがない「オープン型」イヤホン。さらにそのなかでも特徴的なのは「イヤーカフ型」と呼ばれる耳に“挟む”タイプのイヤホンだ。
そんなイヤーカフ型イヤホンの新製品から、ソニー「LinkBuds Clip WF-LC900」、Shokz「OpenDots 2」、HUAWEI「FreeClip 2」、Anker「Soundcore C50i」という注目の4機種を実機でチェックした。
音質インプレッションには、J-POPから幾田りら「百花繚乱」、米津玄師「IRIS OUT」、ジャズからダイアナ・クラール「夢のカリフォルニア」を使用。さらに、価格.comマガジン公式YouTubeのトーク系動画、Disney+の映画「ズートピア2」も再生し、トークやエンタメとの相性もチェックした。
Shokz「OpenDots 2」の装着イメージ。耳のふちに“挟む”ように装着する
2024年から火が付いたイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンは、耳穴をふさがないオープン型イヤホンの発展型だ。耳のふちを前後から挟むように装着するため、物理的な耳への負担が小さく、イヤホンを着け外しもしやすい。
耳栓のような「カナル型」完全ワイヤレスイヤホンが音質・ノイズキャンセル性能において本命であるのに対して、イヤーカフ型は手軽さ、ラフさに振り切ったタイプ。とにかくラクであることが重要で、僕個人としてもイヤーカフ型の製品を使い始めて以来、ワイヤレスイヤホンの利用シーンが大幅に増えた感覚がある。
音質の本命はカナル型とはいえ、昨今はイヤーカフ型の製品の音質向上も進んでいる。以前の“ながら聴き”イヤホンは音質を割り切ったものが多かったのだが、現在は低音の量感、ボーカルの定位だけでなく、音場の広さまでカバーし始めているのだ。本記事で紹介するイヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホンは、どれも最新機種らしい完成度の高い製品だ。以下、順にひとつずつレビューしていこう。
イヤーカフ型製品の多くは、一般的なダイナミック型ドライバーを使っている。Shokz「OpenDots 2」の場合は、2つのユニットを搭載し、メッシュ状のスリットから音を放出する仕組み
カラーバリエーションは4つ
ソニー「LinkBuds Clip WF-LC900」は、同社初となるイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンだ。10mmダイナミック型ドライバーを搭載し、ソニー独自の高音質化技術「DSEE」にも対応する。これは圧縮音源で失われやすい高域成分を補完する技術で、ストリーミング音源でも自然な広がりを得られるとしている。さらに「スタンダード」「ボイスブースト」「音漏れ低減」という3種類のリスニングモードを搭載。コンテンツや周囲の環境に合わせて音の方向性を切り替えられるカスタマイズ性はソニーらしい。
バンドの部分は太め
「LinkBuds Clip WF-LC900」の実機に触れてみると、ユニットとホールド部をつなぐバンド部分はやや太め。耳への装着時はしっかり固定され、軽く引っかけるというより耳のふちを安定して挟み込む感覚だった。耳の形状によっては圧を強めに感じる可能性があるが、付属の「フィッティングクッション」をバンド部分に取り付けることで装着感の調整もできる。この調整機構まで含めて、フィットを作り込むという考え方だ。
操作は本体やバンド部分をタップする方式。再生・停止、音量、通話の応答など操作に対応し、アプリで割り当ての変更もできる。誤操作を抑える意味もあって、ダブルタップ以上の操作を中心に使う体系だ。
筆者の耳では、ふちを強めに挟み込む形でしっかりとフィットしてくれた
専用アプリ「Sony Sound Connect」による音質カスタマイズが豊富
専用アプリは「Sony Sound Connect」。3種類のリスニングモードに加えて、10バンドイコライザー、5種類のプリセット、好みの音を選びながら設定を作る「ファインド・ユア・イコライザー」など、サウンドのカスタマイズも豊富。ユニークなのは「BGMエフェクト」だ。室内に流れているBGMのように音楽を再生する機能で、“ながら聴き”に特化したモードだと言える。
「LinkBuds Clip WF-LC900」は、オープンイヤーらしい開放感のあるサウンド。「百花繚乱」では、ボーカルだけを不自然に浮かせず、周囲の楽器やコーラスとやわらかくなじませる。音像は耳元に張り付かず、前後左右へ滑らかに広がるため、情報量の多いアレンジでも窮屈になりにくい。「IRIS OUT」の低音は必要以上に膨らませず、輪郭を引き締めてリズムを刻むタイプだ。ダイアナ・クラールでは、声とピアノが軽やかでナチュラルなトーン。“イヤーカフ型らしさ”を強く残したサウンドといったところ。
YouTubeのトーク動画や「ズートピア2」では、セリフを前面に押し出すというより、環境音やBGMを含めて場面全体を自然に再現する。騒音下で声の再現を優先したい場合は「ボイスブースト」も有効だが、静かな室内では「スタンダード」モードのほうが音のつながりは自然だった。「LinkBuds Clip WF-LC900」は、総じて自然な音のバランスに仕上げられた実にスタンダードな1台と言える。
・ドライバー:10mmダイナミック型
・重量:約6.4g
・Bluetoothバージョン:5.3
・対応コーデック:SBC、AAC
・連続再生時間:最大9時間(音楽再生)/ケース併用時 最大37時間
・急速充電:3分充電で約60分再生
・防滴性能:IPX4(イヤホン本体)
・マルチポイント:対応
カラーバリエーションは3つ
骨伝導・オープンイヤー型イヤホン市場を長くリードしてきたShokzの最新イヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホンが「OpenDots 2」だ。本製品は骨伝導型ではなく、ダイナミック型ドライバーを搭載する。
音響技術の中心となるのは「Shokz Bassphere 2.0」。2基の11.8mmダイナミック型ドライバーを連動させ、16mmのシングルドライバーに相当する出力を実現するというものだ。メーカーによると、振動板の歪みも従来構造から70%低減したという。
さらに、音の出口の角度を調整して耳へ効率よく音を届ける「MirrorPitch」、音漏れを抑える「DirectPitch」、広い空間再現を図る「Dolby Audio」も搭載。多数の音響技術で目指している方向は明快で、オープンイヤー型でも低音の量感と広い音場を成立させることにある。
比較的小型でバンド部も細め。左右の自動判別機能も持っている
「OpenDots 2」でまず印象的なのは、小型であること。そして装着しても、耳に触れている感覚が小さい。片側約6.4gという数値以上に、接触する面積の狭さと当たりのやわらかさで、長時間装着していても存在を意識しにくいのだ。
ユニットとホールド部をつなぐバンド内部には、「JointArc」という柔軟なニッケルチタン製アームが仕込まれている。耳の輪郭に沿う立体成形シリコンと組み合わせ、圧迫感を抑えつつ、動いてもずれにくいフィット感を実現していた。メガネや帽子とも干渉しにくく、イヤーカフ型の快適さを正面から追求した設計だ。
操作はバンド部分のタップに加えて、後方のバッテリーユニットをつまむ感圧操作にも対応する。タップ、2本指での押し込み、ダブルタップ、トリプルタップ、長押しなどを使い分けられ、タッチだけに頼らないため操作時に本体がずれにくい。
バンド部には弾力がある。筆者の耳ではバンド部が耳に触れず快適だった
専用アプリ「Shokz」から「Dolby Audio」機能の有効化などが可能
専用アプリ「Shokz」から「Dolby Audio」機能の有効化などが可能
各種機能の設定用に「Shokz」アプリが用意される。操作の割り当て、マルチポイント接続、イヤホンの位置確認、ファームウェア更新などを管理できる。
音質のプリセットモードは「スタンダード」「低音強化」「ボーカル」「プライベート」の4種類。さらに手動イコライザー(EQ)と、リスニングテストを通じて自動調整する「スマートEQ」も用意される。「プライベート」モードは高域を抑えて音漏れを低減する方向、「ボーカル」モードは歌声や会話の輪郭を鋭くする方向だ。標準状態の完成度が高いため、基本は「スタンダード」モードで扱い、環境やコンテンツに応じて調整する使い方が合っているだろう。
「OpenDots 2」の特徴は、音のクリアーさと耳の周囲を音で包み込むような空間表現の巧さだ。「百花繚乱」では、ボーカルがクリアに立ち上がりながら、その周囲へ楽器やコーラスが弧を描くように配置される。音が耳元の一点から出てくるのではなく、頭の周りにステージを作る感覚が強い。「IRIS OUT」の男性ボーカルも輪郭が明瞭で、声の芯が伴奏に埋もれにくい。低音は量感があるだけでなく、立ち上がりの速さと弾むようなリズム感を持つ。ベースをただ太く鳴らすのではなく、アタックと余韻を分けて描く、音楽的なセンスを感じるサウンドだった。
ダイアナ・クラールでは、声の前後関係とピアノの広がりが自然で、演奏空間の空気を感じやすい。周囲の環境と音楽を融合させたリスニング空間を作り出すようだ。
YouTubeのトーク動画は声の輪郭がはっきりし、「ズートピア2」ではセリフ、効果音、音楽の位置関係もつかみやすい。音楽だけでなく、映画やアニメを長時間見る用途との相性も良好だった。
「OpenDots 2」は耳の周囲を包むような空間表現と装着時の快適性にすぐれた新世代機だと言える。
なお、アプリから「Dolby Audio」をオンにすると低域と空間の広がりがさらに強まり、ライブ感や映画的なスケールが増す。いっぽうで、オフの状態でも音場は十分に広く、純粋なステレオ再生を好むなら無理にオンにする必要はないとも言える。
・ドライバー:11.8mmダイナミック型×2
・重量:約6.4g
・Bluetoothバージョン:6.1
・対応コーデック:SBC、AAC
・連続再生時間:最大10時間(音楽再生)/ケース併用時 最大40時間
・急速充電:5分充電で最大120分再生
・ワイヤレス充電:Qi対応
・防じん・防水性能:イヤホンIP57、ケースIP54
・マルチポイント:対応
カラーバリエーションは5つ
オーディオ製品でも高いファッション性を追求するHUAWEI(ファーウェイ)。初代「FreeClip」でイヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホンを世に知らしめた立役者でもある。その第2世代モデルが「FreeClip 2」だ。
新開発の10.8mmダイナミック型ドライバーを2基搭載し、メーカーによると初代と比べて音量と音圧を約100%向上したという。さらに、従来比約10倍の処理能力を持つというNPU AIプロセッサー搭載により、音声処理や通話ノイズリダクション機能を強化している。
光沢のある本体が特徴的
まず注目したいのは、デザインの美しさ。形状は、前方の「アコースティックボール」(ドライバーが搭載された部分)と、耳の後ろに位置する「コンフォート・ビーンズ」を「C-bridge」と呼ばれるバンドでつないだ構成。光沢仕上げの本体はファッション志向だと言える。
「C-bridge」には、形状記憶合金と肌当たりの柔らかなシリコンを使用。片側約5.1gと軽く、バンドが細いため、装着位置が決まると締め付け感は小さい。ケースから取り出す際に左右を確認する必要はなく、装着後にイヤホンが左右を自動識別する仕組みも便利だ。
操作はダブルタップ、トリプルタップが基本。「コンフォート・ビーンズ」を上下にスワイプすると音量を変更できる。長押しへのAI機能の割り当ても可能だった。頭を縦に振って通話に応答、横に振って拒否する「ヘッドコントロール」にも対応する。
丸いボール部が耳にすっぽり収まる構造。筆者の耳ではバンド部が耳のふちにやや触れた
「空間オーディオ」などのカスタマイズが可能なアプリ「HUAWEI Audio Connect」
専用アプリは「HUAWEI Audio Connect」。iOSではApp Storeから導入可能だが、Android端末ではHUAWEI独自の「AppGallery」から導入する必要がある。
アプリでは音質のカスタマイズにも対応。「高揚」は重低音を強め、「高音強調」は音のエッジをかなり明瞭にする。「ボーカル強調」は歌声やセリフの存在感を前に出す設定だ。音の広がりを得るための独自機能「空間オーディオ」は「オフ」「固定」「ヘッドトラッキング」から選択可能。
また、イヤホン片側を落とした時に知らせてくれる落下検出機能も利用可能だ。
「FreeClip 2」のサウンドを端的に表すなら、「オープンイヤー型らしくない、普通の高音質イヤホンの領域に踏み込んだ音」だ。
「百花繚乱」では、ボーカルが耳元ではなく、頭の少し前方へ明確に定位する。歌声、コーラス、打楽器、シンセサイザーをしっかり分離し、明瞭に鳴らすさまは“普通のイヤホンのような”サウンドだ。「IRIS OUT」では、歌声の質感がビビッドで、語尾やブレスまで細かく追える。低音が響く空間そのものを描くような、情報量と立体感を備えている。
ダイアナ・クラールでは、アコースティック楽器の音色が美しい。ピアノのアタックは鮮明だが硬くなりすぎず、ボーカルの口元と胴の響きを描き分ける。解像感は高いが、分析的にはならず、ステレオ音源の情報を鮮やかに見せてくれる方向だ。
YouTubeのトーク動画では、人の声が背景音から明確に分離する。「ズートピア2」でもセリフの定位が安定し、小音量でも臨場感がある。音楽リスニングはもちろん、長時間の情報収集や映像視聴にも適したサウンドだ。
・ドライバー:10.8mmダイナミック型×2
・重量:約5.1g
・Bluetoothバージョン:6.0
・対応コーデック:SBC、AAC、L2HC
・連続再生時間:最大約9時間(音楽再生)/ケース併用時 最大約38時間
・急速充電:10分充電で最大180分再生
・ワイヤレス充電:対応
・防じん・防水性能:イヤホンIP57、ケースIP54
・マルチポイント:対応
カラーバリエーションは3つ
Anker「Soundcore C50i」は、ここで紹介するなかで唯一1万円台前半で購入できる製品だ(2026年8月6日時点の価格.com最安価格)。
振動板にはチタンコーティングを施した12mmの大口径ダイナミック型ドライバーを搭載。価格を抑えたモデルながら、高音質コーデックLDACにも対応する。
バンド部には形状記憶チタンワイヤーを使いフィット感を追求。音漏れを抑えるため、耳とドライバーの距離については多くの耳形状データを基に設計したという。音質、装着感、アプリ機能をひと通り揃えた、Ankerらしいコストパフォーマンス重視の製品だ。
デザインは標準的でカジュアルな印象
本体はやや大きめで、耳に装着すると前後のユニットがしっかり存在感を見せる。デザインはスポーティーでカジュアル。装着には耳を前後からカチッと挟んで安定させるタイプだ。
片側約5.5gと重量自体は軽く、形状記憶チタンワイヤーによって耳の形に追従する。位置を上下に少し動かし、音量とホールド感のバランスがよい場所を探すと使いやすい。
操作面で特徴的なのが、タッチセンサーではなく物理ボタンを採用していること。タップ操作ほどスマートに見えないかもしれないが、イヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホンはタップした際に本体がずれやすいため、前後からつまむように押せるボタンは合理的だ。1回、2回、3回押しと長押しを使い分けられ、移動中でも操作ミスが少ない。
耳をしっかりと挟み込むように使う。装着時の存在感はやや大きいと感じた
専用アプリは「Soundcore」。LDACコーデック使用にはアプリで設定が必須
専用アプリ「Soundcore」では、操作の割り当てやイコライザー設定が可能。「デフォルト」「ベースブースター」「ボリュームブースター」「クラシック」「ポッドキャスト」「トレブルブースト」などのプリセットに加え、カスタムEQも利用できる。「ベースブースター」は低音の厚みを増やし、「ボリュームブースター」は音全体を前へ押し出す、いかにもAnkerらしい音質設定。「ポッドキャスト」は声の帯域を強調するため、トーク動画や語学学習コンテンツにも使いやすい。
さらにアプリにはAI翻訳機能も用意されている。利用にはアプリへのログインとネットワーク接続が必要だが、イヤホンの利用範囲を音楽以外へ広げる機能まで網羅している。
イヤーカフ型になっても一聴してAnker(Soundcore)とわかる、メリハリと低音の量感を重視したサウンド。なお、出荷時のEQ設定が「ベースブースター」となっていたため、この設定で試聴している。
「百花繚乱」は、ボーカルにしっかりと厚みがあり存在感重視。楽器やコーラスは左右へ立体的に広がり、聴かせどころをわかりやすく作る。繊細なニュアンスを見せるというより、楽曲の勢いと楽しさを前へ出すタイプ。「IRIS OUT」では、低音が量感たっぷりに耳の周囲を満たす。キックは太く、ベースは沈み込みを感じさせるため、オープンイヤー型でも迫力不足を感じにくい。小音量でも低音とボーカルの厚みが残り、音楽の楽しさにあふれている。周囲の音を同時に聞くために再生音量を抑えたいイヤーカフ型では、この小音量時の力強さが実用面で効いてくる。
ダイアナ・クラールでは、ピアノのアタックとベースの存在感を強めに見せる。ジャズをややライブ感のある、エネルギッシュな音で楽しみたい人にはよく合うだろう。
YouTubeのトーク動画では声を太く聴かせ、「ズートピア2」では効果音や音楽の低音もしっかり再現する。映画やアニメを迫力重視で見る用途にも向いたサウンドだ。
・ドライバー:12mmダイナミック型
・重量:約5.5g
・Bluetoothバージョン:6.0
・対応コーデック:SBC、AAC、LDAC(※)
※LDACはアプリおよびイヤホンのファームウェア更新後に利用可能
・連続再生時間:最大7時間(音楽再生)/ケース併用時 最大28時間
・急速充電:10分充電で最大120分再生
・防じん・防水性能:IP55(イヤホン本体)
・マルチポイント:対応(※)
※LDAC使用時はマルチポイントとの同時使用不可
ソニー「LinkBuds Clip WF-LC900」、Shokz「OpenDots 2」、HUAWEI「FreeClip 2」、Anker「Soundcore C50i」の4機種をチェックしてみると、それぞれが明確に異なる方向から完成度を高めていることがよくわかった。
ソニー「LinkBuds Clip WF-LC900」は、イヤーカフ型イヤホンとしてスタンダードな自然な音のバランスと、豊富な音質モード設定が魅力。Shokz「OpenDots 2」は、耳の周囲を包むような音場と、装着していることを意識しにくい快適さが印象的だった。HUAWEI「FreeClip 2」は、まさに業界のテクノロジーリーダーで、音質・デザインとも徹底的に作り込まれている。Anker「Soundcore C50i」は、1万円台前半という価格ながら、力強い低音、LDAC対応、アプリでのAI翻訳機能まで盛り込んだ。
イヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホンの選び方は、音質の違いはもちろん、デザインや装着感も含め、自分が心地よいと感じる一台を選ぶのが正解。既にお気に入りの高音質完全ワイヤレスイヤホンを所有している人も、カジュアルな利用シーンで周囲の音を聞きたい時間だけイヤーカフ型へ切り替えるのもアリ。音楽や動画をもっと気楽に、付けっぱなしで楽しんでみてほしい。